おすすめのアートメイククリニック!メリット・デメリットも合わせてご紹介!?
近年話題のアートメイク。「名前は知ってるけど、結局どういうものなの?」という方も多いのではないでしょうか。また仕上がりや痛みなど不安な事もありますよね。
本記事ではアートメイクについて以下の点を中心にご紹介します。
- アートメイクのメリット・デメリット
- どんな方にアートメイクはおすすめなのか
- 男性のアートメイクについて
- アートメイクは医療行為なのか
記事の最後には質問集をまとめました。アートメイクについて理解するためにもご参考いただけますと幸いです。
ぜひ最後までお読みください。
アートメイクとは
アートメイクは、肌の表面の0.02㎜~0.03㎜下に針で色素を注入して色を定着させる施術のことです。よく耳にするのが眉毛への施術ですが、眉毛だけでなく以下の部位にも施術ができます。
- アイライン
- 唇
- ほくろ
- 額の生え際
- 頭皮など
また眉毛の施術方法は、主に以下の2種類があります。
- 手彫り
- 医療マシン
手彫りは人の手で毛の流れを再現しながら施術できるため自然な仕上がりになると言われています。
医療マシンは施術時間が早く、手彫りよりも価格が比較的にリーズナブルで、アイブロウをしたようなはっきりとした印象となります。
アートメイクのメリット
皮膚に針を指して施術するアートメイク。どのようなメリットがあって多くの方が施術をおこなうのか気になりますよね。主に以下のメリットが挙げられます。
- メイク時間を短縮できる
- メイク崩れが無い
- メイクうつりが気にならなくなる
- すっぴんに自信が持てる
アートメイクをすると見た目の美しさだけではなく、日常生活においてのメリットもあります。具体的に説明します。
メイクの時短になる
目元はメイク次第で顔全体の印象が左右される、大事な箇所です。眉毛を左右均等に書いたり、アイラインをはみ出さずに書いたりすることは難しく、やり直しも面倒ですよね。
そんな毎朝のメイク時間を短縮できれば、余裕が出てメイク時間を他の時間に充てる事ができます。
アートメイクを受ければ、毎朝のストレスを解消し、目元や眉毛のメイクの時短に繋がりおすすめです。
メイク崩れが無い
汗っかきの方、皮脂が多い方はメイク崩れが悩みの1つではないでしょうか。そんな悩みを解消できるのがアートメイクです。
アートメイクは水に濡れて落ちることはありません。そのため、綺麗にメイクをしても時間が経つにつれて「眉毛の端が消えている、アイラインが滲んで目じりに溜まっている」なんてことが無くなり、日常的なメイク直しが不要となります。
海やプール等のレジャーでも美しさを保って思いっきり遊べます。
メイクうつりが気にならなくなる
アートメイクは目元だけではなく、リップの表面にも色素を入れて血色よく見せることや、好みの色、形への修正もできます。
アートメイクをすると、塗ったリップがマスクの裏に付くこともありませんし、食後のリップの塗りなおしも不要で、ハンカチで気にせず口元を拭えます。
普通のメイクだと少しこすればすぐ滲んだり消えてしまいますが、アートメイクはこすっても消えることがなく、顔が濡れてタオルで拭ってもメイクがうつりません。
すっぴんに自信が持てる
眉と目元がくっきりしていると、顔全体を引き締まった印象に見せることができます。アートメイクを施すことで、【すっぴんの薄い顔】の印象を変える事ができます。
すっぴんに自信がない方はお泊り旅行のお風呂の後、パートナーに見つからないように、薄く化粧をしたり、朝も先に起きてメイクを済ませたり…といった経験はないでしょうか。
アートメイクだとお湯で落ちる事もないのでお風呂上りや寝起きのすっぴん顔でも自信を持てます。
ありのままの素顔が美しくなると、毎朝鏡で見る自分の姿に自信が持て、気持ちが前を向きます。すっぴんに自信が持てる事が、アートメイクをおすすめする最大の理由と言えます。
アートメイクのデメリット
アートメイクを失敗しない為にはデメリットも理解しておく必要があります。以下のデメリットを具体的にご紹介します。
- 消すことが簡単ではない
- 美容整形と同じでアートメイクもダウンタイムがある
- 他の美容施術を平行しておこなえない可能性がある
簡単に消すことができない
アートメイクは1〜3年持続するもので、簡単に変える事は出来ません。今流行の眉毛にしても、次の流行に対応できない事も考えられます。
また、万が一アートメイクが気に入らなくて除去しようとしても、メイクの箇所によってはレーザー治療や、切除等を行う必要があります。
レーザーが目に入らないか、痛みが無いかと心配してなかなか踏み出せない、また金銭面でアートメイクの除去が現実的に難しいこともあります。そのため一度アートメイクを施すと気軽に消すのは難しいと言えます。
ダウンタイムがある
アートメイクは針を薄く指して施術する為、かさぶたのような細かな傷が付きます。
その細かな傷が治り色素が定着するまでの期間をダウンタイムと呼びます。
このダウンタイムの症状や期間は個人差があり、施術する箇所によっても違います。
例えばリップだと唇や周辺に水ぶくれが出来る口唇ヘルペスや皮むけの症状が出ます。
眉毛だと人によっては赤く痒みが出たり、色が定着するまで一時的に濃く見えたりすることもあります。
しかしおおよそ1~2週間前後で自然な色味となり、かさぶたが剥げだし完治していきます。ただ完治するまではクレンジングの使用やメイクはできず、リップの施術後は香辛料が多い食べ物を控える等、正しいアフター処置を行う必要があります。
他の美容医療を平行して行えない可能性
アートメイクと他の美容整形を同時におこなえるのか疑問ですよね。アートメイクの前後に以下の美容施術をおこなう場合は施術のタイミングを十分考える必要があります。
- ヒアルロン酸
- レーザー
- ピーリング
- 二重整形
- ボトックス など
肌の代謝を促進するレーザーやピーリング等の施術は、肌の代謝を良くします。そのためターンオーバーでせっかく注入した色素が吐き出され、アートメイクが消えたり薄くなったりする可能性があります。
またボトックスや二重整形なども、順番を間違うとアートメイクのデザインが崩れる可能性があり、アートメイクとその他の美容施術を平行して行うには、十分なカウンセリングを受ける必要があります。
アートメイクはどんな人におすすめ?
アートメイクで様々な悩みを解消したいと考えている方も多いでしょう。
アートメイクは以下のような方におすすめです。
- 朝の準備が忙しい方
- 運動をする方
- 顔立ちをくっきりさせたい方
- 眉毛の薄さがコンプレックスの方
朝の準備が忙しい方
朝は家事や子供のお世話、仕事の準備など多忙ですよね。その為、朝のメイクに充てる時間の優先順位はどうしても低くなってしまいます。時間が無いからと適当にメイクする方も多いでしょう。
アートメイクをすると朝起きた瞬間からきれいです。眉を均等に描いたりアイラインを引いたりする時間が無くなるので、大幅なメイク時間の短縮に繋がります。
メイクは365日ほぼ毎日行うもの。毎朝のメイクの時間を短縮すると朝の時間を確保することができます。
メイクをして運動する習慣のある方
近年スポーツジムが増え、筋トレなど運動をする方が多いですよね。どうせ落ちるからとノーメイクで行く方もいると思いますが、本当はメイク崩れの無い美しい姿で運動したいところ。
汗や皮脂で落ちにくいアイラインやアイブロウもありますが、どうしても限界があり汗で崩れてしまうのが悩みどころです。
アートメイクは汗や水で落ちないので、気にすることなく身体を鍛えられます。水泳やランニングなど運動習慣がある方にアートメイクはおすすめです。
顔立ちをくっきりさせたい方
彫が深いくっきりした顔は憧れますよね。また美人、かっこいいと言われる方はくっきりとした目鼻立ちをしている方が多いです。
アートメイクで眉毛を顔の骨格の比率に合わせてバランスよく太くすることで、目力が増し、顔全体をくっきりした印象へと導きます。
目元のアイラインのデザインも顔立ちをくっきりさせることが期待できます。
自然な雰囲気に仕上げたいなら薄くアートメイクを入れ、メイクで調整することができます。
くっきりとした目元に仕上げるなら、例えば切れ長のデザインを入れることができます。
好みのデザインでアートメイクを受けられるため、自分の理想的な顔立ちに近づけることができます。
眉毛の薄さがコンプレックスな方
眉毛が少ない、短い方にもアートメイクはおすすめです。
フサフサな眉毛は整えたり切ったりして調整ができますが、元々薄い眉毛の方は無理にアイブロウで眉を濃く太く描こうとし、眉がのっぺりとして不自然になることもあります。
アートメイクは決められた範囲を針で一定の間隔で塗りつぶす医療マシンと、毛の流れを針で描く手彫りの技法があります。
薄い眉の方でも、医療マシンで毛のない部分を塗りつぶした後に手彫りで微調整をすることで、自然なふんわりとした自眉毛のような仕上がりを目指せます。
メンズにも人気なアートメイク
男性芸能人でもアートメイクをしている方がたくさんおり、女性だけでなく男性からもアートメイクは注目されています。メンズ人気の理由は以下になります。
- 男性特有の顔立ちになる
- ビジネスシーンで役立つ
- 体を動かす仕事でもOK
それぞれの理由を具体的にご説明します。
男性特有の顔立ちに!
男性の眉毛が相手に与える印象は大きいです。眉毛が薄い、短いといったコンプレックスをお持ちの方で、日常的にメイクするのが難しい方もいらっしゃるかと思います。
メイクをしたとしてもナルシストな印象を持たれたり、不自然な出来栄えになったりすることも。
特にマスクを付けると目元しか見えないので、目元が整っていないと全体のイメージが悪くなることもあります。
アートメイクは、男性的なきりっとした直線ラインの眉毛を目指せます。垂れ下がった眉や薄い眉でどこか頼りない雰囲気だったのが、アートメイクをすることで頼りがいがある顔になります。
ビジネスシーンでも大活躍!
眉は顔の印象の8割を決めると言われています。そのため、商談や接客業など人と接する機会が多いビジネスシーンでも、アートメイクは大活躍します。
また相手の目を見て話をする際に自然と眉毛にも注目が行きます。
眉が左右均等でボサボサしておらずすっきり清潔にされていると、印象が良く仕事面でも好印象を持たれます。
アートメイクをすることで、様々なビジネスシーンで相手に与える印象を良くすることが期待できます。
体を動かす仕事でも問題なし!
建設業や配達業、スポーツ関連のお仕事や、農業等、特に夏に大量の汗をかくお仕事をされている男性にもアートメイクはおすすめです。
アートメイクは汗で崩れる心配が無く、大量の汗をタオルで気にせず拭うことも可能です。
またアートメイクは気になる髪の生え際や頭皮にも着色が可能です。
野外でのお仕事中の急な雨や、ヘルメットをかぶっての作業などで色素が落ちることはありません。
アートメイクは医療行為?
アートメイクは誰が施術するのでしょうか。また医療行為になるかも気になるところです。結論からいうと、
- アートメイクは医療行為
- 医師か、医師の指示を受けた医療従事者が行う
- 医療機関の認定を受けたクリニックで施術する必要がある
それぞれ具体的にご説明します。
アートメイクは医師の監督の下行う必要がある
以下の厚生労働省からの通知の通り、アートメイクは医療行為です。
第1 脱毛行為等に対する医師法の適用
以下に示す行為は、医師が行うのでなければ保健衛生上危害の生ずるおそれのある行為であり、医師免許を有しない者が業として行えば医師法第17条に違反すること。
(1) 用いる機器が医療用であるか否かを問わず、レーザー光線又はその他の強力なエネルギーを有する光線を毛根部分に照射し、毛乳頭、皮脂腺開口部等を破壊する行為
(2) 針先に色素を付けながら、皮膚の表面に墨等の色素を入れる行為
そのため、医師免許を持っている医師か、医師が常駐しているクリニックの看護師、准看護師が施術を行う必要があります。
医師が常駐していないクリニックで看護師が施術を行えば違反となります。
出典:公的機関「・医師免許を有しない者による脱毛行為等の取扱いについて(◆平成13年11月08日医政医発第105号) (mhlw.go.jp)」
必ず医療機関での施術を!
アートメイクは医療従事者以外がおこなうと重大な事故に繋がる可能性があります。
そもそも医療従事者以外が施術するのは医師法違反になります。
医師が在籍していないサロンやエステサロンで施術がおこなわれており被害も出ています。
以下は国民生活センターに寄せられた事例の一部です。
事例1 | 施術部位が化膿した | 眉のアートメイクを受けた所2回目の施術後化膿し皮膚科を受診。針や色素に問題があると言われた。 |
事例2 | 角膜に傷がついた | エステサロンでアイラインのアートメイクをし、痛さを訴えても施術を継続され終了後も涙と痛みが止まらず眼科を受診。角膜が傷ついていることがわかった。 |
事例3 | 痛みと腫れが続いている | 多少腫れると言われ安心してアートメイクを受けたが恥ずかしくて外出できない程眉の周りが赤く腫れて痛い。 |
必ず衛生面が確保された医療機関やクリニックで施術を受けることが大事だと分かります。
アートメイクに関するよくある質問
アートメイクに関するよくある質問にお答えします。
痛みはあるの?
アートメイクの痛みは施術する箇所によって違います。それぞれの箇所の痛みについて一例をご紹介します。
眉毛 | 毛を抜いた位の痛さ。比較的皮膚が厚く、日頃から毛を抜く箇所で痛みに慣れているため、寝ていたら終わっていたといった方もいる。 |
アイライン・リップ | 毛を抜いたよりも強い痛さ。アイラインは神経が多く皮膚が薄いため痛みを感じやすい。リップも皮膚が薄く普段刺激をすることが少ないので、痛みを感じる。 |
頭皮・生え際 | 比較的アイラインやリップに比べて皮膚が厚く、痛みは穏やか。爪楊枝でひっかかれたような感覚。 |
ただこれらの痛みはその方の体調や、麻酔との相性、恐怖感などの心理面でも異なります。
痛みの感じ方は個人差がありますが麻酔を使って緩和することができます。麻酔は医療従事者が扱います。
どのくらい持続するの?
アートメイクは肌のターンオーバーによりおおよそ2~3年で徐々に薄くなってきます。色の抜け方は個人差があり、またアートメイクの技法によっても持続期間は異なります。
手彫りは持続時間が比較的短いのに対し、医療マシンは持続時間が手彫りに比べて長い傾向があります。
また施術する部位によっても持続期間は異なり、施術回数や施術に使用するインクの種類、ダウンタイムの過ごし方などによって持続期間は異なってきます。
アートメイクは消せる?
アートメイクを消すには以下の4つの方法があります。
施術の種類 | 特徴 | デメリット |
レーザー | 肌に負担がかかりにくい1番一般的な方法。黒と青の色に反応して除去する。 | 黒色に反応するため毛が生えてこなくなる可能性がある。 |
切除 | レーザーで除去できない場合、レーザーの回数を増やさないと除去できない場合に行う。 | 内出血や傷跡が残るリスクがある。 |
除去液 | レーザーで除去できない赤系の色素を取るときに用いる。 | 針で除去液を注入して色を除去していくため、肌に負担がかかり炎症を起こすことがある。 |
肌色の色素を注入 | 色を除去するのではなく上から肌色に近い色素を注入してカモフラージュする方法。 | レーザー治療は肌色に反応しない為あとから除去することが難しい。 |
アートメイクを消す方法は、色素の入り方や色味、肌の状態などにより異なります。その人にあった施術を提案してくれるクリニックを選ぶようにしましょう。
アートメイクができない人はいる?
体質や基礎疾患によっては、アートメイクを受けられない可能性があります。施術ができない可能性のある方は以下の通りです。
- 妊娠中や授乳中の方
- 皮膚疾患やアトピーをお持ちの方
- 金属アレルギーの方
- 血液疾患や内科疾患がある方
- 施術箇所に傷がある方
- ケロイド体質の方 など
妊娠中はホルモンバランスが不安定で肌荒れを起こしやすいといわれます。また疾患がある方はアートメイクで処方される薬と普段の薬の飲み合わせを考える必要があります。
また、未成年の方の施術には親権者の同意がいります。
アートメイクに年齢制限はないですが、未成年は多感な時期なため、慎重に対応しているクリニックもあります。
施術ができる、できないの判断はクリニックによって違います。上記に該当する方や不安な事があれば、必ずクリニックに事前に相談するようにしましょう。
アートメイク おすすめまとめ
ここまでアートメイクおすすめについてお伝えしてきました。
アートメイクおすすめの要点をまとめると以下の通りです。
- アートメイクを受けるとメイク崩れが無く、毎朝のメイクの時短になり、すっぴんに自信が持てる。
- アートメイクは施術後にダウンタイムがあり、ダウンタイムが完了しないと他の美容施術が行えない。またアートメイクを消すにはレーザー治療等が必要で、様々なリスクがある。
- 運動する習慣のある方や眉の薄さがコンプレックスの方、朝が忙しい方にアートメイクはおすすめできる。
- 男性からもアートメイクは注目されており、アートメイクを受けるとビジネスシーンでも役立つ。
- アートメイクは医療行為で、医師免許を持った医師か、その医師の指示を受けた看護師等の医療従事者しかアートメイクを施術してはいけない。
これらの情報が少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。