毛穴黒ずみ治療のおすすめクリニック!黒ずみ毛穴の原因や治療方法、クリニック選びのポイントをご紹介!
「毛穴の黒ずみが気になる・・・」「毛穴の黒ずみ治療をしたいけど種類が多くてよくわからない・・・」
そんなお悩みを持った方は多いのではないでしょうか?
この記事では
- 黒ずみ毛穴の原因とは
- 黒ずみ毛穴の治療法
- クリニック選びの3つのポイント
など詳しくご紹介しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。
黒ずみ毛穴の原因
毛穴の黒ずみの中でも特に悩んでいる方が多いのが、鼻の毛穴の黒ずみがポツポツとまるでいちごの種のように見えてしまう、「いちご鼻」ではないでしょうか。
「いちご鼻」になってしまう原因は複数あり治療法も異なるため、まずは自分がどれに当てはまるのか確認してみましょう。
角栓のつまりによる黒ずみ
通常、新しい皮膚が生まれて古い皮膚がはがれ落ちると自然に排出されます。そういった働きを肌のターンオーバー(肌の新陳代謝)と呼びます。
ターンオーバーが乱れてしまうと皮脂や古い皮膚であるたんぱく質が毛穴をつまらせてしまい、やがて角栓へと変化します。
皮脂やたんぱく質でできている角栓は、空気に触れると黒く酸化してしまうので毛穴が黒ずんで見えるのです。
また、詰まったまま角栓を放置してしまうと毛穴の黒ずみだけでなくニキビや他の肌トラブルに繋がることもあるので適切に治療を行うことが重要です。
メラニン色素による黒ずみ
メラニンとは、紫外線から皮膚を守る働きがあり、肌や髪の毛などを構成する黒色の色素のことです。
紫外線を浴びると皮膚を守るために《メラノサイト》という表皮の奥にあるメラニンの工場でメラニンがたくさん作られます。
メラニンは一見肌を守ってくれるよい物に思えますが、実はメラニンが過剰に作られると肌や毛穴に色素沈着してしまい、毛穴がシミのようにポツポツと黒ずんで見えてしまうのです。
メラニンの過剰な生成を防ぐために紫外線対策をすることが大切です。
毛穴のたるみ・開き
毛穴自体が黒ずんでいなくても毛穴のたるみや毛穴の開きによって影ができ、黒ずんで見える場合があります。
毛穴のたるみは、加齢による肌の保湿力の低下やコラーゲンや肌にハリを与えて弾力を保ってくれるエラスチンの減少、顔の筋力の低下など様々な原因で現れます。
1度毛穴がたるみ、開いてしまうと改善することが難しいため、肌のハリを維持するスキンケア用品や毛穴を引き締める成分が配合された化粧品などで対策しましょう。
毛穴の産毛
毛穴とは名のごとく「毛」が生える穴なので、顔に生えている産毛が原因で毛穴が黒ずんで見える場合があります。
頬や小鼻のキワなどの部位に多く、毛穴の中が黒く見える場合や、触るとチクチクする場合もあります。
産毛が原因で毛穴が黒ずんで見える場合は、脱毛で毛穴も目立たなくなるでしょう。
ですが、ケアの方法を間違えてしまうと皮膚の中に毛が埋もれてしまう埋没毛になったり、メラニン毛穴など他の黒ずみの原因を作ったりする場合もあるため注意してください。
黒ずみ毛穴の代表的な治療
黒ずみ毛穴の治療は原因やどの程度の効果を期待するかによっておすすめできる治療方法が違います。
ここでは黒ずみ毛穴の代表的な治療方法やどういった原因の黒ずみ毛穴に効果が期待できるかなどを解説していきます。
フラクショナルレーザー
フラクショナルレーザーは、小さなドット状に分割したレーザーを皮層まで照射し、一時的に皮膚の組織を破壊します。
破壊された皮膚の組織を修復しようとし、周りの健常な組織の細胞分裂が活発化して古い細胞は押し出され新しい細胞に生まれ変わり肌の再生が進んでいきます。
その過程でコラーゲンなどが作られるので治療回数を重ねるごとに肌がふっくらした状態になっていきます。
フラクショナルレーザーは毛穴の開き、毛穴のたるみ、ニキビ跡などに効果が期待できる治療です。
ダウンタイムは個人差があり、治療の翌日に赤みが引く場合もあれば、治療後1~2日程度赤みが続き、その後薄いかさぶたができて10日程度でかさぶたが剥がれることもあります。
出典: ひどい毛穴にはフラクショナルレーザー?ダウンタイムや治療回数はどれくらい?
ハイドラフェイシャル
ハイドラフェイシャルとは、クレンジング・ピーリング・美容液導入の3ステップを行う治療方法です。
まず始めにクレンジングで古い角質や脂質を軟化させ、その後ピーリングで古い角質を剥がしていきます。
次に、毛穴を吸引し毛穴に溜まっている皮脂や汚れを吸いだし、毛穴の吸引と同時に保湿成分を導入し肌を整えます。
最後に低分子ヒアルロン酸や複数のアミノ酸など美容液を導入し肌にハリとツヤを出してしっかり保護します。
ハイドラフェイシャルは毛穴の詰まりや黒ずみ、ニキビなどにも効果が期待できる治療です。
ダウンタイムはほとんどなく、治療後すぐのメイクも可能です。
ケミカルピーリング
ケミカルピーリングとは、酸性の薬剤を肌に塗布し、肌の表面の古い角質や角栓を溶かして剥離する治療法です。
詰まっている毛穴の角栓を溶かして除去するので定期的に続けると肌のターンオーバーを整える効果も期待できます。
ケミカルピーリングは毛穴の黒ずみ以外にも、お肌のくすみや毛穴の開き、ニキビの原因となるアクネ菌の除去効果も期待ができます。
ケミカルピーリングのダウンタイムはほとんどありませんが、人によっては赤みや乾燥が2~3日程度続く場合もあります。
イオン導入
イオン導入とは、微弱な電流を流しながら施術を行うことで、単に肌に塗ったときよりも効率的にビタミンCなどの有効成分を肌の深層まで導入する美肌治療のことです。
イオン導入に使われる導入剤には種類があり、毛穴の開きを改善したい場合はグリシルグリシンの治療がおすすめです。
グリシルグリシンは皮膚の脂腺から分泌される不飽和脂肪酸の異常角化を強力に抑え毛穴を引き締める効果が期待できます。
イオン導入は肌にダメージを与えるタイプの治療法ではないため、ダウンタイムはありません。まれに赤みや腫れが生じることもありますが、通常は数時間で元に戻ります。
また、ケミカルピーリングと併用すると有効成分が肌に浸透しやすい状態でイオン導入を行うことができるためさらに効果のアップが期待できます。
ダーマペン
ダーマペンとは、髪の毛よりさらに細いとても細い針を使って目には見えないほどの小さな穴を皮膚に開け、肌の表面に小さな穴を一時的につくり、肌細胞の回復力を向上させる治療です。
肌細胞の修復時にコラーゲンやエラスチンが生成されることで、毛穴の開きの改善はもちろん、肌のハリの回復、ニキビ跡、毛穴のたるみの改善効果が期待できます。
ダーマペンのダウンタイムは2日~1週間程度で赤みやかゆみ、腫れがでる場合もあります。ダウンタイム中は血行を良くする行為を控え、肌を刺激しないよう安静にしましょう。
サーマクール
サーマクールとは、肌を冷却しながらRF波(高周波:6.78MHz)という熱エネルギーを表皮層の下よりも深部にある真皮層に照射し、肌のたるみやシワの改善を目指す治療法です。
シワやたるみの改善効果以外にも、毛穴の開きやニキビ跡、さらに個人差はありますが1~6ヶ月にわたってリフトアップ効果を期待することもできます。
サーマクールは治療後の腫れやかさぶたなどを生じないため、基本的にはダウンタイムはありません。まれに施術後に赤みやかゆみが生じることもあり、その場合は1~2週間程度で落ち着きます。
出典: サーマクールの効果とは?料金やデメリット、顔がたるむ・老ける原因まで徹底解説!
クリニック選びのポイント
毛穴の黒ずみ治療についてご紹介しましたが、実際治療を受ける際どのようなクリニックを選べばよいのか悩みますよね。
ここからはクリニックを選ぶ際のポイントをご紹介します。
治療方法が豊富にある
レーザー治療やピーリング、イオン導入やダーマペンなど毛穴の黒ずみ治療にはたくさん種類があります。
治療方法が豊富に用意されているクリニックであれば、それぞれの状態に合った効果的な治療を受けることができます。
アフターサービスが充実している
アフターケアは術後の仕上がりを維持するために大切です。アフターサービスが充実していれば、術後に気になることやダウンタイム中のことも相談できます。
治療後のアフターケアも施術料金に含まれているクリニックもあるのでしっかり確認しましょう。
通いやすい価格である
毛穴治療はクリニックによって費用が大きく変わります。一度の治療ですべての毛穴がキレイに消えるわけではないので、複数回の施術が必要だということも踏まえてクリニックを選ぶ必要があります。
モニター価格やキャンペーンを利用すると、通常よりも安く治療を受けることができるため、各クリニックの公式ページなどを確認してみましょう。
黒ずみ毛穴のセルフケア
毛穴の黒ずみのセルフケアはやり方を間違えてしまうと、かえって悪化してしまう場合もあるため正しいケアの方法を確認しましょう。
正しい洗顔方法を実践する
洗顔料はしっかり泡立て、Tゾーンや小鼻など皮脂が多いところを最初に洗い、目元や口元などの乾燥しやすい箇所を最後に洗い流します。
ゴシゴシ洗ってしまうと肌に負担がかかってしまうのでやさしく洗いましょう。また、洗顔料が残らないように注意してくださいね。
保湿をしっかり行う
肌が乾燥していると、乾燥から肌を守ろうとして皮脂が過剰に分泌され、皮脂で毛穴が詰まったりニキビなどの肌荒れにつながったりする場合があります。
肌が乾燥しないように化粧水や乳液、クリームなどを使って保湿しましょう。
食生活を見直す
揚げ物や脂肪分の多いお菓子などを食べ過ぎてしまうと過剰な皮脂分泌につながります。皮脂が過剰に分泌されると毛穴の詰まりや角栓ができる原因になります。
良質なタンパク質や食物繊維、ビタミンなどをバランスよく摂り入れるようにしましょう。
ケミカルピーリングは医療行為!
ケミカルピーリングは医療行為として美容皮膚科で施術する場合と、美肌ケアとしてエステサロンで施術される場合があります。
美容皮膚科とエステサロンの施術の大きな違いは、ピーリングに使う薬剤の濃度です。
それぞれのメリットは、美容皮膚科の場合、医療機関でしか利用できない薬剤で治療ができること、医師に診てもらえるので万が一肌に異常があっても医師に診てもらえるという点です。
エステサロンの場合、美肌効果やリラクゼーション効果を期待できること、美容皮膚科よりも料金が安いことがあげられます。
反対に美容皮膚科のデメリットは、料金がエステサロンよりも高いことや、痛みを伴う治療方法がある点です。
エステサロンのデメリットは、薬剤の濃度が薄いため、2週間から1ヶ月に1回など頻繁に通う必要があったり、効果が持続しない場合がある点です。
費用や通う頻度、期待する効果などによってどちらの施術が向いているか変わるので自分に合う治療をよく検討して選ぶようにしましょう。
出典: 医師法上の疑義について(回答)
出典: Q12エステティックサロンでのケミカルピーリングは?
出典: やまもと皮フ科 – ケミカルピーリング
出典: フェイシャルエステと美容皮膚科による毛穴ケアの違い
毛穴黒ずみ治療のおすすめに関するよくある質問
毛穴の黒ずみ治療やおすすめの治療についてよくある質問をまとめてみました。悩んでいる方は参考にしてみてくださいね。
毛穴の黒ずみ治療は痛いですか?
レーザー治療やピーリング、ダーマペンなどの治療は肌にダメージを与える治療なので多少の痛みがある場合もあります。サーマクールやハイドラフェイシャルはほとんど痛みがない場合が多いです。
痛みの感じ方は個人差があるため、心配な方は施術前のカウンセリングで相談することをおすすめします。
セルフケアをする際に注意すべきことはありますか?
角栓を無理に押し出したり、ゴシゴシと強い力で洗顔したり、吸着が強すぎるはがすタイプのパックを使いすぎるなどのケアは逆に毛穴の黒ずみが悪化し、肌荒れにつながるので注意してください。
治療は1回でも効果がありますか?
角栓除去など毛穴の詰まりを改善する施術は1回で効果を実感できることもあります。しかし、根本的な改善をしたい場合は複数回施術が必要です。
個人の肌の状態や治療の種類などによって異なるため、施術を受ける前に相談してみましょう。
毛穴の黒ずみ治療は保険適用されますか?
毛穴の黒ずみ治療には保険適用されるケースは少ないです。ただし、毛穴の詰まりが原因で皮膚の病気につながる場合などは保険が適用される場合があります。
毛穴黒ずみ治療のおすすめまとめ
ここまで毛穴黒ずみ治療のおすすめについてお伝えしてきました。毛穴黒ずみ治療のおすすめの要点をまとめると以下の通りです。
- 毛穴の黒ずみの原因は角栓の詰まり、メラニン色素、毛穴のたるみや開き
- 毛穴の黒ずみ治療は複数あり、症状によって選ぶ必要がある
- クリニック選びのポイントは治療法の豊富さ、アフターサービス、価格
- 毛穴の黒ずみのセルフケアは正しい洗顔と保湿、食生活の見直し
- ケミカルピーリングは美容皮膚科での医療行為とエステサロンの施術がある
これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。