糸リフトで後悔?!起こりうる後悔事例や対処法をご紹介!

糸リフトは、垂れた皮膚を引き上げる美容施術です。また、肌質改善のために行われるケースもあります。

本記事では糸リフトでの後悔について以下の点を中心にご紹介します。

  • 糸リフトで起こりうる後悔とは
  • 糸リフトでの後悔が起こる原因と対処法
  • 糸リフトでの顔の変形

糸リフトでの後悔について理解するためにもご参考いただけますと幸いです。
ぜひ最後までお読みください。

糸リフトとは

糸リフトとは、皮膚の中に特殊な糸を入れて皮下脂肪を引っ張り、顔のたるみやシワの改善を目指す美容施術です。

使われている糸は、体内に留まるタイプと吸収されるタイプの2種類に分かれます。
基本的には片側4〜5本の糸を挿入しますが、糸の本数によって期待できる効果は異なるため、患者に合わせて本数が決まります。

糸リフトで起こりうる後悔事例とは

年齢とともに感じる悩みの解消を目的とする糸リフトですが、施術を受けて後悔するケースもあります。
自分の理想との違いや糸の不具合、後遺症などといった後悔事例についてチェックしておきましょう。

理想と違う仕上がりになる

糸リフトの施術後、自分の理想とは違う仕上がりになってしまい、後悔する事例があります。自分がなりたかった顔の雰囲気に近づくためにも、症例写真をあらかじめチェックしておくのがおすすめです。また、カウンセリングで医師に仕上がりについて詳しく聞いておきましょう。

顔がひきつる

糸リフトの施術後、顔がひきつったような感覚や雰囲気を覚えることは珍しくありません。皮膚を強く引っ張ることによって起こる現象ですが、自分の理想とは異なる仕上がりに不安を感じる方も多いでしょう。

しかし、顔のひきつりは糸リフトのダウンタイムでよく報告される事象です。
術後2日目程度がピークで、その後はひきつりや違和感を覚えなくなる方が多いでしょう。

術後2週間以上経過しても症状が緩和されない場合は、美容クリニックに相談してみてください。

顔に左右差が生じる

糸を入れる位置や、引き上げの強さによって、顔の左右差が生じる可能性もあります。

これは医師のセンスや経験によって引き起こされるので、再施術してもらうのがおすすめです。保証制度の充実しているクリニックであれば、無料で再施術できる場合もあるので、あらかじめチェックしておきましょう。

糸が透ける

糸リフトは、挿入する位置によって糸が透けて見える可能性があります。
特に皮膚が薄い方や、肌が白い方に起こりやすいので、該当する場合はカウンセリングの段階で医師に相談しておくのがおすすめです。

効果を感じられなかった

糸リフトを行った人の中で、効果を感じられなかったため後悔するケースもあります。

糸リフトとはたるんだ皮膚を持ち上げて、留めておく施術です。引っ張り上げた皮膚のだぶつきは、術後頭皮のあたりで固定されますが、時間の経過とともにだぶつきは元に戻ろうとします。
その結果、フェイスラインや皮膚のたるみも元通りになってしまい、効果を感じられなくなってしまうのです。

実際に施術を受ける前に、カウンセリングで医師に相談しておきましょう。
また、どのような仕上がりになるのかや、効果を感じられなかった場合についても確認しておくのがおすすめです。

施術後顔から糸がでてくる

糸リフトの施術後、顔から糸が出てくるリスクもあります。
これは糸がしっかりと固定されていなかったことや、体内の拒否反応によって糸が押し戻されることによって引き起こされる現象です。

クリニックに相談して、再度施術をしてもらいましょう。

持ちが悪い

糸リフトの効果は永久的なものではないので、基本的には再施術するのが一般的です。

特に体内に吸収される糸の場合は、時間の経過とともに元通りの皮膚になります。
また、吸収されない糸の場合でも、加齢に伴う皮膚や筋肉のたるみに抗うことは難しいです。そのため、術後半年から1年半程度を目処に、再施術を受けてください。

術後2年が経過すると、効果を実感できていたとしても、再度施術を行なうことが推奨されます。
半年から1年半で再施術を必要とするため、持ちが悪いと感じてしまう方がいるのも事実です。

後遺症がでる

糸リフトは安全性の高い施術と言われていますが、以下のような後遺症が出る可能性もあります。

  • 感染症の発生
  • 痛み
  • 肌がでこぼこになってしまう

当記事では、後遺症についてまとめてみたので、事前にチェックしておきましょう。

感染症にかかる

糸リフトの施術によって、感染症にかかる可能性があります。
感染症による症状は主に以下です。

  • 皮膚が熱を持ったような感覚になる
  • 腫れ

感染症は、手術環境や糸の衛生状況によって引き起こされると考えられているので、衛生面や施術環境に配慮しているクリニックを選びましょう。

万が一感染症を引き起こしてしまった場合は、糸を除去することで対処します。また、体内に吸収される糸の方が、感染症のリスクは低いです。

痛みがとれない

糸リフトの施術後は痛みや違和感を覚えることがありますが、だいたい数日程度で取れるとされています。痛みよりも、術後は笑ったり顔を洗ったり、大きく口を開けたりする際に違和感を覚える方が多いです。

また、エックス状という挿入方法の場合は、偏頭痛が生じる可能性もあるので気をつけてください。

肌がでこぼこになる

糸リフトの術後、肌がでこぼこになることがあります。
大体はダウンタイムの一種で、糸が馴染むとともに目立たなくなっていくことがほとんどです。

しかし稀に時間が経過しても肌がもとに戻らず、でこぼこのままになってしまう場合があります。これは少ない本数の糸で引っ張り上げたり、糸がずれたりしたことによって起こる現象です。こうなると施術は失敗なので、再度やり直してもらいましょう。

後悔する事例が起こる原因と対処法

糸リフトによって後悔する事例について説明してきましたが、一体どうすれば対処できるのでしょうか。
当記事では、以下に糸リフトで後悔しないための対処法を記載しているので、ぜひ参考にしてみてください。

医師の技術不足

糸リフトで後悔してしまう原因として、医師の技術不足が挙げられます。
ダウンタイムも少なく簡単な施術に見える糸リフトですが、技術やセンスによって仕上がりが異なるので、医師選びは重要です。

美容クリニックのホームページをチェックし、経験値のある医師に施術を担当してもらいましょう。また、あらかじめ糸リフトの症例写真をチェックしておくと、自分の理想に近い仕上がりになりやすいです。

カウンセリング不足

カウンセリングがしっかりできていないと、糸リフトに対して後悔してしまう可能性があります。

医師に糸リフトによる効果や仕上がりのイメージ、リスクなどをしっかり説明してもらった上で施術に臨みましょう。また、自分がどのような仕上がりを希望するかや悩みなども、医師に伝えておくことが重要です。カウンセリングの段階で、しっかりとコミュニケーションをとっておきましょう。
また、カウンセリングの際に違和感を覚えたり、真摯な対応でないと思ったりした場合は、別のクリニックを選ぶと失敗しにくいです。

糸リフトでの後悔に関するよくある質問

糸リフトでの後悔に関して說明してきましたが、疑問点をいくつか持った方もいるのではないでしょうか。
当記事では、糸リフトでの後悔に関する質問をまとめてみました。
実際に施術に挑戦する前に、解消できる疑問点はクリアしておきましょう。

失敗だと感じたときの対処法は?

糸リフトの施術後、失敗していると感じた場合は、施術してもらったクリニックや医師に相談してください。
保証やアフターケアが充実していれば、再度無料で施術を受けられる可能性があります。

また、施術を受けたクリニックに対して不信感を抱くのであれば、別の医院でセカンドオピニオンを受けるのがおすすめです。

糸リフトが適している人は?

糸リフトに適している人は、以下になります。

  • たるみのレベルが軽度から中等度
  • 皮膚が薄すぎずあつすぎない
  • 30〜40代で本格的なたるみがまだ始まってない方

糸リフトで対処できるたるみであることや、糸を皮膚に入れる上で問題のない方が適しています。

クリニックによって糸リフトの名称が異なるが効果に差はあるのか?

複数の美容クリニックのホームページをチェックしていると、それぞれ糸リフトの名称が異なることに気づくでしょう。
これは患者に興味をもたせるためなので、施術や効果に関して基本的には差がありません。

名称ではなく、クリニックの体制や医師選びのほうが重要です。

糸リフトとHIFUどちらがリフトアップに良い?

糸リフトに似ている施術として、超音波で筋肉にアプローチするHIFUが挙げられます。

即効性を求める場合や、クリニックに定期的に通院するのが嫌な場合は糸リフトがおすすめです。
一方、フェイスラインや頬だけでなく、目元や首のたるみも改善したい場合は、HIFUが推奨されています。
また、HIFUの方が手軽な施術だと言えるでしょう。

糸リフトで顔が変形?!

糸リフトを受けて、顔が変形してしまったという報告がされているのも事実です。

術後の不具合を相談したものの自然に戻ると説明され、さらに有料のヒアルロン酸注入をした方がいます。その後抜糸もしましたが、顔はもとに戻らず、こけたような顔になってしまったという報告です。

このような事例を回避するためにも、保証付きのクリニックを選びましょう。

術後効果を感じられなかった場合や、不具合が生じた場合に、無料で再施術や処置を受けられる制度です。クリニックによって内容は異なるので、事前にチェックしておいてください。
また、気になるクリニックが見つかったら、口コミを確認しておくとよいでしょう。いい口コミが見られなかった美容クリニックは、トラブル回避のためにも避けるのがおすすめです。

出典: 「国民生活センターADRの実施状況と結果概要について(平成29年度第2回)(kokusen.go.jp)の7ページ目」

糸リフトでの後悔まとめ

ここまで糸リフトでの後悔についてお伝えしてきました。

糸リフトでの後悔の要点をまとめると以下の通りです。

  • 理想通りにならなかったり効果を感じなかったりする
  • 医師の技術不足やカウンセリング不足によって引き起こされる
  • 感染症など後遺症のリスクもある

これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。