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2000年以降、老化や疾患と活性酸素の関係に関する論文が多数発表されています。 さらに、 *酸化ー糖化ー炎症のリンク *酸化ー免疫ー炎症のリンク に関しても、最近の論文から関連性を持って生体内で機能していることが読み取れます。 また、数回前にアップした「サーチュイン遺伝子(長寿遺伝子)と酸化/炎症の関連」についても興味深いものです。これらを図示してみると、以下のようになり、炎症の治療や免疫の制御は一方向ではなく、多角的な見方でコントロールすることが重要であることを理解いただけるでしょう。 そしてその中心には必ず「活性酸素」が鎮座し、その制御に大きな影響を与えています。 ここでも抗酸化治療が重要であることが理解できることでしょう。 医療法人社団医献会 辻クリニック 理事長 辻直樹 東京都千代田区麹町6-6-1長尾ビル8F(四ッ谷) 03-3221-2551 info@tsuji-c.jp

人体の「5大劣化減少:酸化、糖化、炎症、毒、栄養障害」のうち、糖化は糖とアルコールによる *タンパク変性:異常タンパク質による硬化、褐色化 *AGE受容体結合による障害(炎症、活性酸素など) というお話をしてきましたが、もうひとつ忘れてはならない物質があります。「カラッと揚がったカツ」「甘いカラメル」「フライドポテト」「おこげ」 残念ながら、これらには大量のAGEsが含まれています。 AGEsは、糖とタンパク質(アミノ酸)が非酵素的に(多くは熱を使って)結合した物質です。 フライの衣やフライドポテト、砂糖を焦がしたカラメルなどは、小麦やグラニュー糖に含まれるアミノ酸とグルコースは加熱によって結合し、大量のAGEsが形成されます。 以前「AGEsを摂取しても、吸収されずに排泄される」と考えられてきましたが、最近の研究で『摂取したAGEsの10%が吸収される』ということが解ってきました。 食として体内に入ってくるAGEsも、体内で作られたAGEsと同じように *組織合成に使われ、劣化タンパク質を作る *RAGEと結合し、酸化劣化、炎症劣化を引き起こす ということに変わりはありません。 *高GI値の糖質(の過剰摂取) *アルデヒド解毒能を越えたアルコール摂取 *加熱調理で作られたAGEsの摂取 これらの合計が体内のAGEs量となります。 そして、このAGEsが体内に蓄積し、残存し、身体を劣化させるかどうかは『AGEs分解/排泄能』も関係してきます。 当院では『AGEリーダー』で多くの方の検査を行っていますが、 *AGEs量が増加するはずなのに検査値が低い人 *低AGEs生活のはずなのに検査値が高い人 がいらっしゃいます。 これはその人の『AGEs分解処理能力』によるものです。 AGEsによる糖化劣化は *糖尿病および合併症(神経症、網膜症、腎症、壊疽など) *動脈硬化 *認知症(アルツハイマー病など) *ガン *皮膚老化(くすみ、しみ、しわ、たるみなど) *関節炎 などとの関係が明らかになりつつあります。 AGEsの体内沈着が多い人は、これらの疾患リスクが高いと言えますので、すぐに『高AGEs習慣』を見直し『AGEs分解補助治療』を行うことをお薦めします。 【低AGEs習慣】 *精製糖質(白米、精製小麦、加工芋、トウモロコシ)を控える *砂糖/人工甘味料を控える *アルコールを控える *アルコールの弱い人は禁酒する *酸化ストレスを減らす(カルボニル化ストレスを減らす) ここに *揚げ物を控える *焼き物の焦げを控える をぜひ付け加えてください。 AGEs検査についてのお問い合わせ 医療法人社団医献会 辻クリニック(四ッ谷) 東京都千代田区麹町6-6-1長尾ビル8F 03-3221-2551 info@tsuji-c.jp facebook.com