ダーマペンの副作用は？副作用が起こる理由や防ぎ方を徹底解説！

2022年12月30日

ダーマペンの副作用が気になるという方は多いのではないでしょうか。
ダーマペンの副作用はニキビの悪化や傷跡の化膿などが挙げられます。

本記事ではダーマペンの副作用について以下の点を中心にご紹介します。

• ダーマペンの効果は
• ダーマペンの副作用とは
• ダーマペンの副作用を防ぐためには

ダーマペンの施術を検討している方はぜひ参考にしてください。
ダーマペンの副作用を理解するためにも最後までお読みいただければ幸いです。

※ ダーマペンは自由診療のため保険適用外です。

ダーマペンとは

ダーマペンとはペン型の細い針を使用して肌の表面に小さな穴を開ける施術方法をいいます。
また、ペン型の医療機器そのものをダーマペンともいいます。

ダーマペンの効果

ダーマペンで期待できる効果として以下の点が挙げられます。

• ニキビやニキビ跡の改善
• 毛穴の開きの改善
• 小じわやたるみの改善
• クレーターや傷跡の改善
• ハリやツヤのある肌への改善
• 美白や美肌効果

ダーマペンは傷の付いた肌が回復しようとする力を利用した施術です。
肌が傷を治す過程ではコラーゲンやヒアルロン酸などが生成されます。
また、ターンオーバーも促進されます。
その結果、ニキビ跡や小じわの改善などにつながるのです。

さらに、肌に穴を開けた部分に美容導入剤を浸透させることで美肌効果を期待できます。
目的に合わせて美容導入剤の種類を選ぶことが大切です。

ダーマペンの副作用で起こる症状とは?

ダーマペンの副作用として以下の3点が挙げられます。

• シミができる
• ニキビが悪化する
• 傷跡が残るもしくは化膿する

それぞれの副作用や対処法について詳しくご紹介します。

シミが生じる

ダーマペンは適していない肌に施術するとシミができることがあります。
とくに肝斑がある方は注意が必要です。

ダーマペンの刺激により肝斑が濃くなる可能性があります。
施術する前に、しっかりとカウンセリングを受けましょう。
自分の肌がダーマペンに適しているか確認することが大切です。

また、施術後は肌が敏感になっており通常よりも紫外線の影響を受けやすい状態です。
そのため、紫外線に当たることでシミができる場合があります。
シミ予防のためにも紫外線対策は忘れずにしましょう。

ニキビが悪化する

ダーマペンはニキビを改善する効果が見込まれますが、施術により悪化する場合があります。
ニキビができる原因として菌による炎症が挙げられます。
ダーマペンで肌に穴をあける際にニキビがつぶれ、他の部位に菌が広がることがあります。
その結果、ニキビが増えたり悪化したりする恐れがあります。

赤みや腫れの強いニキビや膿があるニキビには注意が必要です。
ニキビができた場合は施術前に相談しましょう。
また、技術が未熟な方から施術を受けることは避けてください。
実績のある方の施術を受けることをおすすめします。

ニキビを悪化させないためには施術後のケアも大切です。
敏感な肌に刺激を与えると炎症が悪化する原因となります。
施術部位に刺激を与えるような行動は避けましょう。
炎症を悪化させないために施術後に行うと良いケアは以下の点です。

• しっかりと保湿する
• 紫外線対策する
• 飲酒や入浴など体温が上がる行動は控える

傷跡が残る、化膿する

ダーマペンの施術部位は傷跡が残ったり化膿したりする恐れがあります。
技術が未熟なため針を深く刺しすぎた場合に起こりやすいです。
施術前に施術者の経歴やクリニックの施術実績などを確認しておきましょう。

また、しっかりとカウンセリングしてくれるクリニックを選ぶ必要があります。
施術後に適切なケアをしなかった場合にも傷跡が残ったり化膿したりします。
施術後の炎症した肌が悪化しないようにニキビ予防同様しっかりとケアしましょう。

ダーマペンの副作用が気になるが施術したい

ダーマペンの副作用が気になるが施術を受けたい方も居るのではないでしょうか。

そのような方は以下の点に気を付けましょう。

• セルフダーマペンは行わない
• クリニック選びは慎重に行う

それぞれの注意点について詳しく解説します。

セルフダーマペンは行わない

ダーマペンによる副作用を防ぐためにもセルフダーマペンは行わないでください。
クリニックで施術する場合は肌の状態を確認します。
その上で、施術が可能か見極めたり針の深さを判断したりします。

しかし、セルフダーマペンの場合は専門の知識がないため正しい判断ができません。
その結果、ニキビの悪化や傷跡が残るなどの副作用につながる恐れがあります。
また、クリニックで施術を受けると肌トラブルが起こった際に適切なケアをしてくれます。
そのため、ダーマペンはクリニックで施術を受けるようにしましょう。

クリニック選びを慎重に行う

クリニック選びを慎重に行うことも副作用を防ぐための方法の1つです。
先述したとおり、技術が未熟な方から施術を受けた場合は副作用が起こりやすくなります。
クリニックを選ぶ際は施術者の経歴や実績などもしっかり確認しましょう。

また、複数のクリニックからカウンセリングを受けることをおすすめします。
複数のクリニックの中から自分が信頼できるところを選ぶことが大切です。

ダーマペンに関するよくある質問

ダーマペンに関するよくある質問は以下の4点です。

• 何回施術を受ければ効果を期待できるか
• 施術できない人はどのような人か
• ダウンタイムの長さはどのくらいか
• 日焼け止めは当日から使用できるか

それぞれの質問に対して詳しく解説します。

効果を感じられる施術回数は何回？

ダーマペンの効果を期待できる施術回数は平均5回程度です。
しかし、個人差があり、目的や改善したい症状によって異なります。

例えば、肌質改善が目的の方は1回の施術で効果が期待できます。
ニキビ跡やクレーターを改善したい方は複数回の施術が必要です。

施術ができない人はいる？

以下に当てはまる方はダーマペンによる施術ができません。

• 金属アレルギーの方
• 施術部位に強い炎症がある方
• 妊娠中もしくは授乳中の方
• 使用する薬剤に対してアレルギーのある方

また、上記以外にも使用中の薬剤や体質などによって施術できない場合があります。
事前にカウンセリングを受けて施術可能か確認しましょう。

ダウンタイムは何日？

ダーマペンのダウンタイムの長さは約2日〜7日間です。
ダーマペンは症状や目的に合わせて針を刺す深さを変えます。

ダウンタイムの長さは針を刺す深さが深いほど長くなります。
また、個人差もあり2週間程赤みなどの症状が続く方もいます。
ダウンタイム中の症状が続く場合は受診することをおすすめします。

日焼け止めは当日から塗れる?

日焼け止めは施術後12時間が経過するまでは塗らないでください。
その理由は施術後の敏感な肌にとって日焼け止めは強い刺激となるためです。
しかし、シミや炎症予防のために施術後は紫外線対策が大切です。

そのため施術後12時間以内は帽子や日傘などでしっかりと紫外線対策しましょう。
また、施術後12時間以降は日焼け止めも使用して紫外線から肌を守る必要があります。