おすすめのレーザートーニングをご紹介！効果や注意点とは？

湘南美容クリニック

湘南美容クリニックは日本・海外に122院（2022年10月時点）を展開する大手美容クリニックです。全国に展開しているクリニックなので、通院しやすい場所を選べるのがポイントです。

症例数がとても多く、HPで症例写真を公開しているのでカウンセリングの前にご自分にあった症例を確認できます。

シミ取り放題メニューがあるクリニックです。医師の診断で適用できないこともありますが、顔全体のシミが何個でも取り放題、6万3,000円（税込）というメニューがあります。

たくさんのシミがあって悩んでいる方におすすめです。

湘南美容クリニックの基本情報

聖心美容クリニック

聖心美容クリニックは25年以上（2022年10月時点）の歴史を持つ、全国10院（2022年10月時点）を展開するクリニックです。

待合室が個室または半個室で、プライバシーに配慮されています。誰にも知られずに施術を受けたい方におすすめです。

治療で不安があれば、匿名でメール相談することも可能です。

聖心美容クリニックは、医師がカウンセリングを行います。時間をかけて親身に話を聞いてくれるクリニックです。さらに、カウンセリングは何度受けても無料です。

聖心美容クリニックの基本情報

レーザートーニングとは?

レーザートーニングとは、低出力のレーザーを顔全体に照射することで美白やシミ取りに効果が期待できる施術です。2008年頃に登場し、これまで治療が難しいとされていた肝斑の改善にも効果が見込まれます。

レーザートーニングの効果

具体的にはどのような治療効果が見込まれるのでしょうか？
詳しく解説していきます。

肝斑への治療に効果が期待できる

レーザートーニングは、今まで治療が難しいとされていた肝斑の治療にもアプローチが可能です。

肝斑はシミの一種で、左右両方の頬にぼんやりと広がる特徴があり、主に30〜40代に多い症状です。肝斑は一般的なシミとは違い、強い刺激によってより色素が濃くなる特性があります。通常の高出力レーザーでは逆に肝斑を悪化させてしまうため、肝斑の治療は難しいものとされていました。

レーザートーニングで使用するレーザー光は、出力を調整して均一に照射できるため、肝斑の改善にも効果が見込まれるといわれています。

シミやそばかすなどの色素沈着に

色素沈着と聞くと、皮膚に付着した色が残ってしまうことをイメージする方も多いのではないでしょうか？

実は色素沈着はメラニン色素の生成と排泄がアンバランスとなり、メラニン代謝のサイクルがくずれることで起きています。メラニン色素が過剰に皮膚内に蓄積されてでき、シミやそばかすなども色素沈着の一種となります。

レーザートーニングは肝斑、シミやそばかすなどの色素沈着の他にも、タトゥーや刺青の除去にも効果が見込まれます。

毛穴や黒ずみの改善に

レーザートーニングでは、使用するレーザー光の波長が長く皮膚の深部に到達することから、ハリのあるお肌へと導いたり、キメを整えたりする効果があるとされています。

毛穴の黒ずみや、ニキビ跡、毛穴の開きなどの肌質を改善し、お肌のトーンアップにも効果が期待できます。

レーザートーニングの注意点

肌質改善が期待できるレーザートーニングですが、施術を受ける上でいくつかの注意点があります。

施術後の乾燥に注意！

レーザー光の熱によりメラニン色素にダメージを与えて破壊するため、施術を受けると肌の保湿成分が蒸散し、乾燥気味になります。

施術後は肌も敏感になっているため、いつも以上に保湿をすることが大切です。

使用する保湿剤はなるべく低刺激なもの、塗布する際も強く擦らず優しく肌に膜を張るイメージで塗ることがポイントです。

施術後のニキビや吹き出物に注意！

治療部位に毛が生えている場合、毛のメラニンにレーザーが吸収されます。照射時の炎症の原因となり、ニキビや吹き出物ができてしまうことがあります。

普段からニキビや吹き出物ができやすい方は、特に施術の影響を受けやすいので注意が必要です。ただし、レーザートーニングによって肌のバリア機能が低下しますので、誰にでも起こりうる症状です。

必要に応じて施術の前日までに剃毛しておくと良いでしょう。

レーザートーニングの施術回数

レーザートーニングで肌質が改善されるまでには、何回くらい施術を受ける必要があるのでしょうか？

1回の治療時間や施術回数、クリニックや照射する範囲によって異なりますが、レーザートーニングの場合は1回あたり5〜30分かけて照射を行います。より強いレーザーを使用することで照射時間を短くすることもできますが、同時に肌へのダメージが大きくなる可能性があります。

肝斑のように強い刺激を与えることで悪化してしまうものもありますので、基本的には弱いレーザーで複数回施術を受けることを前提にしています。

どのくらいで効果が見込めるか、どのくらい施術間隔を空けるのが好ましいか、詳しく解説していきます。

5回～10回程度で効果が見込める

レーザートーニングでは出力が低いレーザーを使用するため、1〜3回目までの施術は目に見えた効果が現れない可能性が高いです。

レーザートーニングの施術回数は、一般的に1〜2週間おきに6〜8回、症状によっては10回程度の施術が必要とされています。 3回目頃より肝斑やシミなどが薄くなり始めるといわれています。

適切な施術間隔

施術間隔は初めは1〜2週間に1回、効果が実感できてからは1ヶ月に1回と、間隔を空けて施術を行います。

初めのうちに短い間隔で施術を行うのは、前回の照射の効果が残っているうちに追加照射を行うためです。施術の間隔が短いと肌への負担も大きく刺激になるため、施術部位がかえって濃くなってしまうこともあります。初めのうちは必要な措置と考えましょう。

また、施術効果は永久ではないため、定期的に施術を受けることで再発を予防できる可能性があります。

どのくらいのペースで施術を受けるのが良いかは個人差も大きいため、医師と相談して施術ペースを決めていきましょう。

レーザートーニングの危険性

レーザートーニングには、いくつかリスクを伴う可能性があります。

肝斑や白斑が増加する可能性がある

レーザートーニングにより、肝斑が悪化してしまったり、肌の色素が抜けてしまい、元の肌色よりも白く色抜けが目立ってしまう「色素脱失」になったりすることがあります。

実際にいくつか症例が報告されており、その年齢層も20〜60代と幅広く報告されています。
報告されている例としては、

• 頬骨部の肝斑が濃淡を増強しながら濃くなっている
• 頬の肝斑の色調が増強していると同時に大小不同の類円形の白斑が多発している
• 頬骨突出部の肝斑が濃くなると同時に、頬全体に散在する老人性色素斑がそれぞれ濃くなっている

といったものが挙げられています。
レーザートーニングは肝斑の改善にも効果が見込まれますが、誤った施術によって、かえって悪化してしまう危険性があることを認識しておきましょう。

万が一のアフターケアにも注目

万が一、レーザートーニングによって肝斑が悪化してしまった場合は、アフターケアが重要になります。異常を感じたら、まずは施術を受けたクリニックの医師に連絡をし、指示を仰ぐようにしましょう。

具体的なアフターケアとしては、トラネキサム酸の服用や生活指導といった保存的治療、別種レーザーなどによる治療を行います。このような治療により、症状が改善されるケースも報告されている一方で、白斑は改善されなかったという報告もあるため、必ずしも治るとは言いきれません。

放っておけば良くなるということはありませんので、なるべく早く医師に相談するようにしましょう。

出典：いわゆる肝斑に対する低フルエンスQ-switched Nd:YAGレーザー治療（レーザートーニング）の危険性｜葛西健一郎

レーザートーニングに関するよくある質問

複数回施術を受ける必要があるとなると、途中でやめてしまった場合にどうなってしまうのか、ダウンタイムはどの程度なのか気になりますよね。

ここではよくある質問についてお答えします。

レーザートーニングをやめると肝斑やシミは再発する?

レーザートーニングの効果は、残念ながら永久的なものではありません。

肝斑の根本的な原因は女性ホルモンにあるといわれています。妊娠や経口避妊薬が発症を促したり、症状を悪化させたりすることから、肝斑の発症には女性ホルモンが何らかの形で影響していると考えられています。

永続的に施術を受けることで再発を防止することができるとされますが、施術をやめると再発してしまう可能性があります。

レーザートーニングによって症状が悪化することはあるの？

可能性としては低いですが、使用するレーザーの強度によっては、メラニン色素への刺激が過剰となってしまい、シミや黒ずみが増してしまう可能性があります。

また、肝斑は強い刺激により、かえって悪化してしまうことがわかっているため、通常のシミよりも悪化する確率が高くなります。

必要以上の照射や施術後の強い刺激によっても悪化してしまうことがありますので、施術間隔は守りアフターケアをしっかり行うことが大切です。

ダウンタイムはあるの?

個人差はありますが、一般的なメスや針を使うような美容施術とは異なり、ダウンタイムの症状は比較的軽度であることがほとんどです。

レーザー光の熱によって痛みや赤みが出ることがあり、人によっては施術数時間程度は腫れや痺れを感じることがあります。

これらの症状は1週間程度で治まるといわれています。施術後は肌が敏感になり乾燥気味になりますので、入念な保湿ケアが重要です。

おすすめのレーザートーニングまとめ

ここまでレーザートーニングについてお伝えしてきました。
レーザートーニングの要点をまとめると以下の通りです。

• レーザートーニングは肝斑や薄いシミ・毛穴の開きなどに効果が期待できる施術方法
• 肝斑やシミの悪化、色素脱失による白斑などのリスクを伴う可能性がある
• 複数回施術を受ける必要があるため信頼のおける通いやすいクリニックを選ぶと良い
• ダウンタイムは比較的短いが、アフターケアはしっかりと行う必要がある
• 施術効果や施術のペースには個人差があるため、医師と相談して計画を立てる

これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。