ワキガ治療のおすすめとは?人気の店舗と対策をご紹介!!

「ちょっとワキのニオイが気になる」、「実はワキガで悩んでいる」という方がいらっしゃると思います。

さらに、「ワキガ治療ってなにがおすすめ?」、「治療費は高いのでは?」と思われているのではないのでしょうか。

この記事では、ワキガ治療について以下の点を中心にご紹介します。

  • ワキガになる原因
  • ワキガ治療のおすすめ
  • ワキガ治療のメリット・デメリット
  • ワキガ治療の料金

ワキガ治療について理解するためにもご参考いただけますと幸いです。

ぜひ最後までお読みください。

ワキガ治療おすすめとは

ワキガとは、ワキから独特な刺激臭がすることを言います。

耳垢が湿っている方高脂質・高カロリーな食生活の方親がワキガである方はワキガの可能性があります。

ワキガであることを相談できないこと、または、友人であっても指摘しづらいことで治療について知る人は少ないようです。

ワキガの治療は、メスを入れる治療と入れない治療に分かれます。

治療方法は、ミラドライ、ボトックス法、剪除去があります。

治療費は、価格の幅が広いので、安いもので3万円、高いもので50万円にまで上がります。

出典:ロート製薬

ワキガに対する周囲の意識

アイシークリニックを運営する医療社団法人鉄結会が全国の女性113名を対象に、「ワキの臭い」についてアンケート調査したものです。

自分の汗の臭いを気にしたことがあるかについて、気になる方が24.1%やや気になる方が39.2%と半数以上の方が自分の臭いを気にしていることがわかっています。

また、制汗剤や汗ふきシートなどのニオイ対策商品を使ってニオイ対策をしている人が113人中92人と多く、臭いに対する意識は高いことがわかります。

出典:医療社団鉄結会「ワキの臭いについてのアンケート調査」

ワキガになる原因

ワキガになってしまう原因は、いくつかあります。遺伝的要因や食生活の乱れなどさまざまです。以下で詳しく説明します。

アポクリン腺からでる汗

汗には二種類あり、エクリン腺とアポクリン腺という汗腺から作り出されます。

ワキからでる刺激臭はアポクリン腺から出る汗が原因です。

アポクリン腺はタンパク質や脂肪酸などのニオイの原因となる成分を含んでいます。

アポクリン腺からでる汗自体が臭うわけではなく、皮膚の常在菌と混ざることによって嫌な臭いを発してしまいます。

ワキガの人は、このアポクリン腺が多いことやアポクリン腺から出る汗の量が多い傾向にあります。

食生活の乱れ

アポクリン腺の成分は、脂質やタンパク質などです。

脂質やタンパク質を過剰に摂取すると、アポクリン腺の動きを活発にしてしまいます。

そうすると、アポクリン腺から出る汗が多く出て刺激臭に繋がってしまいます。

糖類や肉などを多く摂取することでワキガの原因になるというのは、日本人と外国人を比べてみるとよくわかります。

日本人は全体の10%の人がワキガであると言われているのに対して、外国の方は70〜80%の方がワキガと言われています。

それは、肉食の生活が関係していると言われています。

ですから、高カロリー、高脂質な食生活はワキガの原因になると考えられるでしょう。

乱れた食生活には気をつけたほうが良いと考えられます。

遺伝から起こるワキガの発生

両親がワキガの場合70〜80%、片方の親がワキガの場合50%の確率でワキガを発症してしまいます。

これは遺伝を引き継いでしまうからです。

アポクリン腺の数は、子どもに遺伝されるので、親のアポクリン腺が多ければ、子どものアポクリン腺も多くなります

しかし、両親がワキガであり、アポクリン腺が多くあっても、ワキガを発症しない人もいます。

以下に当てはまる方はワキガを発症しやすくなると考えられています。

  • ストレスをためてしまう
  • 乱れた食生活をしている
  • 十分な睡眠を取っていない

性ホルモンによるワキガの発生

ワキガの原因が遺伝で引き継がれてしまったとしても、赤ちゃんの頃や幼い頃から臭いがするのではなく、第二次思春期のホルモンが変化する頃にワキガを発症し始めます。

性ホルモンは、アポクリン腺の働きを活発にし増やしてしまうので、刺激臭が発生してしまいます。

また、妊娠や出産時、生理中にもホルモンの動きが活発になり、汗をたくさん作り出してしまうので、臭いが強くなってしまうことがあります。

ワキガの男女比はほとんど差はないと言いますが、若干女性の方が多いと考えられています。

ワキガ治療法 3選

ワキガの治療法はいくつかあります。

その中でも、ミラドライ、ボトックス法、剪除法の3つをご紹介します。

ミラドライ

ミラドライとは、マイクロ波をワキに当ててアポクリン汗腺を破壊し匂いを抑えるレーザー治療です。

メスは使わないので、傷跡が残ることはほとんどありません。

ミラドライの施術で破壊された汗腺は元に戻ることはないため、半永久的な効果を得ることができます

リスクとして、治療後は、腫れや痛み、内出血などの副作用を伴う場合があります。

また、全ての汗腺にマイクロ波の照射があたらず、照射できなかった部分から臭いが再発してしまうこともあります。

さらに、他の施術と比べ料金が高い傾向にあります。

ボトックス法

ボトックス法は、臭いの原因となっているアポクリン腺ではなく、ワキに存在するもう一つの汗腺であるエクリン腺にボトックス注射をします。

エクリン腺に注射をすると、汗の量が減ります

そうすると、臭いの原因であるアポクリン腺から出る汗の繁殖を抑える効果が期待できます。

ダウンタイムがほぼなく、料金もそれほど高くありません。

デメリットとしては、持続効果は3〜4ヶ月と短く継続して施術を行わなくてはなりません。

また注射を打ち続けると抗体ができてしまい、効果が感じられなくなる可能性もあります。

剪除法

剪除法(せんじょほう)は、メスを使い汗腺を除去する方法です。

汗腺は目に見えるので、直接目で見ながら手術することでしっかり除去することができます

汗腺を取り除くため半永久的に効果の持続が見込めます。

汗腺を取るため、脇汗を軽減しニオイのリスクを抑えることも可能です。

リスクとしては、手術ですので他の施術に比べるとデメリットは以下のとおりです。

  • 施術時間が長い
  • 痛みや腫れなどの副作用が多い
  • 傷跡が残る可能性がある

リスクは高いですが、効果はとても期待できるので、しっかり効果を得たい方にはおすすめの治療法です。

ワキガ治療のメリット

ワキガに悩んでいる方へ、ワキガ治療をおすすめしたい理由があります。

以下でワキガ治療のメリットをご紹介します。

傷跡が目立ちにくい

ミラドライやボトックス注射では、切開することもなく、注射も細い針を使用するので傷痕が目立ちにくいです。

施術直後は、痕が残りますがそれも段々と消失していきます。

傷痕を気にする方には、ミラドライやボトックス注射はおすすめの施術です。

剪除法は、ワキのシワに沿って施術するため、なるべく傷痕を目立たなくするようにしています。

施術後から一年程は腫れも傷痕もありますが、徐々に目立たなくなり、それほど傷痕を気にしない方であれば、効果が高いのでおすすめの施術です。

ダウンタイムは短い

ボトックスやミラドライでは、治療後に起こる痛みや腫れ・浮腫みなどのダウンタイムはほとんどないです。

切開の場合でも1〜4週間で完治しやすいです。

ダウンタイム中は、重いものは持たないようにしたり、腕を上げたりしないようにします。

手術の場合は特に安静に過ごしましょう。

痛みが少ない

どの施術にも、麻酔を使うので、施術中の痛みはほとんどないです。

しかし、剪除法では、メスを使っているので術後やダウンタイム中は痛みがあるでしょう。

ミラドライやボトックス注射でも、個人差はありますが、術後の痛みが抑えられます。

そのうちのミラドライでは、機械に炎症を抑えるために冷やすクーリング機能がついており、レーザー照射しながら照射したところを冷やすので施術後の痛みが少ないことが期待できます。

ワキガ治療のデメリット

メリットがあればやはりデメリットもあります。ワキガ治療のデメリットを以下にまとめましたのでご参考ください。

切るワキガの治療法

メスを入れていますので、少なからず術後は痛みを伴うでしょう。

また、傷痕も切らないワキガ治療に比べると残ってしまう可能性があります。

さらに施術時間、ダウンタイム、傷が目立たなくなるまでの時間は切らないワキガ治療に比べ長くなります

ダウンタイム中は腕に負担をかけてはいけませんし、腕を動かしにくくなるなど日常生活に支障が出る可能性もあり、十分な安静が必要となってきます。

切らないワキガの治療法

切らないワキガ治療は臭いの原因物である汗腺をレーザーで破壊する治療で、汗腺を取り除く治療ではありません。

汗腺の数は人によって違うため、一回のレーザー治療では破壊しきれない場合があります。

また、切る治療のように汗腺を見ながら治療するものではないため、レーザーの当てムラができてしまいます。

そのため何回か治療を行わないと効果が得られない場合もあります。

何回も治療を行うとなると、治療費がかさんでしまう可能性があります。

ワキガ治療おすすめの料金 3選

気になるワキガ治療の料金ですが、施術方法により料金がだいぶ異なります。

以下で詳しくご紹介します。

ミラドライ

ミラドライは、保険の適用がされない自由診療です。

そのため、クリニックや病院で料金が決められるので、その場所によって料金が異なります。

相場の費用は20万円から40万円程です。

安いという理由だけでクリニックを選んでしまうと、アフターケアがなかったり、施術以外の別途料金が必要になってきたりするので、よく調べてから治療を受けるようにしましょう。

また、治療効果が薄く再度治療を受けたいとなった場合、高額な治療費がかかってしまうため、注意が必要です。

ボトックス法

ボトックス法は自由診療となるため、病院やクリニックによって料金が変わります。

ボトックス料金+麻酔料金+その他費用で大体7〜9万円ほどになります。

また、ワキガの程度によってもボトックスの量が変わるので、その量に応じて料金に差が出ます。

ワキガの程度がひどいほど多くの量を注射します。

片脇12.5〜50U(U:ボトックスの量を表す単位)くらいが目安となっています。

ネットやカウンセリングを受けてどれくらいの料金になるのか知ってから治療をすることをおすすめします。

重度の多汗症と診断された場合は、保険適用される場合があり約3万円ほどで治療が受けられる場合があるので、診断を受けてから治療を行うようにしたほうが良いでしょう。

剪除法(皮弁法)

剪除法も自由診療に当たるため費用は14万円〜40万円くらいです。

しかし、保険適用でワキガ治療を行うこともできるので、その場合は実際の治療費の3割負担になります。

美容系の治療は保険の適用が認められていないことが多いため、全額負担になることがほとんどです。

剪除法は、傷跡が残る可能性もあります。

ダウンタイムが他の治療に比べると長く、術後は生活に気を使わなければならないですが、保険適用となれば安く、半永久的な効果が期待できるため、最もコスパが良いでしょう。

ワキガ治療で失敗しないクリニックの選び方 2選

ワキガ治療を行うにあたり、失敗しないクリニックの選び方をご紹介します。

よく調べて、納得のいく治療ができるようにしましょう。

立地がよく通いやすいクリニックの店舗数が多いところ

駅の近くや公共交通機関の多いところにクリニックがあると通いやすいです。

ボトックス法で治療される方は、3〜4ヶ月に一回通う方もいらっしゃると思います。

そのために、立地の良いところにあるクリニックを選ぶことが大切です。

また、店舗数が多く土日祝日も営業しているクリニックですと、自分の都合に合わせて通うことができるためおすすめです。

らに、旅行先や出張先で急にワキガ処理をする場合でも、立地の良いクリニックや店舗数の多いクリニックには行きやすいです。

よくネットで調べてクリニックを選ぶようにしましょう。

カウンセリングが無料で納得のいくところまで話せるクリニック

どの美容施術もカウンセリングは一番重要です。

自分にあった施術方法はどれなのか、料金はいくらになるのか、アフターケアはしっかりとしているかなど、医師が親身になって対応してくれて、納得のいく施術ができるカウンセリングが望ましいです。

またそのカウンセリングも無料で行ってもらえるのかもしっかり調べる必要があります

施術後に、追加料金がかかってしまった、思った通りの施術にならなかったなどと後悔しないように医師としっかり話し合いましょう。

ワキガおすすめのクリック3選

ここでワキガ治療のおすすめのクリニックを3つご紹介します。

クリニックを選ぶ際の検討材料にしてみてください。

東京中央美容外科(TCB)

カウンセリングの際にワキガの度合いを見極めて、患者一人一人に合ったプランを用意し、理想の実現に向けて全力で施術を行ってくれます。

休診日は不定休ですが、平日、土日祝日も対応しているようですので、通いやすいでしょう。

東京中央美容外科には、ボトックス注射やヒアルロン酸があり、きれいな仕上がりや効果の高い仕上がりが期待できます。

初診、再診、カウンセリングが無料で、サービスも豊富です。

アフターケアもしっかり行ってくれるのでおすすめです。

出典:東京中央美容外科(TCB)

ゴリラクリニック

ゴリラクリニックは男性専門のクリニックなので、女性の目を気にしなくて良いです。

施術方法は、ミラドライのみで、一日で施術が終わります。

ミラドライ認定医がいるので安心安全です。追加料金がなく料金形態がわかりやすいのが特徴です。

治療効果が高く、1回の治療で満足した方は95%を超えます。

もし満足ができず、2回目の治療を受ける方は、保証プランがあり、安く施術を受けることができます。

同じ治療であれば全国どこのクリニックに通っても治療が受けられます。

出典:ゴリラクリニック

品川スキンクリニック

品川スキンクリニックは、施術方法が豊富で患者に合わせた施術をします。

ボトックス法は3種類あり、ワキガの程度や患者の希望により治療を変えます。

レーザー治療は、ビューホットという機器で施術をします。

ビューホットは、従来のレーザー治療よりも傷痕が残らなかったり、施術時間が短かったりします。

他にも超音波での治療が充実しており、剪除法と組み合わせた治療で、個人差はありますが、単体での治療よりも高い効果が見込めます。

一回の治療で効果の高い治療が期待できるクリニックとなっています。

出典:品川スキンクリニック

ワキガ治療おすすめに関する質問

ワキガ治療おすすめに関する質問について以下にまとめましたので、ご参考にしていただけると幸いです。

ワキガは季節に関係していますか?

ワキガの原因であるアポクリン腺やエクリン腺は一年中発生しているため、季節は関係なく臭ってしまいます

夏は汗をかきやすいので、当然のように臭ってしまいますが、冬は汗をかかないからと油断してはいけません。

汗をかかない分、体内で汗が濃縮されます。

少しでも暖かくなって汗をかいた場合、普段より臭いがきつくなってしまいます。

冬でもニオイ対策が必要です。

水分をよく取って新陳代謝を良くし、運動をしたり湯船に浸かったりして老廃物を溜めないように心がけることで、臭いを抑えることが期待できます。

いずれ脇の手術を受けようと思っていますが、応急処置はありますか?

まずは、ワキを清潔に保ちましょう。

汗をかいたらシャワーを浴びるようにしましょう。

ハンドソープや薬用石鹸は一時的なニオイ対策に効果が期待できます。

シャワーを浴びれない場合は汗を放置せず拭き取りましょう。

また、ワキ毛を剃って雑菌を繁殖させないようにしましょう。

ワキをアルコールで拭くことも雑菌を繁殖させにくくする効果や一時的な臭い解消に効果が期待できます。

市販の消臭スプレーや抑汗クリームなども使用すると良いでしょう。

手術ができない場合はありますか?

糖尿病心臓病高血圧症などの病気にかかっている場合や、妊娠中は禁止です。

麻酔や手術後に体調を悪化させたり、妊娠中の場合は胎児に影響を及ぼす可能性があります

また、麻酔のアレルギーがある人や精神的な疾患があり薬を飲んでいる人も手術を受けられない可能性があります。

さらに、ワキガの臭いがしない人や臭いが強くない人も手術を受けられない可能性があります。

別のワキガ治療をおすすめされる可能性が高いです。

手術の際に医師は選べますか?

医師を選ぶことは可能です。

患者には医師を選ぶ権利があるからです。

現在はセカンドオピニオンやインフォームドコンセントがあるので、どのような施術方法か、どのような医師が治療を行うのか知ることができます。

知った上で治療を受けるか受けないかを決めます。

クリニック探しや、カウンセリングの際に、料金やクリニックの雰囲気だけでなく、自分に合った医師を探してみることが大切です。

希望の先生が決まったらその旨をクリニック側に伝えるようにしましょう。

ワキガ治療おすすめのまとめ

ここまでワキガ治療のおすすめについてお伝えしてきました。

ワキガ治療のおすすめについてまとめると以下の通りです。

  • 遺伝、生活習慣の乱れ、性ホルモンの変化によってワキガになる
  • 切るワキガ治療は、術後、大幅な臭いの改善ができるが、安静が必要である
  • 切らないワキガ治療は、治療時間が短く、痛みは抑えられるが、再び臭ってしまうことがある
  • 料金やクリニックへの通いやすさを考慮しながら、信頼できる医師のもとで治療を行うと良い

これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。