ダーマペンが安いおすすめクリニック！値段の相場についても徹底検証！

2022年12月5日2022年12月29日

ダーマペンは美肌を目指す美容施術です。
料金が安いのであれば受けてみたいという方も多いかもしれません。
この記事ではダーマペンが安いクリニックについて以下の点を中心にご紹介します。

• ダーマペンの費用相場
• ダーマペンの費用の理由
• クリニック選びのポイント

この記事がダーマペンのクリニック選びに悩む方の参考になれば幸いです。
ぜひ最後までお読みください。

※ ダーマペンは自由診療のため保険適用外です。

ダーマペンとは？

ダーマペンとは、先端に超極細の針がついたペン型の医療器具です。
最近では、このダーマペンを使った美容施術自体をダーマペンと呼ぶことが一般的になっています。

ダーマペンは、皮膚に穴を開けることで、その傷を治そうとする身体の自然治癒力を利用し、肌のターンオーバーを促進させる施術です。
ダーマペンは、肌の最深部である真皮層の線維芽細胞を刺激します。

この線維芽細胞はコラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸の生成細胞であるため、若々しいハリのある肌を目指す、エイジングケアの効果が期待できます。

また、ダーマペンにより肌のターンオーバーが促進されると、過剰な皮脂分泌や毛穴詰まり、毛穴開きなども改善される可能性があり、毛穴ケアとしての効果も期待できます。

他にも、ニキビ跡の治療や肌質の改善など、ダーマペンに期待できる美肌効果は多いです。

ただし、ダーマペンは皮膚に針を刺す施術のため、赤みや腫れが生じるなどダウンタイムがあります。
使用する針の太さや元の皮膚状態にもよりますが、2日〜1週間程度が一般的です。

ダーマペンの費用相場

気になるダーマペンの費用相場をご紹介します。

ダーマペンの施術料金の相場は、「一回につき1万5,000円〜3万円程度」です。美容施術の中では比較的安い値段設定と感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、ダーマペンは複数回受けることで、より高い効果を期待できる施術でもあります。

そのため、受ける回数によって、費用はこの何倍か必要になります。
また、ダーマペンの施術料金は、クリニックによりばらつきがあります。

同じダーマペン1回分の料金で、なぜこれほどばらつきがあるのでしょうか。

この理由について、順にご説明いたします。

使用する機種のバージョンが異なる

クリニックによってダーマペンの施術料金にばらつきがある理由のひとつが、使用するダーマペンの機種です。

ダーマペンは先端に超極細の針がついたペン型の医療器具ですが、随時新しい機種が開発されています。2022年11月現在、ダーマペンの最新機種は「ダーマペン4」です。

一般的に、ダーマペンの施術料金は、ダーマペンの機種が古いバージョンより、新しいバージョンの方が高くなります。

そのため、クリニックの施術料金が安い場合は、ダーマペンの機種が古いバージョンの可能性があります。

次に、ダーマペンについて、最新機種と古い機種との違いをご説明します。

治療速度が異なる

ダーマペンの機種の違いで「治療速度」が異なります。古い機種のダーマペンでは、1回の治療にかなりの時間を要します。

治療時間が長ければ、それに伴い、痛みを感じる時間も長くなります。しかし、現在の最新機種では、短時間で治療が終わるようになりました。

治療時間が短ければ、それだけ痛みを感じる時間も短いです。痛みの感じ方は人それぞれですが、治療が短時間で、痛みを感じる時間も短いに越したことはないでしょう。

各クリニックのホームページには、ダーマペンのどの機種を使っているか、記載されていることも多いです。

痛みに弱い方は特に、最新機種で施術してくれるクリニックを選択することをおすすめします。

開ける穴の数が異なる

ダーマペンの機種の違いで「開ける穴の数」が異なります。ダーマペンの施術は、ペン先の超微細な針で皮膚に穴を開けます。

最新機種のダーマペン4は、16本の極細針が、1秒間に最大1,920個の穴を開けることが可能で、古い機種よりも稼働速度が速く、より多くの穴を開けられるようになっています。

ダーマペンの施術は、開ける穴の数が多いほど、効果が期待できます。最新機種になり、一度の施術で開けられる穴の数が増えました。

つまり、一度の施術でより高い効果が期待できるようになり、結果として、以前よりも少ない施術回数で目指す効果が見込めるようになったとも言えます。

1回の施術料金が安くても、目指す効果までの施術回数が多ければ、トータルとしてかかる金額は高くなる場合があります。

ダウンタイムが異なる

ダーマペンの機種の違いで「ダウンタイム」が異なります。

ダーマペンは肌の自然治癒力を利用した治療ですが、肌に穴を開けるため、赤みや腫れ、痛みが出るなど、ダウンタイムが発生します。

個人差がありますが、ダウンタイムの長さは施術時間の長さにも左右されます。

最新機種のダーマペン4は、施術時間が非常に短くなり、全顔の施術では1回あたり20分〜40分程度で終了します。

施術時間が短いと、受ける肌ダメージが少なく済むため、古い機種よりダウンタイムが短くなります。

ダーマペンのダウンタイムは2日〜1週間程度が一般的ですが、ダウンタイムが短ければ施術後の生活への影響も少なく済むなどのメリットもあります。

ここまで、ダーマペンの機種による違いをご紹介してきました。

最新機種は、

• 施術時間が短く、痛みを感じる時間も短い
• より少ない回数で効果を期待できる
• ダウンタイムが短い

と、多くのメリットがあることがわかります。

ダーマペンを受ける際には、施術料金の安さだけでなく、使用する医療機器が最新機種かどうか、そのメリットも考慮して選択する必要があるでしょう。

特に、痛みに弱い方、ダウンタイムが短い方がいいと思われる方は、最新機種のダーマペン4での施術を受けられるクリニックを選ぶことをおすすめします。

肌質・症状によって必要な施術回数が異なる

ダーマペンの施術は、肌質・症状によって必要な施術回数が異なります。ダーマペンの施術は一度でも、「肌の調子が良くなった」と効果を実感する方が多いです。

しかし、ニキビ跡の治療を目的としてダーマペンを受ける場合、一度の施術で期待できる効果は限定的で、一般的には複数回の施術が必要となります。

ダーマペンは、コラーゲンの生成を促すことでニキビ跡の改善が期待できます。

しかし、一言で「ニキビ跡」といっても、個人差が大きく、その状態はさまざまです。それぞれの症状によって、適切な施術回数は変わります。

例えば、ニキビ跡が悪化し、クレーター状態になっている場合、状態を改善させるためには施術回数を重ねる必要があり、5〜8回程度の施術が必要となるケースもあります。

また、シミ治療を目的としてダーマペンを受ける場合も、一般的に複数回の施術が必要です。ダーマペンで肌のターンオーバーが促進されると、シミの原因となるメラニンの排出が進みます。

しかし、シミは肌の深層まで影響していることが多く、一度の施術で効果を実感することは難しいケースも多いです。

シミの状態や皮膚の自然治癒力にもよるものの、5〜8回程度の施術が必要である可能性があるため、シミの改善には時間がかかると思っておいた方がいいでしょう。

施術回数が多くなれば、その分費用がかかることになります。

事前のカウンセリングで、効果が期待できるのに何回程度の施術が必要なのか、医師に目安となる施術回数を確認しておくことは、費用の面でも安心できるのではないでしょうか。

別途かかる費用がある

クリニックの中には、ダーマペンの施術前に麻酔クリームなどで麻酔し、施術後にパックなどのアフターケア用品が用意されているところも多いです。

ダーマペンの施術代金として提示される値段が安い場合、麻酔やアフターケアの料金が含まれていないことがあるため、事前の確認が必要です。

また、料金には、トラブル時の保証が含まれている場合とそうでない場合があります。

事前のカウンセリングでは、提示される施術料金に含まれている内容について、しっかりと説明を受けておく必要があるでしょう。

ダーマペンに関するよくある質問

ここからはダーマペンに関するよくある質問にお答えします。
気になることは施術前に解消しておきましょう。

ダーマペンは痛い？麻酔は必要？

ダーマペンは針で皮膚に穴を開けるので、痛みが心配な方は多いでしょう。個人差があるものの、やはり施術中には多少の痛みを伴います。

「チクチクする」痛みと表現する方から、ほぼ痛みがないという方まで痛みの感じ方は人それぞれです。また、皮膚の薄い部分や骨に近い部分は痛みが出やすいなど、部位によっても痛みの感じ方が違います。

ダーマペンの施術前には麻酔クリームなどの麻酔を使用できるクリニックも多いです。麻酔クリームは施術前に塗布しておくと、皮膚感覚が鈍くなり、痛みを感じにくくなります。

麻酔を使用すると、痛みをほとんど感じることがなく、リラックスした状態で施術を受けられるため、痛みに弱い方にはおすすめです。

ダーマペンは針を深く刺した方が効果がありますか？

ダーマペンは針を深く刺した方が効果があるとは言いきれません。むしろ、針を深く刺すほど痛みが強く、ダウンタイムも長引く傾向があります。

ダーマペンは針の深さを0.1㎜単位で細かく調節することができます。

肌は表面から内部に向け、角質層・表皮層・真皮層の順に3層からできています。

ダーマペンの針の深さを調節すると、表皮層の浅い部分から真皮層の深い部分まで選択的に刺激することができます。

最も効果が期待できる方法は、治療目的と肌の状態に合わせて、針の深さを調節することです。

おすすめの頻度と施術回数の目安は？

一般的にダーマペンは「3〜4週間に1回のペースで施術」を繰り返すことが良いとされています。

ダーマペンは肌の自然治癒力を利用した施術であり、傷が治りきる前に次の施術をしてしまうと、肌にダメージが蓄積してしまうこともあります。

治療の目的や肌の状態によって、適切な頻度・施術回数は変わります。おすすめの施術頻度や回数は、カウンセリング時に直接聞くことが大切でしょう。

ダーマペンと美容鍼の違いは？

ダーマペンも美容鍼も、美容目的で肌に針を刺すという点で共通しています。

また、ダーマペンは医師もしくは看護師しか施術ができず、美容鍼は鍼師しか施術ができません。

それぞれ有資格者のみができる施術であるという共通点もあります。ではどのような違いがあるのでしょうか。

大きな違いは、肌につく傷の数と針の深さです。

ダーマペンは超微細な針で無数の穴を開ける施術で、その針の深さは真皮層までです。
それに対し、美容鍼は厳選したツボに働きかける伝統的な東洋医学の施術で、その針は筋肉層にまで到達します。

また、ダーマペンと美容鍼の違いにはダウンタイムの長さもあります。

一般的にダーマペンは2日〜1週間程度のダウンタイムを見込む必要がありますが、美容鍼にはダウンタイムがほぼありません。
では、ダーマペンと美容鍼は併用できるのでしょうか。

答えは「併用できる」です。

ダーマペンは、ニキビ跡のクレーターの改善やお肌の凸凹を滑らかに整えることに効果が期待できます。

美容鍼は、ツボの特性に応じて、フェイスラインの引き締めやしわ・ほうれい線などさまざまな効果が期待できます。

それぞれの施術の強みが異なるため、自分の肌悩みに合わせて施術を選ぶことも、併用することも可能です。

ただし、ダーマペンにはダウンタイムがあります。ダーマペンの施術後すぐの美容鍼はできませんので、ご注意ください。

出典: ハリを使う美容施術！ダーマペンと美容鍼の違いとは？
出典: ダーマペンと美容鍼の違いとは？どちらを選択すればいい？