鼻整形には種類がある?自分に合った方法で理想の鼻を手に入れよう!

自分の鼻の形が気になり、「整形したい」と考えている方もいますよね。

しかし、鼻整形には種類があるため、きちんと理解した上で施術を受ける必要があります。

そこで、本記事では鼻整形の種類について以下の点を中心にご紹介します。

  • 鼻整形の種類
  • 鼻整形で注意すべき点
  • コンプレックスを持ちやすい鼻のタイプ

鼻整形に関する理解を深めていただくためにも、ご参考いただけますと幸いです。

ぜひ最後までご覧ください。

鼻整形にはどんな種類がある?

鼻整形には、5つの種類があります。

  • 降鼻術
  • 鼻翼縮小術
  • 鼻尖縮小術
  • 鼻中隔延長術
  • わし鼻形成術

施術内容や特徴について、上から順に解説します。

隆鼻術

隆鼻術(りゅうびじゅつ)とは、鼻に以下を挿入して、鼻筋をすっきりさせる施術法です。

  • ヒアルロン酸
  • シリコンプロテーゼ
  • 医療用の糸
  • 自家組織(筋膜・耳介軟骨等) など

施術にかかる時間の目安やダウンタイム・副作用などは、以下の表をご覧ください。

項目特徴
施術時間の目安30分~1時間半程度

(クリニックにより異なる)

麻酔の使用(局所麻酔や静脈麻酔など、クリニックごとに異なる)
ダウンタイム期間の目安7日程度

(ギプスの固定期間:7日程度)

副作用違和感

腫れ

内出血(あざ)

ひきつれ

発熱

痛み など

おすすめの方低い鼻に悩んでいる方

すっきりした鼻筋に憧れている方

立体感のある顔になりたい方 など

出典: VERITE CLINIC

鼻の穴の傷が治癒する過程で、ひきつれ(拘縮)が起こることがあります。

また、ダウンタイム期間を越えても、副作用が落ち着かない場合は、医師へご相談ください。

鼻翼縮小術

鼻翼縮小(びよくしゅくしょう)術とは、鼻翼(小鼻)の一部分を切除する施術法です。

具体的にいうと、2つの方法があります。

  • 鼻翼の外側を切除する
  • 鼻翼の内側を切除する

鼻翼縮小術には、以下の効果が期待できます。

  • 鼻の横幅を小さくする
  • 鼻の穴の大きさを小さくする
  • 顔の印象をすっきりさせる など

施術にかかる時間の目安やダウンタイム・副作用などは、以下の表をご覧ください。

項目特徴
施術時間の目安30分~1時間程度
麻酔の使用(局所麻酔や静脈麻酔など、クリニックごとに異なる)
ダウンタイム期間の目安7日程度

(施術後5日程度で、鼻の外側を抜糸)

(施術後14日程度で、鼻の内側を抜糸)

副作用つっぱり感

腫れ

内出血

傷跡のゆがみ・段差

赤み

強い痛み 等

おすすめの方小鼻の広がりを小さくしたい方

鼻の穴の大きさを小さくしたい方

顔の印象をすっきりさせたい方 など

出典: VERITE CLINIC

鼻翼縮小術には、以下の問題が起こる可能性もあるため注意しましょう。

  • 小鼻や鼻の穴が小さくなりすぎる
  • 鼻の形が不自然になる
  • 鼻尖が目立つようになる など

鼻尖縮小術

鼻尖(びせん)縮小術とは、鼻尖(鼻先)をスッキリとした印象にする施術法です。

鼻尖縮小術には、以下の2種類の方法があります。

  • 医療用の糸を使う
  • 鼻の穴の内側を切開する

なぜ鼻尖が大きいのか、それぞれの理由を考えながら施術が行われます。

  • 鼻尖の皮膚が分厚くなっている
  • 鼻翼軟骨(鼻尖と鼻翼の間の部分)の上にある脂肪や組織が多い
  • 鼻翼軟骨の形がおわんのような形をしている など

施術にかかる時間の目安やダウンタイム・副作用などは、以下の表をご覧ください。

項目特徴
施術時間の目安30分~60分程度
ダウンタイム期間の目安7日程度
副作用腫れ

痛み

傷跡が盛り上がる

傷跡のゆがみ・段差

違和感

鼻の通りにくさを感じる など

おすすめの方鼻尖を細い印象にしたい方

丸みを帯びた鼻を改善したい方

団子鼻にコンプレックスを持っている方 など

出典: VERITE CLINIC

鼻翼軟骨の形によっては、施術後に鼻尖が上を向いたり下を向いたりすることがあります。

状況に合わせて、医師は施術を進行していきます。

団子鼻や鼻尖の大きさに悩まれている方は、鼻尖縮小をご検討ください。

鼻中隔延長術

鼻の穴の真ん中にある軟骨部分を、鼻中隔(びちゅうかく)といいます。

鼻中隔延長術では、鼻中隔に自家組織の軟骨を移植します。

移植される軟骨等は以下をご参照ください。

  • 肋軟骨
  • 耳介軟骨
  • 鼻中隔軟骨
  • 人工骨(合成樹脂等) など

鼻中隔延長には、鼻の高さや向きを変える効果が期待できます。

施術にかかる時間の目安やダウンタイム・副作用などは、以下の表をご覧ください。

項目特徴
施術時間の目安1~2時間程度
麻酔の使用(全身麻酔など・施術内容による)
ダウンタイム期間の目安14日程度

(ギプスの固定期間:7日程度)

副作用腫れ

アレルギー反応

違和感

鼻の通りにくさを感じる など

おすすめの方鼻の穴を見えにくくしたい方

上向きの鼻を改善したい方

鼻先を長くしたい方

鼻の下が長いのを改善したい方 など

出典: VERITE CLINIC

ダウンタイムは14日程度と、ここまで紹介した施術法のなかではやや長めです。

施術後は、状態が安定していないため、強い衝撃を与えると変形してしまう恐れがあります。

鼻の状態が落ち着くまでに1ヶ月程度かかるため、優しく触れるように注意しましょう。

わし鼻形成術

わし鼻とは、鼻根(眉間の下の部分)から鼻尖の真ん中部分が、突起している鼻のことです。

わし鼻形成術には、鼻筋の真ん中にある突起部分(ハンプ)をなめらかに整える効果が期待できます。

突起の具合により、施術の仕方は以下のように異なります。

突起の具合施術の仕方
軽度突起部分を専用のやすりなどで削る
中度軟骨部分の修正を行う
重度外側の鼻骨骨切り術が必要になることもある

具体的な施術方法を決める必要があるため、医師との相談は必須です。

施術にかかる時間の目安やダウンタイム・副作用などは、以下の表をご覧ください。

項目特徴
施術時間の目安30分~3時間程度

(施術内容やクリニックにより異なる)

麻酔の使用(全身麻酔等)
ダウンタイム期間の目安14日程度

(ギプスの固定期間:7日程度)

副作用腫れ

内出血(あざ)

鼻の通りにくさを感じる など

おすすめの方鼻のラインを真っすぐにしたい方

鼻筋にある段差をなくしたい方

わし鼻を改善したい方 など

出典: VERITE CLINIC

突起の具合によって施術の仕方が異なるため、施術の目安時間も30分から3時間程度と幅が広めです。

わし鼻にコンプレックスを持っている方は、この機会にわし鼻形成術を検討してみてはいかがでしょうか。

鼻整形で気をつけること

鼻整形を受ける際は、以下の3つに気を付けましょう。

  • 自分のなりたい鼻を明確にしておく
  • 施術法に種類があることを知っておく
  • 信頼できるクリニックを選択する

それぞれ解説します。

自分のなりたい鼻を明確にしておく

施術を受ける前に、まずは自分のなりたい理想の鼻を明確にイメージしましょう。

明確にイメージすることで、以下の効果が期待できます。

  • 施術方法がスムーズに決まる
  • 理想の鼻のイメージを医師に伝えやすくなる
  • 医師とコミュニケーションを図りやすくなる

など、自分がなりたい理想の鼻に近づくためにも、医師に明確なイメージを共有することが重要です。

施術法に種類があることを知っておく

なりたい鼻のイメージによって施術は異なるため、施術法には種類があります。

自分に合っている施術を受けるためにも、施術法に種類があることを知っておきましょう。

施術法の内容や期待できる効果だけでなく、リスクも知っておかなければなりません。

また、あまり理解できていない状態で施術を受けると、以下の理由で後悔する恐れがあります。

  • 仕上りに納得できない
  • 施術後に想定していなかった違和感や不具合が出た

など、施術後に後悔しないためにも、カウンセリング時などに質問し、不明点を解消しておきましょう。

きちんと理解した上で施術を受けることをおすすめします。

信頼できるクリニックを選択する

鼻整形は、信頼できるクリニックで受けましょう。

信頼できるクリニックの基準に悩まれたら、以下をチェックしてみてください。

  • カウンセリングを丁寧に行ってくれるか
  • メリットだけでなく、デメリットやリスクもしっかり説明してくれるか
  • 施術にかかる費用について明確に提示してくれるか
  • 鼻整形に関する施術・研究などの実績があるクリニックか

など、理想の鼻のイメージを医師と共有しやすいのは、丁寧なカウンセリングを行うクリニックです。

メリットだけでなく、デメリットやリスク、費用なども説明してくれるクリニックを選びましょう。

また、顔全体の印象が変わる鼻整形は、医師の技術力により期待できる効果が変わります。

後悔しないためにも、実績のある医師が在籍するクリニックで施術を受けることをおすすめします。

鼻コンプレックスを持っている人は意外と多い!

鼻は、顔の中心にある目立つパーツのため、コンプレックスを持ちやすい部分です。

日本人女性の約60%の方が鼻にコンプレックスを感じているとされています。

コンプレックスを持ちやすい鼻のタイプとして、以下の3つが挙げられます。

  • 団子鼻
  • 鼻が低い
  • 他のパーツとのバランスが悪い

それぞれの鼻の特徴やコンプレックスを感じる理由について解説します。

出典:【6割近くの女性が鼻に悩みを抱えている!?】美容整形をせずに“美鼻”を手に入れる方法が明らかに!

団子鼻

鼻が横に広がっていて鼻先が丸くなっているのが、団子鼻の特徴です。

団子鼻は、西洋人よりも日本人の方が多い鼻の形だといわれています。

団子鼻に感じやすいコンプレックスは、以下をご参照ください。

  • 鼻が大きく見える
  • 鼻が低く見える
  • 鼻先の丸みが気になる など

鼻コンプレックスを持つ女性の約49%が「すっきりした小鼻」が理想であると回答しています。

団子鼻の解消には、鼻尖縮小術や隆鼻術などが有効です。

具体的な施術法については、無料カウンセリングなどで相談されることをおすすめします。

鼻が低い

鼻が低いと悩まれている日本人の方は多くいます。

なぜなら、日本人の鼻には以下の特徴があるからです。

  • 鼻の付け根が広い
  • 鼻筋が低く見えやすい
  • 鼻の骨や軟骨が弱い
  • 皮下脂肪が硬い・厚い など

鼻コンプレックスを持つ女性の約45%が「横顔がキレイな鼻」が理想であると回答しています。

鼻が低さを解消したい方には、隆鼻術などがおすすめです。

その他にも、鼻にヒアルロン酸を注射する方法などもあります。

鼻整形を検討している方は、どのような施術でどのような鼻を目指したいかを明確にしておきましょう。

出典:【6割近くの女性が鼻に悩みを抱えている!?】美容整形をせずに“美鼻”を手に入れる方法が明らかに!

他のパーツとのバランスが悪い

以下のように他のパーツとのバランスが悪いことに、鼻コンプレックスを持つ方もいます。

  • 顔に対して鼻が大きい
  • 顔に対して鼻が小さい
  • 鼻の穴が上を向いている
  • 鼻の横幅が広い など

特に、わし鼻などの特徴的な鼻は目立ちやすいため、顔の中で大きく見える可能性があります。

鼻コンプレックスを持つ女性の約40%も「他のパーツとバランスの取れたキレイな鼻」が理想だと回答しています。

アンバランスさを解消するには、以下の施術法が有効です。

  • 鼻翼縮小術
  • 鼻尖形成術
  • 鼻中隔延長術
  • わし鼻形成術 など

施術の内容は、鼻の状態やなりたい鼻の形などで異なります。

自分に合った施術法を知りたい方は、この機会に無料カウンセリングで相談してみてはいかがでしょうか。

出典:【6割近くの女性が鼻に悩みを抱えている!?】美容整形をせずに“美鼻”を手に入れる方法が明らかに!

鼻整形の種類に関するよくある質問

最後に、鼻整形に関する4つのよくある質問に回答していきます。

  • 鼻整形はばれますか?
  • 一番ダウンタイムが短い鼻整形の施術法はどれですか?
  • 鼻で印象はどれくらい変わりますか?
  • 鼻整形は永久ですか?

鼻整形はばれますか?

以下の場合には、鼻整形がバレる可能性があるため注意しましょう。

  • 施術直後の腫れが強い
  • 施術時にできた傷跡
  • 施術前と施術後で鼻の形に大きな変化があった
  • 施術後の鼻に違和感を覚える など

絶対にバレないと断言はできませんが、以下を留意するとバレにくくなります。

  • 鼻だけが目立たないように他のパーツとのバランスを考える
  • 医師に「自然な印象にして欲しい」と伝える
  • 施術時の傷跡をメイクやマスク等で隠す など

理想の鼻のイメージとあわせて、自然な印象にしてほしいことも 医師に伝えましょう。

また、鼻を高くしすぎると不自然な印象になるため、バランスを考えながら決めるようにしてください。

一番ダウンタイムが短い鼻整形の施術法はどれですか?

一般的に、ダウンタイムが短いとされている施術法は、鼻尖縮小術です。

鼻尖縮小術は他の施術法と比べて、ダウンタイム中の腫れが少ないとされています。

施術後の仕上がりも自然になりやすく、マスクなどを使用するとほぼいつも通りの生活が送れます。

上記はあくまでも一般的な話です。

ダウンタイムの症状には個人差があります。

ダウンタイムが短いなどのメリットがありますが、自分に合った施術法を選択することが重要です。

鼻で印象はどのくらい変わりますか?

顔の中心にあり目立つパーツである鼻は、形が変わると顔全体の印象が変わります。

与えやすくなる印象について鼻の形ごとに表にまとめたのでご覧ください。

鼻の形与えやすくなる印象例
大きい鼻自己主張が強めの印象 
大きい鼻

(大きい目をしている場合)

凛々しさや自立している印象
小さい鼻実年齢よりも幼い印象
長い鼻実年齢よりも落ち着いている印象
わし鼻意地悪な印象
わし鼻

(優しい目や口をしている場合)

美人な印象
低い鼻顔が平べったく地味な印象
低い鼻

(二重の場合)

(唇にふくらみがある場合)

顔のバランスが良い印象
団子鼻親しみやすい印象

(知的な印象は薄くなりやすい)

出典: 鼻の形で見た目の印象は左右される

上記は一例ですが、鼻の形や周りのパーツとのバランスにより、印象を大きく変えることが分かります。

不自然な印象にならないように、しっかりとカウンセリングを受けましょう。

事前にシミュレーション画像を確認しておくと良いでしょう。

後悔しないためにも、自分自身がきちんと納得した上で、施術を受けるようにしてください。

鼻整形は永久ですか?

鼻整形の効果が持続する期間は、施術法により異なります。

例えば、隆鼻術でシリコンプロテーゼを挿入した場合は、一生同じ形状を維持できる可能性があります。

しかし、以下のようなことが起こる可能性もあるため注意が必要です。

  • 年を重ねて皮膚が薄くなり、シリコンプロテーゼが目立ちやすくなった
  • 施術後20年から30年程度で、経年劣化が起こりやすくなる など

一方、隆鼻術でヒアルロン酸を挿入する場合は、永久的な効果は期待できません。

なぜなら、ヒアルロン酸は、数か月から1年程度で、身体に吸収されるからです。

継続した効果を得たい方は、定期的に施術を行う必要があります。

このように、施術方法によって施術回数やメンテナンスの有無なども異なります。

鼻整形の種類まとめ

ここまで鼻整形の種類についてお伝えしてきました。

鼻整形の種類でお伝えした要点をまとめると以下の通りです。

  • 鼻整形の主な種類は、隆鼻術・鼻翼縮小術・鼻尖縮小術・鼻中隔延長術・わし鼻形成術の4つ
  • 鼻整形で注意すべき点は、理想の鼻を明確にイメージ、施術法の種類を把握、信頼できるクリニックを選ぶの3つ
  • コンプレックスを持ちやすい鼻のタイプは、団子鼻・鼻が低い・他のパーツとのバランスが悪いの3つ

これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。