ニキビ跡治療の種類別・料金相場は?ニキビ跡の種類や対策方法もご紹介!
ニキビ跡治療の料金について
顔は第一印象に与える大きな要素であり、誰もが第一印象を良くしたいものです。
そのためにもニキビ跡を治療し、肌をキレイにしたいと思われる方がいます。
本記事では、ニキビ跡治療の料金について以下の点を中心にご紹介します。
- ニキビ跡の種類には何があり、その原因は何か
- 治療方法は何があるか
- 治療するクリニックをどのように選ぶか
ニキビ跡治療の料金について理解するためにもご参考いただけますと幸いです。
ぜひ最後までお読みください。
ニキビ跡の種類と原因
ニキビ跡の種類と原因は人によってさまざまです。
ニキビ跡の種類を把握することは治療方法の選定に重要です。
また、ニキビ跡の原因を理解すると、治療後のニキビの再発に役立ち、健康な肌を保つことができます。
ニキビ跡の種類とその原因についてご紹介します。
赤み
ニキビが落ち着いてから6ヶ月間は、炎症の跡が赤みとして残存します。
6ヶ月〜1年以上経っても赤みが消えない場合は治療しないと消えない可能性があります。
肌の表面がニキビによりダメージを加えられたことで薄くなり、皮膚が赤くなってしまうのです。
色素沈着
ニキビ跡として色素沈着が起きる原因は赤みのあるニキビ跡が時間の経過とともに茶色に変化していくことです。
茶色に変化させるメラニンが色素沈着を引き起こすのです。
クレーター
ニキビの状態が悪くなり化膿してしまうと、ニキビの傷が皮膚の真皮に到達し、組織を破壊していきます。
真皮の修復にムラがでることで凹凸が出現してしまうのです。
この凹凸はクレーターと呼ばれ、元の皮膚状態に復元することは困難です。
強い刺激でニキビを潰したり、しぼったりしてしまうとクレーターのリスクを高めます。
しこり
ニキビによって皮膚の深部まで化膿してしまうと皮膚が再生する段階で異常が生じ、しこりになるリスクが生じます。
真皮の修復に重要な繊維芽細胞の働きが過剰となり、しこりになってしまうのです。
しこりは腫れた見た目になりますが痛みはありません。
ケロイド
ニキビ跡のケロイドはニキビの炎症が長く続いたことで破壊された組織を修復する目的で皮膚のコラーゲンが過剰に作られてしまった結果です。
ケロイドはコリコリした硬いできもののような形が特徴的です。
ニキビ跡治療の種類別、料金相場
ニキビ跡の治療は種類に合わせてそれぞれ適した手段があります。
ニキビ跡の治療方法は美容外科クリニックに通い、カウンセリングを受けて適切なプランを提案してもらえます。
治療料金は保険適応外になるので美容外科クリニックによって料金に差があります。
治療方法とその料金相場についてご紹介します。
ケミカルピーリング
ケミカルピーリングは赤み、色素沈着のあるニキビ跡に効果が見込める治療方法です。
専用の薬剤を皮膚表面に塗布し、皮膚の角質層から表皮の表面側を剥がれやすくすることでターンオーバーのサイクルを上げる治療法となります。
ニキビ跡の治療だけでなく、ニキビの原因となるアクネ菌を除去する効果が期待できるので、ニキビの予防にもなります。
ケミカルピーリングの料金相場:1万1,000円(税込)
レーザー・光治療
光治療は赤み、色素沈着のあるニキビ跡に、レーザー治療は赤み、色素沈着のあるニキビ跡に加えてクレーターに効果的な治療方法です。
光治療は特殊な光であるIPLやフォトシルクプラスを照射し治療します。
レーザー治療は、レーザー光で皮膚表面に微細な穴を開け、皮膚のターンオーバーを促進させることが期待できる治療法です。
光治療の料金相場:1万9,000円(税込)
レーザー治療の料金相場:3万円(税込)
ダーマペン
ダーマペンはクレーターの治療に効果的な治療方法です。
極細の針で皮膚表面に小さな穴を開け、皮膚本来のもつ自然治癒力として重要なコラーゲンやエラスチンの生成を促進します。
ダーマペンでの治療はクレーターの深さにもよりますが最大10回程度の施術回数が求められる場合があります。
ダーマペン治療の料金相場:2万1,000円(税込)
ニキビ跡治療をするクリニックの選び方
ニキビ跡を治療するクリニックは日本全国に数多く存在します。
任せるのであれば、安く、痛みがなく、キレイに仕上げることのできるクリニックにしたいですね。
ニキビ跡治療を依頼するクリニックの選び方をご紹介します。
事前説明、カウンセリング、アフターフォローがしっかりしているか
ニキビ跡の治療技術はもちろん重要です。
しかし、その前に施術方法の説明や料金プラン、アフターケアや保証がどうなっているかの確認が大切です。
治療前の説明が不足していては後にトラブルになる可能性があります。
契約後にトラブルが生じてしまっては大きな負担になるので避けたいものです。
契約前にカウンセリングが丁寧か、アフターケアが充実しているかなど、治療全体の流れを確認するようにしましょう。
治療方法の選択肢があるか
ニキビ跡の種類によって適した治療方法に違いがあります。
素人判断ではニキビ跡がどの種類なのかは精査ができないので、専門的な診断をしてもらった方が適切な治療を受けることができます。
しかし、治療方法が少ないとフィットした治療を受けられない可能性があります。
治療方法が多くあるクリニックを選ぶことで診断から治療まで任せやすいです。
治療料金が相場を比較して高額でないか
ニキビ跡治療の料金はクリニックによって差があります。
ニキビ跡の治療費は施術方法によって相場に差がありますが、アフターケアや保証、カウンセリングなどが費用に含まれているかどうかも考慮して判断しましょう。
- レーザー治療:4,000〜2万円(税込)
- 光治療:1,650〜5,500円(税込)
- ケミカルピーリング:5,000〜7,000円(税込)
- ダーマペン:1万5,000〜3万円(税込)
立地や診療時間など通いやすいか
ニキビ跡の治療として選ぶクリニックはアクセスがしやすいかどうかも選ぶポイントです。
駅から近いことはもちろんのこと、自宅や職場から移動距離が少ないことも重要です。
また、営業時間が長く、定休日が少ないと術後に不安が生じた場合にも通いやすいメリットがあります。
ニキビができやすい方の特徴と改善法
思春期にできるニキビは皮脂の過剰分泌が主な原因となっています。
大人になってニキビができやすい方は、生活習慣を改善することでニキビのできづらい体質に変えることができます。
ニキビができやすい方の特徴と改善法についてご紹介します。
食生活の乱れ
ニキビの発生原因の1つに皮脂分泌の増加が挙げられます。
スナック菓子やインスタント食品、ファストフードは皮脂の分泌量を増やしてしまいます。
肌の健康を保つ栄養素、食材を挙げます。
- ビタミンA:レバー、にんじん、ほうれん草
- ビタミンB:卵、納豆、
- ビタミンC:ピーマン、ブロッコリー、いちご
- タンパク質:肉類、魚類、豆腐
- 食物繊維:こんにゃく、ごぼう
睡眠不足
睡眠中は成長ホルモンが分泌され、日中に傷ついた細胞を修復しようとする働きが促されます。
皮膚も同様で、古い皮膚が蓄積していると皮脂がたまりやすくなるのでニキビの発生リスクを高めます。
睡眠不足に陥ると成長ホルモンの分泌が不足し、皮膚の新陳代謝を遅らせてしまうので古い皮膚を残し、皮脂がたまってしまうので、ニキビが発生しやすくなります。
誤ったスキンケア
ニキビの予防として頻回に洗顔をすることは逆効果とされています。
皮膚の潤いは適度に保つ必要があるので、洗顔で皮脂を落とし過ぎて乾燥させてしまってはニキビの発生リスクを高めます。
洗顔は朝晩に留め、洗顔後は化粧水や乳液で保湿することが大切です。
洗顔時は強く刺激し過ぎないように注意してください。
ニキビ跡治療に関するよくある質問
ニキビ跡治療は他人から見られることの多い顔を治療するので不安に思われる方が少なくありません。
不安な点は事前に医師に相談してからの治療が勧められます。
ニキビ跡治療に関するよくある質問をご紹介します。
どれくらいの回数、期間で効果があらわれますか?
ニキビ跡の治療方法は4種類あります。
それぞれの治療は通院する頻度と回数に違いがあるのでご紹介します。
ケミカルピーリング | 光治療 | レーザ治療 | ダーマペン | |
通院頻度 | 2週間に1回 | 1ヶ月に1回 | 2〜6週間に1回 | 3〜4週間に1回 |
治療回数 | 中等度ニキビ跡:6回 重度ニキビ跡:10回 | 5回 | 6回以上 | 3〜5回 |
痛みの程度は?
ニキビ跡治療は耐えられないほどの痛みを感じることは少ないです。
不安がある場合は麻酔を使用しての治療を行なっているクリニックがあるので検討しましょう。
治療法ごとに痛みの性質が変わるのでご紹介します。
ケミカルピーリング | 光治療 | レーザ治療 | ダーマペン | |
痛みの程度 | ピリピリする程度 | ゴムではじかれる程度 | ジリジリとした痛み | チリチリするような熱感 |
治療後に注意することはありますか?
ニキビ跡治療後は1週間程度はデリケートな期間です。
ゴシゴシ洗ったり、余計に触ったりしないように過ごしましょう。
ニキビの再発防止のためには正しいスキンケアを行うことが大切です。
皮膚に皮脂がたまることを避けたいので、洗顔フォームを使用し、皮脂を除去しましょう。
皮脂の取り過ぎもニキビの再発リスクになるとされているので、洗浄力の強過ぎない洗顔フォームを使用しましょう。
ニキビ跡治療の料金まとめ
ここまでニキビ跡治療の料金についてお伝えしてきました。
ニキビ跡治療の料金の要点をまとめると以下の通りです。
- 治療はニキビ跡の種類によって変わるので、医師に相談をする必要がある
- 施術料金に何が含まれているのかを確認してクリニックを選ぶことが大切
- 再発予防のため、スキンケアや生活習慣を見直すことが重要
これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。