ヒアルロン酸の値段はいくら?1本あたりの料金や部位ごとの値段相場を徹底解説
ヒアルロン酸は人間の体に元々存在している成分です。1gで約6リットルの水分を抱え込むので、お肌のハリや潤い不足には欠かせません。
本記事ではヒアルロン酸注射を中心に、
- 相場や期待できる効果
- クリニックを選ぶポイント
- ヒアルロン酸注射に関するよくある質問
などについてご紹介します。
ヒアルロン酸注射で得られるメリットデメリットを理解するためにも、ぜひ最後までお読みください。
ヒアルロン酸注射の相場とは
20代をピークに減少してしまうヒアルロン酸。
40代になると急激に減少するため、乾燥やしわ、たるみといった年齢肌を感じやすくなります。
さらに高齢になると関節痛を感じやすくなるなど、ヒアルロン酸は若々しいお肌を保つためだけでなく、私たちの健康維持にも欠かせない成分です。
ヒアルロン酸は元々私たちの体の中にある成分なので、ある程度安全に補うことができるとされています。
また注入後、すぐに効果を実感しやすいできるといった特徴もあります。
健康的な若々しさを保つためにも、ぜひ外から定期的に補うことをおすすめします。
ヒアルロン酸注射の相場は、種類や量、打つ部位によって異なりますが、およそ9,000円から15万円ほどです。
「ヒアルロン酸注射ってどこに打てるの?」
「高いイメージがあるけど…」
といった疑問を抱えている方に、打てる部位ごとに相場をお伝えします。
クリニックによっても金額が異なりますが、ここでは大体の相場について説明していきます。
鼻の形成の相場は2万~10万円
やや硬めのヒアルロン酸を鼻筋や目と目のあいだに注入することで、鼻筋のラインを形成することができます。
相場はクリニックによって大きく異なり、2万~10万円程度です。注入する量は0.5~1.0㏄で、約10分から15分で施術が受けられます。
ダウンタイムがほとんどないので、短時間であっという間に理想の鼻筋を手に入れられると言われています。
持続期間はおよそ12か月です。
また、どんな鼻になりたいかにより、ヒアルロン酸の種類を選ぶことができます。
涙袋の形成の相場は2~3万円
ヒアルロン酸注入でぷっくりとした理想の涙袋を作ることができます。
大きめの涙袋や、たれ目風などデザインを選ぶことも可能です。
相場はおよそ2万~3万円ほどで、注入量は片側が0.3~0.5㏄未満となっています。
施術は10分程度で、ダウンタイムは約2週間と比較的短めです。
極細の針を使うので、痛みはほとんどありません。
1日で理想の目元に近づくことができ、目元の小じわ改善も期待できます。
持続期間はだいたい3ヶ月~1年です。
あごの形成の相場は1万~10万円
あごにヒアルロン酸を注入することで、鼻頭から唇、顎を結んだEラインと呼ばれる、エステティックラインを作り出すことができ、美しい横顔の形成が期待できます。
顔全体がシャープになり、小顔効果が見込まれ、二重あごもスッキリするとされています。
相場は1万~10万円程度で、持続期間は6ヶ月~1年程度です。
注入量は個人差があるので、クリニックと相談して決めていきますが、だいたい1本(1㏄)で、ある程度形成できます。
唇の形成の相場は2~10万円
唇へのヒアルロン酸注入は、M字リップやアヒル口など理想の口元に近づけるだけではありません。
たてじわが消えることで、若々しい印象に見せることも可能です。相場は2万~10万円ほどで、ダウンタイムは1週間程度です。
施術時間は15分~30分程度で、効果は6ヶ月から1年程です。
注入する量が適切であれば、違和感のない美しい唇へ仕上がりますので、注入量については違和感のない美しい唇に仕上げるには、注入する量が重要ですので、クリニックでよく相談して決めていきましょう。
適切にクリニックを選ぶポイント3選
ヒアルロン酸注射を行うクリニックは数多く、クリニックにより使用しているヒアルロン酸の種類や得意とする施術箇所もさまざまです。
クリニックを選ぶ際は、カウンセリングの充実さ、保証はあるか、通いやすさなどを調べておくと良いと思います。
ヒアルロン酸の種類により、体に合う合わないがあると思いますので、カウンセリングしてくれるクリニックを選ぶと良いでしょう。
また、万が一失敗してしまった場合のアフターケアを行っているクリニックが良いと思います。
不具合が起きる場合もありますので、最後までしっかりケアしてくれるクリニックが理想です。
ヒアルロン酸は永久的なものでなく、およそ半年から1年で自然に体内に吸収されてしまいます。
定期的に通えるよう、自宅からの距離だけでなく、予約の取りやすさなども確認しておくと良いと思います。
自分の予算を設定する
まずは自身の受けたい箇所を明確にし、予算をしっかり決めておきましょう。
不要な出費を抑えられるだけでなく、施術の目的がはっきりすることで、仕上がりがイメージしやすくなります。
またクリニックでカウンセリングを受ける際にも、意思が伝わりやすくなり、施術もスムーズです。
ヒアルロン酸にはたくさんの種類があり、効果や持続期間についてもさまざまです。
しっかり予算を設定し、どのようになりたいかをはっきりさせておきましょう。
安価なヒアルロン酸注射に注意
インターネットでクリニックを検索すると、驚くほど安価で施術をしているクリニックもヒットします。
あまりに安価であれば、少し疑問を持つようにしてください。
安価なヒアルロン酸を使用すると、腫れたり、赤みが出たりと副作用が出やすくなり危険です。
また適切にカウンセリングやアフターケアを行っていない場合もあります。
勧められたヒアルロン酸注射が安すぎないか、しっかり見極めることも大切です。
丁寧なカウンセリングを行うクリニック
丁寧なカウンセリングを行ってくれるクリニックを選ぶのは、ヒアルロン酸注射を施術する上でとても重要になってきます。
体質により、合うヒアルロン酸の種類も異なりますし、仕上がりについてもしっかり伝えておくと良いでしょう。
また、医師とカウンセリングを行う人が別であるクリニックがありますが、できれば医師と直接お話しできるクリニックが良いです。
施術後に「思っていたのと違う…」とならないためにも医師とのコミュニケーションは大切です。
エイジングケアとしても人気のヒアルロン酸注射
強力な保水力を持つヒアルロン酸。
ヒアルロン酸注射は、鼻や涙袋の形成だけでなく、エイジングケアでも非常に人気の高い施術です。
年齢肌に悩んでいる方に非常におすすめです。
また、ヒアルロン酸は本来私たちの身体の中にある成分なので、比較的リスクが少ないと言われています。
ヒアルロン酸注射のメリットは、メスを入れることなく施術が受けられるという点です。
切開をしないので、ダウンタイムが少ないというメリットもあります。
ほうれい線やしわを手軽にとることができるので、ヒアルロン酸注射は非常に注目の高い施術と言えます。
出典: SBC – ヒアルロン酸注射
ヒアルロン酸1本の量、値段は
ヒアルロン酸1本は1.0mlで、個人差はありますが、およそほうれい線一箇所につき1本を注入するイメージです。
1本単位での料金設定をしているクリニックもあります。金額の相場は1本およそ5万円ほどですが、種類により金額は増減します。
また、一度開封してしまうと使いまわしができないため、例えば1本購入して余ってしまっても破棄をするようになっています。
感染症予防のためにも一度注射したものを、ほかの部位に使いまわすことはありません。
ヒアルロン酸は滅菌パックに入っており、厳重に保管管理されています。質の良いヒアルロン酸は比較的高価で、持続性も高いです。
ヒアルロン酸ナトリウム製剤で疲れ目対策
近年注目されているヒアルロン酸。
強力な保水力をもち、最近ではサプリメントや化粧品にも多く含まれるようになってきました。
化粧品表示名では「ヒアルロン酸ナトリウム」と表示され、サプリメントや化粧品だけでなく、目薬などの医薬品にも含まれています。
保湿や保水が目的のヒアルロン酸ナトリウムですが、「目のかわき」「目のかすみ」に有効な点眼液「ヒアレイン」にも含まれています。
ヒアルロン酸ナトリウム製剤は、一般用医薬品としても取り扱われ、とても身近な成分になりました。
コンタクト装着時の目のかわきはもちろん、疲れ目にもヒアルロン酸ナトリウム製剤が有効であり、私たちの生活に非常に欠かせない成分です。
出典: ヒアルロン酸ナトリウム点眼液(医療用販売名ヒアレイン)
ヒアルロン酸の値段に関するよくある質問
強力な保水力を持つヒアルロン酸は、若々しさを目指すために非常に欠かせない成分です。
ヒアルロン酸注射は種類により効果や持続性が異なります。
本記事ではヒアルロン酸の種類についてお伝えすると共に、ダウンタイムや効果の持続期間についてお伝えしていきます。
ヒアルロン酸注射が一体どのようなものなのか、参考にしていただけますと幸いです。
ヒアルロン酸にはどんな種類がありますか?
ヒアルロン酸の種類には高分子と低分子があり、高分子のヒアルロン酸は柔らかく粘り気があり、高い保湿力があります。
お肌のバリア機能を高め、ハリのあるお肌へと導きます。
高分子ヒアルロン酸はフカヒレなどの食品に含まれ、自然界にもともと存在しているものです。
取り入れることで、長時間潤いを保ってくれます。
対して低分子ヒアルロン酸は天然のヒアルロン酸を人工的に小さくしたものです。
粒子が小さいので体に吸収されやすいですが、持続性に乏しいといった特徴があります。
注入後のダウンタイムはどれくらいですか?
ヒアルロン酸注入後のダウンタイムは施術箇所にもよりますが、およそ10日~2週間程度です。
赤みや腫れが引くまでは個人差があります。
また、鼻のヒアルロン酸注入に関しては、ダウンタイムがほとんどありません。
気になる症状が出たら、自分で解決しようとせず、すぐにクリニックへ相談し、しっかりアフターケアを受けることをおすすめします。
ダウンタイム中は飲酒や激しい運動、長時間の入浴をさけ安静にすごしましょう。
どれくらい効果が持続しますか?
ヒアルロン酸注射の効果は種類により異なりますが、およそ4ヶ月から36ヶ月ほどです。
ただし、ヒアルロン酸は徐々に体内に吸収されていくため、効果は永久的なものではありません。
1年経つと、もとに戻ったと実感される方が多いと思います。
持続させるためにも、効果が切れたと感じたら、繰り返し施術する必要があります。
クリニックへの通いやすさはもちろん、比較的予約が取りやすいクリニックを選ぶと良いでしょう。
ヒアルロン酸を注入するときに痛みはありますか?
施術は、基本的に麻酔を使用します。
麻酔注射のときにチクッとした痛みは感じるかもしれませんが、ヒアルロン酸の注入時は痛みをほとんど感じません。
しかし、麻酔が切れると痛みや違和感を覚えることがあります。
痛みが続くようであれば、自分で対処したり我慢したりせず、すぐにクリニックへ相談しましょう。
また施術後は腫れたり、浮腫んだりするので、施術箇所は刺激をしないようにし、なるべく安静にすごすようにしましょう。
出典: ヒアルロン酸注入の副作用・失敗・デメリットとは?後悔しない対策方法
ヒアルロン酸の値段についてまとめ
- ヒアルロン酸の値段は、種類やクリニックによって異なる
- カウンセリングの充実さ、保証の有無、通いやすさに着目して適切にクリニックを選ぶ
- ヒアルロン酸注射はエイジングケアとしても人気
高い保水力を持つヒアルロン酸は、お肌のハリや潤いを保つだけでなく健康維持にも大切な成分です。
クリニックによってサービスやフォローはさまざまです。また、クリニックとの相性もあると思います。
ご自身にあったクリニックを見つけ、ヒアルロン酸注射を活用しながら、いつまでも元気な体をキープしていきましょう。
ヒアルロン酸注射についての情報が、お役に立てますと幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。