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私が水素療法を勉強するもうひとつの目的は「放射線障害からの防護」であることは変わりない。 この論文は「放射線照射したマウスの心臓に対する防護作用」というものです。 この論文では、マウスに対し『7Gy:7000mSv相当』の放射線を浴びせ、水素投与軍と非投与群を比べている。 7Gyという量の照射は、人であれば確実に脂肪する量である。 非投与群では100%脂肪した照射量であっても、投与群では80%のマウスが生存した。 加えて、酸化ストレス障害の指標である『8-OHdG』『心筋MDA(マロンジアルデヒド)』を双方で検査したところ、水素投与軍で2つの酸化ストレス指標を低下させていた。 放射線障害には『直接障害:放射線が直接ダメージを与える』『と『間接障害:放射線によって発生した活性酸素(ヒドロキシラジカル)によってダメージを与える』があるが、このような高線量の場合であっても、間接作用による障害が主であることを示す論文である。 今後、どの程度の内被爆を抑える事ができるかは『拡散した放射性物質をどれだけ隔離できるか』にかかっている(多くは食物を育てる土壌と食品自体) もし、隔離がうまくいかない場合の防護策は『発生する活性酸素(ヒドロキシラジカル)をどれだけ消し去ることができるか?』ということになると考えている。 The potential cardioprotective effects of hydro

デリケートな問題だけに、しっかりとした論文になるまで避けて来ましたが、とうとう論文ベースで『水素は放射線障害防護に役立つ」というものが発表された。(論文はBiochemical Journalという歴史も古く権威のある学術誌なので、信頼性は高いとみます) この論文は『水素は放射線照射によるマウスの精子形成と造血機能を保護する』というもの。 論文内では、放射線の副作用軽減薬として唯一承認されている『アミフォスチン』と水素の効果を比較検討している。 何度も書いていますが、放射線障害とくに内被爆は、放射線による直接障害というよりは『放射線が水と反応して発生する活性酸素(ヒドロキシラジカル)による酸化劣化障害』です。 よって内被爆予防は大きく *内被爆物質の取込みを避ける *内被爆物質を体内から取り除く *内被爆物質によって発生する活性酸素を除去する という3つが考えられます。 この論文では精子形成機能障害、造血機能障害への効果はアミフォスチンと比べて遜色のないものであったとしている。(精子数を増やし、骨髄有核細胞、白血球数を増加させた) アミフォスチンは副作用が強く、安易に使用したりすることはまず不可能ですが、水素は副作用もなく、予防投与にも適したものだと考えます。 私のもうひとつのライフワークである「内被爆予防の研究」を後押ししてくれる論文です。 Hydrogen-rich saline protects spermatogenesis