ハイフ(HIFU)のおすすめクリニックをご紹介!痛みや危険があるって本当?

2023年3月13日

ハイフ(HIFU)は、メスを使わずにリフトアップ効果を期待できる施術です。年齢を重ねてくるとともに顔のたるみが気になりますよね。

本記事ではハイフ(HIFU)について以下の点を中心にご紹介します。

  • ハイフ(HIFU)の効果
  • ハイフ(HIFU)の種類
  • ハイフ(HIFU)のリスクやデメリット

ハイフ(HIFU)について理解するためにご参考いただけると幸いです。

よくある質問もまとめましたので、ぜひ最後までお読みください。

ハイフ(HIFU)とは

ハイフ(HIFU)は「High Intensity Focused Ultrasound」という正式名称で、頭文字をとって”HIFU"と呼ばれます。

高密度の超音波エネルギーを使い、気になるたるみやシワを改善するリフトアップ施術の一つです。肌深部のSMAS筋膜はコラーゲンで形成されていますが、加齢により減少するため、たるみやゆるみが生じてきます。

ハイフ(HIFU)は、SMAS筋膜にアプローチすることでたるみの改善へと導きます。

ハイフ(HIFU)の効果とは

ハイフ(HIFU)には、たるみやシワの改善以外にも期待される効果があります。以下で詳しく解説します。

小顔効果が期待できる

肌を支えているSMAS筋膜は、加齢や生活習慣によって筋膜にゆるみが生じます。超音波エネルギーは、肌奥の深い筋層へ直接アプローチできるため支えている筋膜が引き締まります。肌の内側から刺激をすることで、二重顎やシワを解消し小顔効果が期待できます。

たるみやシワ改善効果以外にも、肌質の改善も見込めます。高密度の超音波エネルギーは、皮下組織のコラーゲンやエラスチンを刺激します。刺激によりコラーゲンやエラスチンが損傷し、修復しようと新しく生成する力が働くため肌質改善につながります。

肌のハリや弾力もアップし、血流を良くする効果も期待できるのでいきいきとした肌質になります。

脂肪細胞の排出が見込める

ハイフ(HIFU)は顔以外の部分に照射することも可能で「ハイフ(HIFU)ボディ」といいます。

熱エネルギーを照射することで脂肪細胞は溶解され、血管やリンパ腺を通じて自然に排出されていきます。

照射部位は、2~3週間かけて徐々にボリュームダウンしていくので、部分やせをしたい方におすすめです。破壊された脂肪細胞は元に戻ることがありません。そのため、リバウンドが起こりにくい特徴があります。

ハイフ(HIFU)の種類

ハイフ(HIFU)には、3つの種類があります。

  • ハイフ

筋膜に高密度の超音波を照射し、顔のたるみ・目の下のくぼみ・フェイスラインへアプローチして改善をねらう

  • ハイフリニア

脂肪細胞に熱をくわえ、脂肪そのものを分解する。足首や手首以外の痩せたい部分に活用

  • ハイフシャワー

毛穴のひらきや小シワなど、肌の浅い部分に熱を照射する。ハイフやハイフリニアより、即効性のある効果が期待できる

ウルトラセルQ+

ウルトラセルQプラスの持続効果は、約半年〜1年です。3~6ヶ月に一度の施術を受けることで持続した効果が見込まれます。

肌の奥深くのSMAS筋層への刺激で、ゆるんだ筋膜を引き締めることによりリフトアップ効果が望めます。

ウルセラ

ウルセラの持続効果期間は1年〜1年半です。超音波の熱エネルギーをピンポイントで照射し、コラーゲンを損傷させます。コラーゲンの再生能力によって、肌にハリを持たせ、たるみの改善につなげます。

ダブロゴールド

ダブロゴールドは、最新のリフトアップマシンです。個人差はありますが、施術時の痛みが比較的少ないというメリットがあります。

熱エネルギーの照射範囲が1点に集中すると痛みが強くなりますが、ダブルゴールドは広範囲に照射をする、温度が低温であることで少ない痛みでの施術が可能です。

8分間で300ショットという短時間での照射ができるのも特徴となります。

ハイフ(HIFU)のメリット

ハイフ(HIFU)には、たるみの改善以外にもメリットがあります。そのうちの3つをご紹介します。

  • 肌へのダメージが少ない
  • 施術した跡が残らない
  • 気になる部分だけの施術が可能

肌へのダメージが比較的少ない

超音波による照射をするので肌へのダメージは少なくすみます。そのため、一般的にいうダウンタイムがほとんどありません。

肌を傷つけることもないので、治療当日からのメイクも可能となります。長期の休みを取れない方や、周囲の目が気になる方にもオススメです。

肌表面を傷つけずに肌の内側を施術できる

ハイフ(HIFU)は「切らないリフトアップ」として注目されている施術です。

美容整形の切開法によるリフトアップでは、髪の生え際などを切開して行います。ハイフ(HIFU)では高密度の超音波で照射をする施術のため、肌を傷つけることなく内側まで施術が可能です。

部分的な施術が可能

気になる部分だけを施術することもできます。パーツに合わせてミニカートリッジを変更し、目元、まぶた、口元など、細かくカーブしている部分への対応が可能です。

また、深いSMAS層や真皮層、肌表面などの層にも行うことができます。

ハイフ(HIFU)のリスクやデメリット

たるみやシワ、リフトアップの効果が期待できるハイフ(HIFU)ですが知っておくべきリスクもあります。安心して施術を受けられるように、デメリットも把握しておいてください。

  • 施術中の痛みがある
  • 赤みや腫れが出る可能性がある
  • 肌が乾燥しやすくなる
  • 紫外線の影響を受けやすい

施術中の痛み

ハイフ(HIFU)は、比較的痛みが少ない施術方法ですが人によって熱による痛みを感じる場合があります。

熱エネルギーが伝わりやすい骨の近くの部分は痛みを感じやすくなりますので、痛みに敏感な方は事前に相談をしましょう。施術中でも痛みを感じたら、施術者に伝えてください。

赤みや腫れが起きる可能性も

人によっては、施術後に赤みや腫れが発生してしまうことがあります。反応の強さも個人差がありますが、赤みや腫れは次第に落ち着いてきます。

肌が乾燥しやすくなる

ハイフ(HIFU)の施術後は、熱のダメージによって水分が失われてしまい、皮膚が一時的に乾燥した状態となります。施術後は、しっかり保湿をするなど入念にスキンケアをしましょう。

紫外線による影響を受けやすくなる

ハイフ(HIFU)の施術後は、肌が乾燥した状態です。乾燥していると肌のバリア機能が低下するので、紫外線による影響を受けやすくなっています。

紫外線から受けるダメージは、肌の乾燥を加速させてしまうので保湿をしたあとはしっかりUV対策を行いましょう。

日焼け止めをこまめに塗る、日傘で紫外線をカットする、屋内で過ごすときもUVケアを怠らない、などが必要です。

ハイフ(HIFU)によって起きる事故にも注意を!

必ずしも安全な施術とは言い切れません。ハイフ(HIFU)による事故も少なからず報告されています。

実際に発生したハイフ(HIFU)施術による事故

実際に起きた事故の中で多いトラブルは、熱傷(やけど)や神経損傷です。医療知識を持たない施術者が、間違った出力で施術してしまうために起こる事故が多いとされています。

ハイフ(HIFU)は医療行為ですので、医学や解剖生理の知識がある医療従事者が行う必要があります。

クリニック選びが大切

施術後のトラブルを防ぐためにも、クリニック選びが大切です。選ぶポイントとしては

  • アフターケアが充実しているか
  • 保証はされるのか
  • 口コミサイトでの評判

比較サイトなどを利用して、事前に調べておきましょう。

ハイフ(HIFU)に関するよくある質問

ハイフ(HIFU)に関するよくある質問をまとめましたので、気になる方は参考にしてください。

  • どのくらい痛いの?
  • ダウンタイムは何日かかる?
  • 施術料金は?
  • ハイフ(HIFU)の持続期間は?

どのくらい痛いの?

人によって痛みの感じ方は違いますが、ほとんどは「熱によるピリピリとした痛み」があることが多いです。これは、照射する部位や肌表面に当てるのか、深部まで当てるのかで痛みの強さは変わります。

  • SMAS筋層・・・4.5mm
  • 皮下組織・・・3.0mm
  • 真皮上〜下層・・・2.0〜1.5mm

当てる深さによってカートリッジも変更しています。施術中に痛みを感じたら、遠慮なく施術者に伝えましょう。

ダウンタイムは何日?

人によって違いはありますが、施術後は赤みやほてりが数時間続く程度です。2週間ほど赤みが続く場合がありますが、次第に落ち着いてきます。メイクで隠せることができるほどの赤みであることが多いです。

施術料金はいくら?

クリニックの値段相場は1〜4万円程度ですが、照射部位によって値段の違いがあります。以下の表を参考にしてください。

     部位       値段相場
 全顔〜あご下      約3万円
 全顔〜あご下〜首      約4万円
 首      約2万円

ハイフ(HIFU)の持続期間は?

医療ハイフは、1度の施術でおよそ3~6ヶ月持続します。より持続させたい場合は、3~6ヶ月ごとに施術を受けるとよいでしょう。

ハイフ(HIFU)のまとめ

ここまでハイフ(HIFU)についてお伝えしてきました。ハイフ(HIFU)についての要点を以下にまとめます。

  • 肌にダメージを与えずにリフトアップ効果が期待できる
  • ハイフ(HIFU)には、3つの種類があり部位によって施術方法が異なる
  • デメリットも理解した上で、クリニックを選ぶ必要がある

こちらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば嬉しいです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。