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5月 2014

北海道大学整形外科から発表されている論文です。 「水素の抗炎症作用」について、最近になって数多くの論文が提出されています。 炎症は異物や細胞の破壊に対する免疫反応の下流反応です。 この炎症が過剰になっている場合、我々はその反応(発熱、発赤、疼痛、腫脹)に苦しむこととなります。 とはいえ、炎症を完全に抑え込んでしまうことは、治癒行程を妨げる行為に等しいため、炎症に対する治療は「バランスを取る/適度な炎症にとどめる」ということが重要であろうと考えます。 ステロイドや免疫抑制剤が『諸刃の件』と呼ばれるのは、炎症の自覚症状を抑える(解熱、鎮痛、腫脹軽減など)作用は喜ばれるため、安易に使用しがちですが、その反面「免疫と治癒反応を抑制してしまう」という部分が副作用となって現れるからです。 人によって「なぜ免疫が適度で済む人」と「免疫が過剰となる人」「免疫が低すぎる人」が存在するのかは、いまだに謎です。 この論文では、その一因として『活性酸素』を重要なファクターとしてあげ、水素がそれを除去することによって炎症反応の過剰化を抑制している可能性を示唆しています。 これは、他の多くの論文にもありますが、現在免疫反応のドミノには多くの物質が機能していることが解っています。 論文中の図にあるように特に ・TNFα ・NFκB ・インターロイキン(1、6) ・Nox から続く ・アラキドン酸カスケード(炎症物質の産生) ・MMP3(コラーゲン/軟骨を破壊する酵素) への橋渡しを『活性酸素:特にヒドロキシラジカル』が担っていることが解ってきています。 ステロイドや免疫抑制剤が、免疫の中枢部位を抑制してしまうことを考えれば、水素の抑制部位は『橋渡し部位』であり、免疫自体を抑制してしまうことにないことは、副作用のない治療である理由のひとつかもしれません。 論文では、自己免疫疾患などで炎症反応が過剰となってしまうシステムを『ROSループ』と表しています。 当院の治療においても、水素の治療はステロイドなどとは違い『直後に炎症反応を完全に止めてしまう』『薬理作用が消えると自覚症状が戻ってくる』というものではなく *症状は徐々に軽くなる *治療の継続によって症状が出難くなる というイメージです。 なぜこのような治癒過程をたどるのかはまだ不明ですが、今後新しい見解が続々と見つかるものと考えています。 水素治療に関するお問い合わせ 医療法人社団医献会 辻クリニック 理事長 辻直樹 東京都千代田区麹町6-6-1長尾ビル8F(四ッ谷) 03-3221-2551 info@tsuji-c.jp Molecular hydrogen: new antioxidant and anti-

今年に入ってから、臨床としての水素の効果に関する論文が続々と提出されはじめています。 この論文は、くも膜下出血に対する水素点滴がその後の神経機能/後遺症にどのような影響を与えるかというもの。 その結果、水素負荷した生理食塩水の投与は出血後24時間の時点で ・神経細胞アポトーシスの大幅な減少 ・神経機能の改善 を認めたとしています。 このことは、脳梗塞後遺症に関する論文でも発表されており、細胞/組織が「虚血とその後の再還流によって障害を受ける主な原因は活性酸素(ヒドロキシラジカル)である」ということを表しています。 抗酸化剤としての水素の特徴は 1:細胞障害性活性酸素種のみを除去し、細胞シグナルとしての活性酸素種は除去しない:選択的抗酸化作用 2:細胞内移行性に優れ、細胞膜、ミトコンドリア膜、血液脳関門などを容易に通過するため、臨床に即した(試験管レベルではない)作用を持つ ということで良いでしょう。 そのため、血流を閉ざされた組織や、移行を拒む部位、脂質膜内といった部位であっても容易に到達し、悪性活性酸素を瞬時に除去することができるということです。 最近は水素関連論文を追いかけることが困難なほど、世界中で水素による疾患予防/治療効果に関する論文が提出されており、現代医療の主役に躍り出るのではないかと期待しています。 <水素治療に関するお問い合わせ> 医療法人社団医献会 辻クリニック 東京都千代田区麹町6-6-1長尾ビル8F(四ッ谷) 03-3221-2551 info@tsuji-c.jp Neuroprotective Effect of Hydrogen-Rich Saline agai

即時型アレルギーは『Ⅰ型アレルギー』と呼ばれ、 *アトピー性皮膚炎 *じんましん *気管支喘息 *アレルギー性鼻炎(花粉症) などが有名です。 これらはIgEという免疫グロブリンが肥満細胞などの白血球に結合し、そこに抗原が結合することからヒスタミン、セロトニンなどの生理活性物質を放出する。 これにより、血管拡張や血管透過性亢進などが起こり、炎症反応(疼痛、発熱、発赤、浮腫)の症状があらわれる。 この論文では、マウスの実験において、水素が即時型アレルギー(1型アレルギー)を消失させるメカニズムを研究しています。 大まかに言えば、免疫-炎症反応において『NADPHオキシダーゼ』は反応の増幅作用(論文ではフィードフォワードループと呼んでいます)に関与しており、『そのNADPHオキシダーゼ活性を阻害する作用を水素が持つ』という部分がアレルギー抑制作用の主役であるとしています。 ようするに、水素のⅠ型アレルギーに対する作用は、抗ヒスタミン剤やNSAIDS、ステロイド等とは違い『免疫-炎症反応の本流を遮断/抑制するのではなく、それを増幅するメカニズム(フィードフォワードループ)の抑制によって症状を軽減するところある』としています。 言い方を変えるならば『免疫-炎症反応をシャットダウンするのではなく、過剰な部分(増幅作用)を抑制する』ということです。 当院においても、他目的で水素治療を継続していた方々から「今年は花粉症が軽かった」「金属アレルギーが出なくなった」「鼻炎が治った」「じんましんが軽くなった」といった声をよく聞きます。 この理由として「免疫-炎症増幅反応の抑制」という考え方は個人的に合点のいく話ではあります。 今後も、色々な視点での研究が重要だと考えます。 <水素治療に関するお問い合わせ> 医療法人社団医献会 辻クリニック 東京都千代田区麹町6-6-1長尾ビル8F(四ッ谷) 03-3221-2551 info@tsuji-c.jp Molecular hydrogen suppresses Fce