ヒアルロン酸注射のおすすめクリニック!効果やクリニックの選び方なども分かりやすく解説
ヒアルロン酸注射は表情しわに注入することで、若々しいお顔を目指すことができます。
また、ヒアルロン酸注射は関節のスムーズな動きを助けることから、関節痛の緩和も期待できます。
本記事ではヒアルロン酸注射について以下の点を中心にご紹介します。
- ヒアルロン酸注射を行ったときの効果
- 自分に合ったクリニックを選ぶ方法
- ヒアルロン酸注射を行う前に確認すること
ヒアルロン酸注射について理解するためにもご参考頂けますと幸いです。
ぜひ最後までお読みください。
ヒアルロン酸注射とは
元々体内にあるヒアルロン酸を注入し、表情しわの改善や若返りを目指すのがヒアルロン酸注射です。
ヒアルロン酸注射により、肌の弾力やたるみの改善に導くことが期待できます。
また、美容医療以外でも膝の痛みを緩和させる治療法として提供されています。
ヒアルロン酸の効果は?
ヒアルロン酸には保水性があり、皮膚の内側から肌をボリュームアップさせ、ハリやつや感、ほうれい腺など凹んでいる箇所を目立たなくさせる効果が期待できます。
また、加齢によってくぼんだ目の下にヒアルロン酸を注入することにより、クマが目立たなくなる効果も期待できます。
さらに鼻やあご、唇にヒアルロン酸を注入することによってスッキリと顔回りが整い、小顔効果が期待できます。
ただし、このような効果には個人差がありますので医師にきちんと相談することをおすすめします。
ヒアルロン酸注射がおすすめの方
ヒアルロン酸注射はメスを使用せず、ダウンタイムも少ないので、美容外科に興味がある方は気軽に試すことができます。
その他にも以下のような悩みをもつ方におすすめです。
フェイスラインがたるんできた | 唇や鼻、目元の印象を変えたい |
ほうれい線を目立たなくさせたい | お肌に弾力がほしい |
施術に時間をかけたくない | しわを気にせず思いきり笑いたい |
目の下のくまが気になる | 唇の縦じわを解消したい |
手軽にエイジングケアしてみたい | 関節の痛みを和らげたい |
ヒアルロン酸注射のメリット3選
短時間で気軽に施術を受けることができるヒアルロン酸注射ですが、具体的にどのような特徴やメリットがあるのでしょうか。
ヒアルロン酸は元々体内で生成される成分です。
施術箇所にメスを使用することがないため、外科手術のような長いダウンタイムもありません。
また、気になる部位に合わせて注入する量を調整することができるため、費用が高額になりすぎないこともポイントです。
それ以外にもヒアルロン酸注射のメリットはたくさんありますが、ここでは
- リスクや副作用はあるの?
- 施術時間はどれぐらいかかるの?
- やり直すことはできるの?
という3点について詳しくご説明させて頂きます。
治療のリスクや副作用が少ない
人間の体の中の水分を保持する性質をもつヒアルロン酸は、皮膚の中でも「真皮」の部分のコラーゲンを支える役目があります。
ヒアルロン酸は人間の体と相性が良いため、注入後も自然に体内に吸収されます。
そのため施術を受ける際、注入する量や施術箇所を自分の骨格に合わせることにより、個人差はありますが、治療の際のリスクや副作用は起こりにくいといわれています。
施術時間が短い
ヒアルロン酸注射は施術範囲や注入量によって個人差はありますが、大体5分~10分程度で施術を行うことができます。
自分の時間をまとめて取ることが難しい方でも予定の合間に施術を受けることができます。
気に入らなかったら変更が可能
せっかく気になる箇所に施術を受けても、自分が納得のいく仕上がりにならない可能性もあります。
その場合、「ヒアラーゼ」というヒアルロン酸を分解する成分を再度注入することによって、施術前の状態に戻すことができます。
副作用はとくにないと言われています。
ヒアルロン酸注射のデメリット3選
副作用が少なく、手軽に受けやすいヒアルロン酸注射ですが、デメリットは全くないのでしょうか?
ここではヒアルロン酸を注射した際に起きるデメリットをご紹介していきます。
不純物の入っていない純粋なヒアルロン酸を注入していれば、副作用が起きることはあまりありません。
ただし、値段を安くするために薄めた薬剤を使用したり、他の方に使用した薬剤を使いまわしたりすると感染症などを引き起こす可能性があります。
また、クリニックや担当医をしっかりと選ばなければ仕上がりに不満をもつ可能性がありますので注意しなければなりません。
その他にもヒアルロン酸注射によるデメリットとして
- 持続期間が短い
- 費用がかさむ
- 施術中に多少の痛みを感じる
ことがあげられます。
この3点について以下にて詳しくご説明させて頂きます。
持続時間が短い
永久的に効果が続かないことがヒアルロン酸注射のデメリットの一つです。
施術した箇所、製剤の種類、注入する量により期間に個人差はありますが、持続期間は大体4カ月~36カ月程度と言われています。
コストがかかる
ヒアルロン酸は徐々に肌に吸収されますので、効果を持続させるために複数回ヒアルロン酸を注入する必要があります。
ヒアルロン酸注射は保険適用ではないため、全額自費です。価格はクリニックにより異なりますが、相場は1㏄あたり4万~6万円ほどかかります。
これを4カ月に一度行った場合、年間で12万~18万円ほどになりますので、かなりコストがかかると言えます。
施術に多少の痛みが伴う
ヒアルロン酸注射は注射器を使用して注入するため、痛みが伴います。
痛みの感じ方は個人差ですが、痛みに弱い方は「とても痛かった」と感じるでしょう。
痛みに不安な方は、「クリーム麻酔」を皮膚に塗って施術を行うクリニックもありますので、心配な方は医師に相談することをおすすめします。
ヒアルロン酸注入の部位別効果
ヒアルロン酸注射はお悩みの箇所にピンポイントに注入できます。
即効性を重視する方は、気になる部分にヒアルロン酸を注入するとよいでしょう。
ここでは、ヒアルロン酸を注入することで、どのような効果が期待できるのかを部位別にご紹介していきたいと思います。
ご紹介する部位は
目の下・クマ | 頬・こめかみ |
ほうれい線 | マリオネットライン |
唇 | 鼻・顎 |
の6つです。
年齢を重ねるにつれて特に気になる部位だと思いますので、それぞれ詳しくご紹介していきます。
目の下・クマ
目の下はとても皮膚が薄いため、シワやクマができやすい部位です。
そこにヒアルロン酸を注入することで、くぼんだ目の下に涙袋を作り、顔に立体感がうまれます。
ハリのある目元への改善が見込まれます。
頬・こめかみ
老けた印象を与えてしまう頬やこめかみの「やつれ」にも、ヒアルロン酸の注入は効果が期待できます。
頬やこめかみにヒアルロン酸を注入することで、ボリュームを出すことができ、若々しい印象へと導きます。
ほうれい線
表情筋の衰えやたるみが原因で老けた印象を与えてしまうほうれい線にも、ヒアルロン酸注射は効果的です。
ほうれい線の溝に沿ってヒアルロン酸を注入することにより、しわ全体が目立たなくなり、若々しい印象を与えることが期待されます。
マリオネットライン
マリオネットラインとは不満気な印象を与えてしまう、口角から下に延びた深いシワのことです。
ヒアルロン酸注射をこのマリオネットラインのシワに注入することで、表情がとても明るくみえる効果が期待できます。
唇
ふっくらとして、口角が上がっている唇は年を重ねてもとても魅力的な印象を与えるでしょう。
ヒアルロン酸は唇にできた縦じわやボリュームがなくなった唇に対して注入することができるため、愛らしい唇を手に入れられる効果が期待できます。
鼻・顎
メスを使わず、ヒアルロン酸を注入することによってプチ整形を行うことができることも魅力の一つです。
鼻や顎にヒアルロン酸を注入することで、鼻筋や輪郭をシャープにすることができるため、理想のフェイスラインが目指せます。
失敗しないクリニック選びのポイント
施術時間も短く、副作用も少ないため、気軽に受けられるヒアルロン酸注射ですが、クリニックによって費用や施術を行うスタッフも様々です。
ここでは自分に合ったクリニック選びをするためのポイントをいくつかご紹介します。
ぜひご参考にしてください。
自分にあった薬剤や治療法があるか
美容クリニックによって、扱っているヒアルロン酸や治療法が異なります。
お悩みの症状や改善したい部位によって、適切なヒアルロン酸や治療法を選択をしなければなりません。
ご自身の希望に合うメニューがあるか、どのような治療法があるかなどを確認するためにも、クリニックでのカウンセリングを受けることをおすすめします。
カウンセリングで相談していく中で、丁寧な説明がないことへの違和感や、自分に合うかといった疑問を抱いたら複数の美容クリニックに相談してしっかりと考えましょう。
無理なく通える料金体制とアクセスか
ヒアルロン酸は永久的ではないため、継続して通院する必要があります。
そのため、施術料金が総額いくらぐらいかかるのか、定期的に通いやすい場所にクリニックがあるかもクリニックを決める際に重要なポイントです。
料金については、ご自身の予算内で施術を行うことができるかを必ず確認するようにしてください。
クリニックによっては、定額制のプランを提供しているところもあります。
アクセスについては、平日と休日のどちらで通うのか、自宅と職場近くのどちらが通いやすいのかなどを考え、クリニックを選ぶことをおすすめします。
保証やアフターケアは充実しているか
ヒアルロン酸注射は比較的副作用やダウンタイムが軽い施術です。
しかし、施術によってトラブルが起きたり、深刻な副作用が起きてしまうこともあります。
そのような時に「どのような保証制度があるのか」「アフターケアは充実しているのか」、などもクリニックを選ぶ際に重要となります。
保証は何年まで受けることができるのか、どのようなトラブルが対象になるのか、などもカウンセリングでしっかりと相談し、確認してからクリニックを選びましょう。
経験豊富で、信頼できる医師かどうか
施術に慣れていない医師が担当したり、ヒアルロン酸注射の実績が少ないクリニックを選んでしまうと、納得いく結果を得られないこともあります。
満足いく仕上がりを得るためにも、美容クリニックのヒアルロン酸注射の症例実績が豊富であるか、経験豊富な医師はいるのかなどを必ず公式サイトで確認しましょう。
クリニックによっては、エイジングケアに強い医師が在籍していたり、施術の写真を掲載しているところもありますので、しっかりとチェックすることが大切です。
本当に必要?ヒアルロン酸注射をする前に、セルフチェックを!
手軽に受けることができ、ダウンタイムもないヒアルロン酸注射ですが、しっかりとリスクや副作用を理解して施術を決めることが重要です。
美容医療を受けようと考えている方に行ってほしいセルフチェック項目は、以下の4点です。
- 使用する薬などがどのようなものか、自分でも説明できるか
- 効果だけでなく、リスクや副作用などについても知り、納得したか
- 他の方法や選択肢の説明も受け、自分で選択したか
- その美容医療は「今すぐ」必要か、最後にもう一度確認
少しでも疑問に思ったり不安を感じる場合は必ずカウンセリングなどを行い、医師に相談することをおすすめします。
出典:厚生労働省「確認してください!美容医療を受ける前にもう一度」
ヒアルロン酸注射に関するよくある質問
ここではヒアルロン酸注射を受ける際に感じる疑問などについて、いくつかご紹介したいと思います。
施術を考えている方はぜひご参考にしてください。
注射の痛みはどれくらい?
ヒアルロン酸注射は注射針を刺すため、チクッとした痛みを感じる方もいるでしょう。
痛みに不安な方は、皮膚に塗る麻酔を行うクリニックもありますので、医師に相談することをおすすめします。
施術後のダウンタイムはありますか?
施術後2日~3日間は内出血するので目立ちます。1週間~2週間程度で気にならなくなります。
メイクで目立たなくできますが、大切な予定がある方は大体2週間くらい前に施術を受けたほうがよいでしょう。
クリニックに通う頻度はどれくらいですか?
ヒアルロン酸を注入する量や箇所にもよりますが、大体3カ月~4カ月ほどでヒアルロン酸は体内に吸収されることから、一年に3回~4回くらいの頻度で通院することになります。
通院の頻度は施術を受けた医師に確認するとよいでしょう。
施術後、すぐにメイクはできますか?
施術箇所から出血していなければ、すぐにメイクをすることは可能です。
赤みや痛みなどが気になる場合は当日は控え、翌日以降にメイクすることをおすすめします。
ヒアルロン酸注射のまとめ
ここまでヒアルロン酸注射についてお伝えしてきました。ヒアルロン酸注射の要点をまとめると以下の通りです。
- ヒアルロン酸注射を行うと、若々しく、愛らしい印象を目指すことができる
- カウンセリングでは施術方法や料金など相談し、公式サイトでは経験豊富な医師がいるか確認するとよい
- どのような製剤が使われているか、痛みや副作用はあるのか、本当に美容医療を受けたいかしっかりと確認する必要がある
これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。