バッカルファット除去のダウンタイムは?メリット・デメリットもご紹介!!

バッカルファットは頬のあたりにある脂肪のことです。

年齢を重ねるごとに垂れ下がり、ほうれい線やシワが増えると、老けた顔にみえます。

バッカルファット除去をすることで脂肪の垂れ下がりを予防できますが、ダウンタイムについて理解しておく必要があります。

本記事では、バッカルファット除去のダウンタイムについて以下の点を中心にご紹介します。

  • バッカルファットを除去すると顔の見た目がどのようになるか
  • バッカルファット除去によるメリットやデメリットは何か
  • バッカルファット除去によるダウンタイム中に注意点はあるか

バッカルファット除去のダウンタイムについて理解するためにもご参考いただけますと幸いです。

ぜひ最後までお読みください。

バッカルファット除去のダウンタイムとは

バッカルファットは頬の内側にある脂肪の塊です。

キレイな輪郭を維持する手段としてバッカルファット除去があります。

バッカルファット除去は手術や皮膚レーザー治療などがありますが、術後にダウンタイムがあります。

ダウンタイムは術後の腫れや痛み、むくみが現れ、回復に至るまでの期間を表します。

バッカルファット除去を考える原因とは

バッカルファットは脂肪の塊で年齢を重ねるとともに垂れ下がります。

お尻や胸の脂肪が加齢とともに垂れ下がることと同じような変化です。

脂肪を支える筋膜が緩むことでバッカルファットが頬骨に覆い被さるように重なり、ほうれい線や頬のたるみとなります。

ブルドック線や口角が垂れ下がることによる線ができ、マリオネットラインが増えます。

マリオネットラインは老け顔の印象を与えるラインです。

バッカルファット除去はたるみが気になってから行う場合もありますが、将来に向けて早い段階でバッカルファット除去を考える場合もあります。

早い段階でバッカルファット除去をすることで、急な輪郭の変化がなく、周囲に違和感をもたれづらいです。

バッカルファットを除去するメリット

バッカルファットは加齢に伴い、老け顔となるリスクが高いものです。

バッカルファットを除去するメリットをご紹介します。

ダウンタイムが短い

バッカルファット除去をすることで術後にダウンタイムが起きます。

ダウンタイムのピークは数日〜最大1週間程度です。

ダウンタイムの違和感を抱かなくなるまでは1ヶ月程度かかる場合もありますが、ダウンタイムのピークに感じた苦痛症状はありません。

ダウンタイムのピークが短く済むので日々の生活が忙しい方に向いています。

バッカルファット除去をしないまま、年齢を重ねるとシワやたるみが増え、悩まされる時間が増えます。

ダウンタイムのピーク期間さえ乗り越えることができれば、年齢を重ねた際に生じるシワやたるみの悩みが感じられず、時間を有効的に使うことができます。

小顔効果

バッカルファットは頬の内側に溜まっている脂肪の塊です。

脂肪により顔の輪郭が押し広げられ、顔を大きく見せてしまいます。

バッカルファットは深層にある脂肪なのでローラーで毎日ケアしていても減らすことが難しいです。

バッカルファット除去をすることで頬の内側に溜まっている脂肪を除去し、ボテッとした頬の輪郭がすっきりします。

小顔になると、整った顔立ちの印象に見せられます。

たるみ改善

バッカルファットは頬の内側にある脂肪の塊なので食事や運動などのダイエットで落とすことが難しい部位です。

頬の表層にある脂肪は脂肪吸引や脂肪溶解で落とすことができますが、それだけではバッカルファットによるシワやたるみを予防することはできません。

脂肪は重く加齢により脂肪を支えている筋膜が弱くなると脂肪の重みからバッカルファットが下がっていく仕組みです。

バッカルファット除去で頬の内側の脂肪を落とすことができると、垂れ下がる脂肪がなくなるのでシワやたるみができづらくなります。

肌のエイジングケア

年齢を重ねるにつれてシワやたるみが増えていくと、顔が老けた印象を与えます。

シワやたるみはバッカルファットの垂れ下がりが関与していることが多いです。

シワやたるみがなくなるとハリのある肌が年を重ねても維持できるので若くみられエイジング効果が期待できます。

年齢を重ねるとバッカルファット以外にも顔にシワやたるみを出現させる要因はたくさんあります。

バッカルファットによるシワやたるみが出現する可能性を減らすことができると肌が若くみえる効果が期待できるのです。

効果を早くから実感しやすい

バッカルファット除去を受けると一定期間ダウンタイムの影響を受けますが、ダウンタイム明けに効果を実感できる場合が多いです。

ダウンタイムは個人差が大きく、長く続いてしまう方は2週間以上続くことがあります。

バッカルファット除去を受けると頬の内側の脂肪がなくなるので、ダウンタイムが過ぎた後は腫れが引き、小顔になったと実感できるでしょう。

バッカルファットを除去するデメリット

バッカルファット除去は小顔にみせる効果やシワやたるみを予防できる効果が期待できる反面、手術によるリスクや想定した見た目と異なってしまう場合があります。

バッカルファット除去のデメリットをご紹介します。

腫れがある

バッカルファット除去は口の中を数ミリ切開して行う手術です。

しかし、口の中を侵襲するため組織を破壊してしまうことは避けられません。

組織が侵襲されることによって炎症反応が生じてしまいます。

炎症反応は徐々に寛解していきますが、最低でも1ヶ月程度は違和感があります。

腫れによる痛みのピークは最大でも1週間程度で治るので早期に痛みは寛解します。

内出血を生じることがある

バッカルファット除去を行うと組織の細胞を侵襲するので内出血が生じる可能性があります。

この内出血は毛細血管が傷つくためにおこり、頬表面に出血が浮き出てくることで肌が赤紫になることがあります。

内出血が出現しても最大2週間程度で内出血の痕は完治が見込めます。

感染の恐れ

バッカルファット除去は開放性の傷が生じる手術方法です。

開放性の傷が生じると外傷での細菌や口腔内にある細菌、空気中の細菌などが傷口から侵入します。

血腫は血管から手術によって溢れ出た血液が体内に溜まったもので、細菌が入り込んでしまうと感染を引き起こしてしまうのです。

感染を引き起こすしてしまうとダウンタイムに加えて、さらに腫れや痛みが続いてしまう可能性があります。

バッカルファット除去後のダウンタイムに気を付けること

バッカルファット除去によるダウンタイムは避けては通れない症状です。

ダウンタイムは術後の過ごし方によってダウンタイムを短くすることができたり、逆に長引かせたりします。

バッカルファット除去の術後に気をつけることをご紹介します。

飲酒は避ける

バッカルファット除去後は飲酒を避けることが重要です。

飲酒は交感神経の働きを促し血流を上げる作用があります。

血流が上がると体温が上昇しますが、体温が上がると同時に腫れや内出血が悪化する可能性があるのです。

腫れや内出血の治癒が遅延する可能性に加え、飲酒によるむくみもダウンタイムの長さに悪影響を及ぼす可能性が高まるので注意が必要です。

長時間の入浴は避ける 

長時間入浴すると体温が上がり、血流が良くなります。

バッカルファット除去によりデリケートになった血管の血流が上がることによって血液が漏れ出し、腫れや内出血を悪化させてしまうのです。

美容意識が高く、半身浴や長時間の入浴に励む方も多いでしょう。

バッカルファット除去の注意点を意識しておかなければダウンタイムの期間を長くしてしまうリスクが増えます。

外出時にはマスクを着用する

バッカルファット除去後はダウンタイムによる腫れや内出血のリスクは避けられません。

術後に仕事や外出の用事がある場合、ダウンタイム中の顔を隠したい方もいらっしゃるでしょう。

術後のデリケートな肌が露出しないようにマスクを着用することで腫れや内出血の痕を隠すことができます。

バッカルファット除去の手術のダウンタイムに向けて休暇が取れる方は休暇の取れる日程でバッカルファットの除去に臨むことが大切です。

バッカルファット除去に関するよくある質問

バッカルファット除去をするにあたり、不安点は多く挙がります。

バッカルファット除去に関するよくある質問をご紹介します。

バッカルファットの治療で左右差が生じることはありますか?

顔を構成している骨格は左右非対称であることが多いです。

骨格は筋肉や脂肪の土台となるので、骨格の形状の違いでバッカルファット除去後に多少左右差が出る可能性があります。

そのため、バッカルファット除去を左右のバランスをみながら均等に行う必要があります。

一方のバッカルファットを極端に取り過ぎてしまうと、輪郭が左右非対称になるリスクが生じます。

バッカルファットを取り過ぎてしまうと全体的に頬がこけてしまうこともあるので、医師の技術に評判のあるクリニックを選択する必要があるのです。

「バッカルファット除去」のあとは傷跡は残りますか?

バッカルファット除去は口腔内の上の奥歯と下の奥歯の境界辺りを0.5〜1cmほど切開します。

ピンセットなどで優しくバッカルファットを取り除くので切開部が余計に開くことはありません。

口腔内の奥を切開するので外見からは傷跡が見えにくいです。

バッカルファット除去後に行う縫合は2針程度で糸が目立ちません。

縫合に使用する糸は溶けるので抜歯の必要はありません。

小顔効果はいつ頃から実感できますか?

バッカルファット除去後はダウンタイムがあります。

術後はむくむこともあります。

期待した効果と違うなどとがっかりせず、クリニックで指示されたダウンタイムの過ごし方を意識して生活しましょう。

ダウンタイムに生じる腫れやむくみが2週間ほどで気にならない程度に回復していきます。

完全に腫れやむくみが取れ小顔効果が実感できるまでは2ヶ月程度要しますが、頬のたるみが解消され、輪郭がすっきりしています。

頬の内側を嚙むことがありますが、バッカルファットで治療は可能ですか?

頬の内側を噛んでしまうことは歯並びや骨格による影響が主な原因とされています。

顎が小さいと内側に頬が張り出すので噛みやすくなってしまうのです。

バッカルファットの張り出しも頬の内側を噛んでしまう1つの原因になり得ます。

頬の内側を噛んでしまう原因を医師とのカウンセリングで明確にしてもらい、バッカルファットが原因であれば除去を検討しましょう。

美容整形に興味・関心をもつ若者たち

株式会社アイスタイルが運営するサービス@cosmeのプロデュースメンバー10,290名(15〜59歳女性)にアンケート調査をしたところ、美容整形に対して興味や関心をもつ若者が増えているとされています。

美容整形を受けると整形前と整形後で顔に変化がでます。

コロナ禍は人と顔を合わせる機会が少ないことやマスクで顔を隠すことができるので他人に気づかれづらいことが若者の美容整形への興味を引き立てているのです。

出典: 7割強が顔への「美容医療・整形」意向ありと回答

バッカルファット除去のダウンタイムのまとめ

ここまでバッカルファット除去のダウンタイムについてお伝えしてきました。

バッカルファット除去のダウンタイムの要点をまとめると以下の通りです。

  • バッカルファット除去をすることで年を重ねても若く見せられる
  • バッカルファット除去後のダウンタイムは過ごし方によって症状が変わる
  • バッカルファット除去による不安は多くの場合解決できる

 これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。