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加齢に伴う動脈硬化とそれによる血圧の上昇に「活性酸素」が関係してることは周知の事実となりつつあります。 加えて、血管の機能だけでなく『機能性ガス』と呼ばれるものが、生体に大きな影響を与えていることが解ってきました。『NO:一酸化窒素』は血管内皮細胞が分泌する血管拡張物質であり、その作用は重要で、NOを作り出す『ニトログリセリン』は未だに重要な薬です。 細胞(ミトコンドリア)からどうしても出来てしまう「スーパーオキシド」は、SODなどの抗酸化酵素の機能不全によって *ヒドロキシラジカル:鉄や銅との反応による *ペルオキシナノライト:NOとの反応による という「悪玉活性酸素」を作り出し、血管内皮を酸化劣化させる。 また、活性酸素によって増加する炎症性サイトカインによって促進する炎症劣化も問題となります。 これらから身を守るには 1:SOD産生能を活性化する 2:悪玉活性酸素を除去する 3:炎症性サイトカインを抑制する 4:抗炎症性サイトカインを増やす が必要となってきますが、水素は1〜4をすべてに機能することが解っています。 水素治療(投与)にとって重要なことは『継続的投与』です。 水素は悪玉活性酸素と高い反応性を持つ反面、その反応時間があまりにも早いために「体内に維持できない」という部分はデメリットと呼んでも良いのかもしれません。 よって水素の治療は *大量パルス投与による効果 *少量継続投与による効果 を分けて考える必要があることが多くの論文から読み取れます。 高飽和水素水点滴や水素吸入といった「高容量の投与」と、日常における水素水摂取/水素発生サプリメント摂取を個別に考えておく必要があるのかもしれません。 少なくとも、水素の効果は『継続的な投与があってこそ』であり、継続的な投与に「パルス投与」が加わって、高い作用が生まれるものと考えておくべきなのでしょう。 水素治療に関するお問い合わせ 医療法人社団医献会 辻クリニック 理事長 辻直樹 東京都千代田区麹町6-6-1長尾ビル8F(四ッ谷) 03-3221-2551 info@tsuji-c.jp Chronic hydrogen-rich saline treatment att

放射線による細胞障害には直接障害と間接障害があり、低線量内部被爆物質による障害のほとんどは『間接障害:発せられる放射線が体内の水と反応することによって生じる活性酸素(ヒドロキシラジカル)による障害』であることが解っている。 放射性物質によって大量に発生するヒドロキシラジカルを捕捉/除去することができれば、内部被曝による細胞障害の多く(約80%)を除去できる。 つい先日『Biochemical Journal』に「放射線の副作用軽減薬:アミフォスチンの治療効果と水素による治療効果に遜色がなかった」という論文が発表された。 アミフォスチンはアメリカで唯一「放射線障害」に対する治療薬として承認されている薬剤で、この作用は『ヒドロキシラジカルの捕捉/除去』であるが、この薬剤には副作用が強く、なかなか利用できない。 水素は同等の作用を持つが、副作用がないことは大きな利点である。 この論文は『水素が放射線による免疫細胞のアポトーシス(細胞死)を保護した』というもの。 細胞に放射線などのストレスが加わると、細胞内小器官である「ミトコンドリア」や「小胞体」からカスパーゼ9→3が分泌される。 カスパーゼは細胞死を誘発する伝達酵素であり、これによって細胞のアポトーシスが誘発される。 論文内では、水素によってカスパーゼの活性が抑制され、白血球や血小板の減少を抑制することが出来たとしている。 放射線以外にも細胞は色々なストレスを受けている。 これらのストレスによって細胞は損傷を受けるが、そのストレスが *ミトコンドリア:エネルギー産生機能の低下 *その他の細胞内小器官:細胞機能の低下 を引き起こすこととなる。 以前、細胞の障害には『細胞自体の障害とエネルギー工場の障害がある』と書いた。 細胞自体の障害は *核遺伝子の障害:癌などの異常細胞の発生 *小胞体などの障害:タンパク合成障害による組織障害 であり エネルギー工場であるミトコンドリアの障害は *ATP産生障害による活動性の低下 となる。 これら『細胞ストレスによる障害』の多くが『活性酸素による障害』であるならば、それによる障害の治療/予防は『高い抗酸化力』ということになるであろう。 さらなる『抗酸化治療戦略』の研究がすすむことを期待したい。 医療法人社団医献会 辻クリニック (四谷 麹町) Hydrogen-rich saline protects immunocytes from

私が水素療法を勉強するもうひとつの目的は「放射線障害からの防護」であることは変わりない。 この論文は「放射線照射したマウスの心臓に対する防護作用」というものです。 この論文では、マウスに対し『7Gy:7000mSv相当』の放射線を浴びせ、水素投与軍と非投与群を比べている。 7Gyという量の照射は、人であれば確実に脂肪する量である。 非投与群では100%脂肪した照射量であっても、投与群では80%のマウスが生存した。 加えて、酸化ストレス障害の指標である『8-OHdG』『心筋MDA(マロンジアルデヒド)』を双方で検査したところ、水素投与軍で2つの酸化ストレス指標を低下させていた。 放射線障害には『直接障害:放射線が直接ダメージを与える』『と『間接障害:放射線によって発生した活性酸素(ヒドロキシラジカル)によってダメージを与える』があるが、このような高線量の場合であっても、間接作用による障害が主であることを示す論文である。 今後、どの程度の内被爆を抑える事ができるかは『拡散した放射性物質をどれだけ隔離できるか』にかかっている(多くは食物を育てる土壌と食品自体) もし、隔離がうまくいかない場合の防護策は『発生する活性酸素(ヒドロキシラジカル)をどれだけ消し去ることができるか?』ということになると考えている。 The potential cardioprotective effects of hydro