豊胸手術のデメリットとは?後悔しない豊胸手術のためにできること!

豊胸のデメリットについて

豊胸は、胸を自分の理想に近い大きさや形に近づけられる美容整形です。
しかし、そんな豊胸にはデメリットもあるのでしょうか。

本記事では豊胸のデメリットについて以下の点を中心にご紹介します。

  • 豊胸のデメリットとは
  • 豊胸手術の方法
  • 後悔しないためのポイント

豊胸のデメリットについて理解するためにもご参考いただけますと幸いです。

ぜひ最後までお読みください。

豊胸手術の方法

まずは、豊胸手術には一体どんな方法があるのかを知りましょう。
さまざまな施術法があり、特徴やメリットはそれぞれです。

自分に適した施術法を、チェックしておくのがおすすめです。

シリコンバッグ挿入

シリコンバッグ挿入は、人工のシリコンバッグを胸に入れる方法です。
自分の理想的な大きさや形にしやすく、大幅なサイズアップを検討している方に適しています。

ただし、脇下からバッグを挿入するため皮膚に傷が残る施術です。
ダウンタイムも他の豊胸手術より長く、料金相場も100万円程度と高いのがデメリットでしょう。

美しいバストを作りやすい施術法ですが、触った時の質感が人工的に感じられる可能性もあると思っておいてください。

ヒアルロン酸注入

注射を使って胸にヒアルロン酸を注入する方法は、ダウンタイムが短く傷跡もほとんどわからないのがメリットです。
また、好きな場所に注入できるので、デザインを細かく指定したい方に適しています。

料金相場も80万円程度なので、シリコンバッグ挿入よりもリーズナブルです。

ただし、ヒアルロン酸は半永久的な効果が期待できないので、半年に1度のスパンで再施術しなければなりません。
長期的に見ると、コストを要するのがデメリットでしょう。

脂肪注入

自分の太ももやおしりから採取した脂肪を胸に注入する脂肪注入法は、アレルギーや拒絶反応を起こしにくいのがメリットです。
また、ヒアルロン酸とは違い、半永久的な効果が期待できるため、再施術を行いたくない方に適しています。

料金相場も50万円程度なので、予算を抑えたい方にもおすすめです。

ただし、1回の脂肪注入法でバストアップできるサイズは0.5~1カップが限界と言われています。
それ以上大きくしたいのであれば、2〜3回に渡って施術を受けなければなりません。

カップ数を大幅にアップさせたい人にとっては、デメリットを感じるでしょう。

豊胸のデメリットとは

自分の理想的なバストを作れる豊胸手術ですが、デメリットもあります。

施術に移る前に、デメリットもしっかりチェックしておきましょう。
そうすることによって、後々のトラブルや不具合を回避しやすいです。

シリコンバッグ挿入のデメリット

1度で大幅なバストアップが期待できるシリコンバッグ挿入は、感触や見た目が不自然というデメリットを持っています。
人工物を挿入しているため、自然なバストを追求したい方にとっては物足りないかもしれません。

また、皮膚を切開してそこからシリコンバッグを挿入しているため、ダウンタイムが1〜2週間と長く、術後3日間はシャワーすら禁止されてしまいます。
そのため忙しい方にとっては、なかなか施術を受けにくいです。

さらに、シリコンバッグ挿入にはリスクも伴います。
人工物挿入によるアレルギー反応や、合併症が起こる可能性も無視できません。

シリコンバッグ自体の寿命は平均して10年程度なので、時期を見計らってメンテナンスしなければ、劣化によるさまざまなリスクが引き起こされます。

ヒアルロン酸注入のデメリット

手軽に施術を受けられるヒアルロン酸注入ですが、持続時間が半年程度と短いので、半永久的な効果を見込みたい方にとってはデメリットを感じるでしょう。
また、ヒアルロン酸を注入したことによって胸にしこりが発生し、感触や見た目に影響を与える可能性もあります。

このしこりはアレルギー反応が原因で起こるため、自分の体質や体調によってリスクが高まると思っておいてください。
万が一しこりが発生した場合は、注射やマッサージなどで対処しましょう。

さらに、稀に手術中の細菌感染によって、胸が腫れたり熱を持ったりする場合があります。
その際は炎症を抑える点滴や抗生物質で対処しなければなりません。

脂肪注入のデメリット

脂肪注入のデメリットの1つが、定着の難しさです。
脂肪が胸に定着すれば半永久的な効果を見込めますが、定着しなかった場合はサイズダウンしてしまいます。
定着するかどうかは個人差があるので、一概に判断しにくいでしょう。

また、脂肪注入によって発生するむくみは2〜3ヶ月程度続く可能性があるため、ダウンタイムも長めです。
さらに脂肪細胞が固まることで胸に凹凸が発生し、処置しなければならないケースもあります。

自身の脂肪を使用するため、もともと脂肪が少ない痩せ型の人からは十分な量が取れないケースも多いです。
患者の体型によっては不向きであるというのも、脂肪注入のデメリットでしょう。

後悔しない豊胸手術のために

豊胸手術を後悔しないためには、どのような部分に注意すればいいのでしょうか。

デメリットを理解するだけでなく、以下の点にも注意してみてください。

納得いくまでカウンセリングを受ける

豊胸手術を受ける際のカウンセリングは、納得がいくまで行いましょう。
施術方法や仕上がりのイメージ、豊胸に対しての不安を専門の医師と確認しておくことが重要です。

カウンセリングでしっかりとコミュニケーションを取ることは、不具合やトラブル回避にも繋がるので、徹底的に行いましょう。

また、カウンセリングと施術を同じ医師が担当するのか違うのかについても確認してください。
もし、カウンセリングと施術担当の医師が異なる場合は、クリニック側で情報共有ができているのかどうかを施術前にチェックしておきましょう。

豊胸手術の正しい知識を身に付ける

豊胸手術はメリットだけでなくデメリットもあるので、正しい知識を身につけておきましょう。
施術法の種類やそれぞれのデメリット、リスクを知ることは後悔しないための大切なポイントになります。

実際に施術を行うのは医師ですが、正しい知識を身につけておくことによって、疑問点を解消したりカウンセリングを円滑に進められたりするはずです。

美容クリニックの公式サイトなどをチェックすれば、豊胸手術に対する知識が得られるので、ぜひチェックしてみてください。

信頼できるクリニックを選ぶ

信頼できるクリニックを選ぶことは、豊胸手術を後悔しないためのポイントです。

例えば料金体系が明瞭なクリニックであれば、施術後に想定よりも高い金額を支払うリスクを軽減できます。
クリニックによっては処置代や麻酔代が加算されることもあるので、注意しておきましょう。

また、豊胸手術の実績や知識が豊富な医師が在籍するクリニックは、信頼しやすいです。
公式サイトを確認して、豊胸に対しての経験値があるかどうかをチェックしてみてください。

さらに、アフターケアが充実しているクリニックであれば、豊胸手術後も安心感を得やすいでしょう。
このようなポイントを押さえて、信頼できるクリニックを探しましょう。

豊胸のデメリットに関するよくある質問

豊胸のデメリットに対して、寄せられやすい質問をまとめてみました。

カウンセリングや施術を受ける前に、チェックしてみてください。

豊胸がバレることってある?

豊胸をしたことが、周囲の人にバレる可能性は否定できません。

特にシリコンバッグを挿入している方は、触った時に人工的な感触を感じやすいです。
また、仰向けになっても胸が横に流れないので、豊胸がバレるきっかけにはなります。

さらに豊胸による傷跡によって、バレる可能性も否めません。

なるべく豊胸がバレたくないのであれば、クリニック選びにこだわりましょう。
自然な仕上がりを追求してくれるクリニックならば、豊胸がバレにくいように施術してくれます。

また、ヒアルロン酸や脂肪注入など、自然な仕上がりを期待できる豊胸術を選ぶことも、バレにくくするためのポイントです。

豊胸手術の痛みってどのくらい?

豊胸手術による痛みは、施術方法によって大きく変動します。
中でもシリコンバッグを大胸筋の下に入れる施術は痛みが強く、術後は笑っただけでも痛さを感じるはずです。
3ヶ月程度は痛みが継続するため、苦痛を感じずに豊胸したい方には向いていません。

一方、ヒアルロン酸は痛みが少なく、ダウンタイムも軽度なので、日常生活に戻りやすい点が支持されています。
脂肪注入はバストよりも、脂肪を吸引した部位の痛みの方が強いです。
バストは1週間程度で痛みが落ち着きますが、脂肪吸引した箇所は2週間程度継続すると思っておきましょう。

ただし、これら全ての痛みの度合いや期間には個人差があるので、一概に断定はできません。

豊胸手術をしても妊娠や授乳に影響はない?

豊胸手術を受けたからといって、妊娠や授乳に悪影響を及ぼす心配はありません。
これは、どの施術方法でも同じです。

ただし、妊娠や授乳によって炎症や感染症が起こった場合、乳腺炎を引き起こす可能性があることは認識しておきましょう。
また、豊胸後に炎症やしこりが発生した場合、授乳を控えるなどといった処置を取らなければならない可能性もあります。

豊胸してもがん検診は受けられる?

豊胸していても、レントゲンやエコーなどでがん検診を受けることはできます。
ただし、医療機関によっては、豊胸している人がマンモグラフィー検査を受けられないこともあるので、あらかじめ確認しておきましょう。

がん検診が受けられるかどうかは、豊胸の施術方法によっても変わってきます。
ヒアルロン酸や脂肪注入は比較的問題ありませんが、シリコンバッグの場合はがん検診に支障をきたす可能性が高いです。

安いクリニックは危ない!?費用を抑えるコツとは

美容整形の中でも高価になりがちな豊胸手術ですが、相場よりも安すぎるクリニックを選ぶのは注意しましょう。
相場とかけ離れた料金設定をしているクリニックの場合、保証や麻酔や処置代などで追加料金がかかる可能性があります。
そうすると、当初想定していた金額よりも高くなってしまうので、気をつけなければなりません。

なるべく料金形態が明瞭なクリニックを選ぶことで、回避できるはずです。
ただし、安いクリニック全てが危険というわけではありません。
そのため、口コミや事前のカウンセリングで、クリニックの良し悪しを見極めることが大切です。

また、少しでも費用を抑えて豊胸したいのであれば、モニター募集を利用しましょう。
体験談や写真を提供することで、通常料金よりも安く施術が受けられます。

豊胸のデメリットまとめ

ここまで豊胸のデメリットについてお伝えしてきました。
豊胸のデメリットの要点をまとめると以下の通りです。

  • 施術方法によってデメリットが異なる
  • 正しい知識を得ておくことが重要
  • 信頼できるクリニックを選ぶ

これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。