豊胸の種類は？3種類の豊胸手術の特徴や値段を徹底比較

2023年2月19日

自分の胸を理想的な形や大きさにできる豊胸は、多くの女性のコンプレックスを救っています。そんな豊胸ですが、施術方法が数種類存在することをご存知でしょうか？

今回は、そんな豊胸に関して以下の情報をまとめてみました。

豊胸手術の3つの種類
それぞれのメリット
それぞれのデメリット

豊胸に興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。

豊胸手術の種類

豊胸手術は、主に以下の3つに分かれます。

シリコンバッグ式豊胸（人工乳腺法）
脂肪注入による豊胸
ヒアルロン酸による豊胸

それぞれの施術方法の特徴をチェックして、どれが自分に合っているのか知りましょう。

シリコンバッグ式豊胸（人工乳腺法）

シリコンバッグ式豊胸は、人工のシリコンバッグを胸に入れる方法です。

そのため効率よくサイズアップすることが可能で、バストを大きくしたい方に向いています。
自分の希望に合ったバストサイズにしやすい施術ですが、痩せ型の方が大きすぎるシリコンを入れると不自然に見える可能性が高いです。

最近ではシリコンの種類も増えており、触った感触や質感が自然に近いものが人気となっています。
また、安全面に配慮したシリコンバッグも多く、一昔前のリスクが大きいイメージは払拭されつつあるのも事実です。

ただし体にメスを入れる手術なのでダウンタイムがあり、術後は一定期間行動が制限されると思っておきましょう。

脂肪注入による豊胸

自分の体の脂肪を吸引してバストに注入するのが、脂肪注入法です。

自分の体の脂肪を使っているので仕上がりがナチュラルで、周りからバレにくいとされています。ただし大幅なサイズアップをするのは難しいと思っておきましょう。

使用する脂肪はお尻や太ももから採取するため、気になる部位をサイズダウンできるというメリットも兼ね備えています。

また、採取した脂肪から良質な細胞だけを取ったり、別の素材と組み合わせたりして胸に注入する方法もメジャーです。

使うのは自身の脂肪なので、拒絶反応などのリスクを軽減できるという魅力があります。

ヒアルロン酸注入による豊胸

ヒアルロン酸を使った豊胸は、メスを使わないので気軽に挑戦できます。

日帰りの施術が可能で、短時間で済むので初めて美容施術を受ける方にもおすすめです。
ダウンタイムがほぼないので、術後は1〜2日程度で日常生活に戻れるでしょう。

ただしヒアルロン酸での豊胸はサイズアップが難しく、胸にハリをもたらせたり、形を整えたりするのが主な目的となります。
また、術後半年から1年間程度で体内に吸収されてしまうので、効果をキープするためには再度施術を受けなければなりません。

定期的なメンテナンスを了承できる方は、ぜひ試してみてください。

シリコンバック式豊胸（人工乳腺法）の特徴

シリコンバッグ式豊胸のメリット

シリコンバッグ式豊胸のメリットは、大幅なボリュームアップが期待できることです。

自分の希望に合ったサイズのシリコンバッグを選べば、術後は大きなバストに仕上がっています。また、形も美しいお椀型に仕上がるので、理想的なバストを追求できるのがメリットです。

ただしその人の体の状態によって使用できるサイズが変わるので、その点は医師と相談して決めてください。

シリコンバッグ式豊胸のデメリット

シリコンバッグ式豊胸のデメリットは、破損の可能性や脇下に残る傷跡です。

胸の中でバッグがずれたり破れたりする可能性があることを、必ず承知してから施術を受けましょう。

また、シリコンバッグを入れるためにメスを使うので、体に傷跡が残ります。

他に挙げられるのが、10年でシリコンバッグを取り替えなければならないことです。

同じシリコンバッグを永久的に入れておくことはできないので、定期的にメンテナンスしなければなりません。

シリコンバッグ式豊胸の値段

シリコンバッグ豊胸の値段の相場は、だいたい80万円〜100万円程度です。

施術法によって価格は変動し、傷跡を残さないような方法だと値段も高くなります。

そのため自分のニーズと価格の折り合いをつけられる施術を選びましょう。

脂肪注入による豊胸の特徴

脂肪注入による豊胸のメリット

脂肪注入による豊胸のメリットは、異物反応が起こりにくい点です。

自分自身の脂肪を使うことで、体への負担やリスクを軽減できます。

そのため最近では豊胸の主流となりつつある施術方法です。

また、自身の脂肪を使うことで高い定着率を誇っています。

豊胸後の胸の大きさをキープしやすく、メンテナンスなども必要ないのがメリットです。

脂肪注入による豊胸のデメリット

脂肪注入による豊胸のデメリットとして挙げられるのが、吸引部分への負担です。

お尻や太ももなど、脂肪の多い部位から摂取します。

その際に内出血や腫れなどのダウンタイムが発生するので、胸以外にも負担がかかると思っておきましょう。

また、吸引できる脂肪の量には限りがあります。

その人の体型や体重によって吸引できる脂肪は異なるので、必ずしも自分の理想通りのカップ数になれるとは限りません。

脂肪注入による豊胸の値段

脂肪注入による豊胸の相場は、150万円程度です。

ただし施術方法やクリニックによって変動があるので、いろいろな条件を比べながらチェックしてみてください。

ヒアルロン酸注入による豊胸の特徴

ヒアルロン酸注入による豊胸のメリット

ヒアルロン酸注入での豊胸のメリットは、ダウンタイムが短く破損の可能性が低いことです。

注射でヒアルロン酸を注入する施術法なので、その日に帰宅できて翌日からは日常生活が送れるでしょう。

ダウンタイム中に痛みや赤みが出る可能性もありますが、数日経過すれば治まることがほとんどです。

また、シリコンバッグのような固形物を胸に入れるわけではないので、破損の危険性もありません。他の豊胸と異なり、プチ整形の感覚で施術を受けられるのが、メリットです。

ヒアルロン酸注入による豊胸のデメリット

ヒアルロン酸のデメリットは、アレルギー反応が起こる可能性にあります。

体質によっては、注入したヒアルロン酸に体が反応してしまう可能性があるので気をつけてください。

また、ヒアルロン酸の中には、日本で認可されていないものもあります。

気になる方は、事前に確認しておきましょう。

さらにヒアルロン酸の種類によっては、発がん性のある薬剤もあります。

気軽にできる施術ですが、リスクがあることも覚えておいてください。

ヒアルロン酸注入による豊胸の値段

ヒアルロン酸注入での豊胸は、何cc入れるかによって値段が変動します。

1cc2,000円から8,000円が相場なので、たくさん入れれば入れるだけ費用も必要です。

1カップサイズを上げるためには100ccが必要になるため、ヒアルロン酸の場合は20万〜80万程度かかります。

豊胸の種類に関するよくある質問

豊胸に関して寄せられる質問をまとめてみました。

手術の効果が継続しやすい施術
痛みの少ない施術
どの程度バストが大きくなるのか

あらかじめよくある質問をチェックしてから、クリニックへ相談してみましょう。

豊胸手術の効果が長いのは？

豊胸手術の中で、最も効果が継続するのは脂肪注入です。

だいたい半分は体に吸収されますが、もう半分は半永久的に定着します。

シリコンバッグ式の場合は10年〜15年程度で交換しなければならず、ヒアルロン酸は1〜3年程度で効果が消失すると覚えておきましょう。

ただしこれらの効果の長さはあくまでも目安なので、個人差があります。

出典: 豊胸手術にはどんな種類がある？それぞれの特徴を知って自分に合う方法を選ぼう

痛みの少ない施術は？

豊胸手術で最も痛みが少ないのは、ヒアルロン酸です。

注射を使用するだけなので、チクッとした痛みしか感じません。また、腫れや内出血も軽度で数日経てばよくなることがほとんどです。

一方シリコンバッグや脂肪注入の痛みは3〜7日程度で治まり、腫れや内出血は2週間程度で改善します。ダウンタイムが長く、術後の行動制限もある施術です。

ただし痛みやダウンタイムに関しては個人差があるので、必ずしも上記に当てはまるとは限りません。

1回の施術でバストはどのくらい大きくなるの？

シリコンバッグ豊胸の場合は、入れたバッグの大きさまでサイズアップします。

一方脂肪注入の場合は1回の施術で1〜2カップ、ヒアルロン酸の場合は1カップアップするのが一般的です。

ただし、これらのバストアップの変化は個人差があります。そのため必ずしも、1サイズ以上アップできると思わないでおきましょう。

カウンセリングの際に医師やスタッフに、自分はどの程度のバストアップが望めるのかを確認しておくのがおすすめです。

おすすめのクリニックの選び方とは？

豊胸する際は、まずクリニックのカウンセリングに足を運びましょう。

自分の希望を伝え、医師やスタッフがどのような施術を行なうか提案してくれます。その際に、施術内容や料金が自分に合っているかどうかをチェックしてください。

また、クリニックの雰囲気や医師やスタッフが親身に相談に乗ってくれるかも確認しておきましょう。

いくつかのクリニックのカウンセリングに行き、最も自分に合った場所を選ぶのがおすすめです。

豊胸の種類まとめ

ここまで豊胸の種類についてお伝えしてきました。
豊胸の種類の要点をまとめると以下の通りです。

シリコンバッグ式・脂肪注入・ヒアルロン酸の3種類がある
それぞれメリットとデメリットがある
施術で得られる効果やリスクには個人差がある

これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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