【公式】辻クリニック

人の細胞は絶えず
「Re-Birth:生まれ変わり」をしている

4月 2014

タバコや昨今問題となる『PM2.5』などによる慢性閉塞性肺疾患(COPD)はその原因物質によることは当たり前ではありますが、気道粘液の過剰産生は気管支喘息を含めたCOPDの主症状であり、これらの疾患の病態と死亡率に関与すると言われます。 Th2サイトカインであるIL-13は、粘液過剰産生を含めた喘息の病態生理における中心的なメディエーターであり、このシステムに活性酸素が大きく関わるようです。 この論文では、ラットに水素化生理食塩水を腹腔内投与し、タバコの煙による各種メディエーターの変化を調べています。 結果は大きな有効性を認め、水素化生理食塩水による前処理は、細気管支内腔における喫煙誘発性粘液の蓄積、杯細胞過形成、BALF中のMUC5ACの過剰発現および異常細胞、気道上皮におけるアポトーシス、マロンジアルデヒドの増加をすべて抑制した。 その他、肺気腫の改善、気管支喘息発作の減少といった論文も提出されはじめています。 当院でも、少ない症例ではありますがCOPDの改善例もではじめていますが、最低でも3ヶ月は必要だと考えられることと、当然ではありますが「禁煙」は必須です。 またPM2.5によると考えられた中国の方では、所在地などを帰ることが困難であり、継続的な治療が必要になってくると思われます。 <水素治療に関するお問い合わせ> 医療法人社団医献会 辻クリニック 東京都千代田区麹町6-6-1長尾ビル8F 03-3221-2551 info@tsuji-c.jp Attenuation of cigarette smoke-induced airway mucus

3つ続けて血管(虚血)障害に関する論文です。 心臓や脳への血流の閉塞は、人の死亡原因の多くを占めます。 その救命処置として『梗塞部の血流再開』は時間との戦いとなります。 先の論文にもあげたように、血流の途絶は、その血流の先にある細胞への供給が途絶えることによって細胞死をもたらしますが、虚血後の再還流も、時間が長過ぎれば大量の活性酸素を作り出し、それによる細胞死をもたらすため『スピードが命』と言われるわけです。 この論文でも計66検体(ラット)を【偽手術群】【虚血-再還流群】【虚血-再還流+水素生理食塩水投与群】に分け、血流が途絶えた先の心筋細胞の状態を調べています。 この論文でも、水素投与群が明らかに心筋の壊死サイズが小さく、再還流24時間後の心機能パラメータを改善し、炎症マーカーなども低くかった。 水素の主な作用は『抗酸化:ヒドロキシラジカルの除去』であり、それによる *抗炎症/アレルギー作用 *遺伝子発現作用(酵素関連遺伝子など) によって、虚血部位より先の心筋細胞を保護しているものと考えるべきでしょう。 医療法人社団医献会 辻クリニック 東京都千代田区麹町6-6-1長尾ビル8F 03-3221-2551 info@tsuji-c.jp Anti-inflammatory effect of hydrogen-rich sali

心筋梗塞の原因である動脈硬化による冠動脈狭窄に対する治療はバイパス手術からカテーテル治療に主役が移っています。 また、頚部内頸動脈狭窄症は、大脳半球全体を栄養する血管であるため、その狭窄は致命的であり、その治療にもカテーテル治療が主に使われます。 カテーテル治療後の心配は「再狭窄」であり、その発生率も低くはないため、血液凝固阻止剤などが投与されますが、易出血性、脳出血のリスクなど、懸念材料もあります。 今回の論文は「水素が治療後の再狭窄リスクを下げる」というものです。 動脈硬化の発生にも「炎症」が大きく関わっていますし、狭窄部位の治療である「バルーニング」「ステント」も血管内膜に操作を加えるため、そこに炎症が発生し「新生内膜の過形成」が大きな問題となってしまいます。 そこで、バルーニングを施したラットに、水素含有生理食塩水を連日投与し、炎症性サイトカイン(TNFα、NFκBなど)と内膜の肥厚を調べたところ、水素投与がそれらを抑制した。 炎症反応の主役である『TNFα-NFκB系』には活性酸素が大きく関わるため、ここに水素の出番があります。 水素は活性酸素の除去によってTNFα-NFκB系を抑制し、組織炎症を抑制します。 しいてはそれが、炎症による内膜肥厚を抑制するということとなるわけです。 *予防的な血管炎の予防 *カテーテル治療後の再発予防 という両面で、水素が効果を示すことは予防医学的にとても重要であろうと考えています。 血管内の炎症は、関節の炎症などと違い『自覚症状を伴わない炎症のひとつ(その他糖尿病など)』であり、発見の遅れや進行、未治療/放置となりやすく、そのため大きなトラブル(心筋梗塞、脳梗塞など)となりやすいと言えます。 これらに対する治療は主に「救命」であり、多くの場合、麻痺や生活の障害が伴う場合が多い。 そういう意味でも予防、せめてステント治療後の再発予防は必須ではないかと考えています。

私が臨床的に「水素が予防/治療に有効」と最初に感じた論文です。 心筋梗塞や脳梗塞の問題は 1:血栓などによって血管が詰まり、先に血液が届かなくなる 2:詰まった血管が再還流し、一気に血液が流れることによって活性酸素が大量に発生する という2つです。 1は救命の問題となりますが、2は「せっかく血流が再開したのに、それが仇となって組織が損傷する」という問題です。 これによって大きな機能障害(後遺症)と伴うこととなります。 心筋梗塞や脳梗塞は 1:そのものの発生リスクを下げる 2:発生したとしても、救命率を上げる 3:救命後の合併症を減らす という視点が必要となってきます。 この論文は、注射用飽和水素生理食塩水を投与したラットとそうでないラットに対し ・心臓冠動脈を30分虚血 ・その後、再還流 によって、各種データと心筋の壊死範囲を調べています。 結論は、水素投与によって 1:マロンジアルデヒド(MDA)の減少 2:心筋細胞のアポトーシス減少 3:カスパーゼ3の抑制 4:8-OHdGの抑制 を伴って、再還流24時間後の 1:心筋機能パラメーターの改善 2:梗塞サイズの縮小 を認めていた。 水素は予防投与によって血管内の炎症を抑制し、梗塞リスクを大幅に下げますが、たとえ梗塞が発生したとしても、それによる後遺症のリスクも大きく下げる作用があります。 当院では現在 ・内服投与:1日1回 ・点滴/注射投与:1回/2週〜1回/月 を行って、患者様にデータを取らせていただいておりますが、経過は大変良好のようです。 今後、継続的な検査データを追いかけてみようと考えています。 医療法人社団医献会 辻クリニック 東京都千代田区麹町6-6-1長尾ビル8F(四ッ谷) 03-3221-2551 info@tsuji-c.jp Hydrogen-rich saline protects myocard

心筋梗塞の原因である動脈硬化による冠動脈狭窄に対する治療はバイパス手術からカテーテル治療に主役が移っています。 また、頚部内頸動脈狭窄症は、大脳半球全体を栄養する血管であるため、その狭窄は致命的であり、その治療にもカテーテル治療が主に使われます。 カテーテル治療後の心配は「再狭窄」であり、その発生率も低くはないため、血液凝固阻止剤などが投与されますが、易出血性、脳出血のリスクなど、懸念材料もあります。 今回の論文は「水素が治療後の再狭窄リスクを下げる」というものです。 動脈硬化の発生にも「炎症」が大きく関わっていますし、狭窄部位の治療である「バルーニング」「ステント」も血管内膜に操作を加えるため、そこに炎症が発生し「新生内膜の過形成」が大きな問題となってしまいます。 そこで、バルーニングを施したラットに、水素含有生理食塩水を連日投与し、炎症性サイトカイン(TNFα、NFκBなど)と内膜の肥厚を調べたところ、水素投与がそれらを抑制した。 炎症反応の主役である『TNFα-NFκB系』には活性酸素が大きく関わるため、ここに水素の出番があります。 水素は活性酸素の除去によってTNFα-NFκB系を抑制し、組織炎症を抑制します。 しいてはそれが、炎症による内膜肥厚を抑制するということとなるわけです。 *予防的な血管炎の予防 *カテーテル治療後の再発予防 という両面で、水素が効果を示すことは予防医学的にとても重要であろうと考えています。 血管内の炎症は、関節の炎症などと違い『自覚症状を伴わない炎症のひとつ(その他糖尿病など)』であり、発見の遅れや進行、未治療/放置となりやすく、そのため大きなトラブル(心筋梗塞、脳梗塞など)となりやすいと言えます。 これらに対する治療は主に「救命」であり、多くの場合、麻痺や生活の障害が伴う場合が多い。 そういう意味でも予防、せめてステント治療後の再発予防は必須ではないかと考えています。 <水素治療に関するお問い合わせ> 医療法人社団医献会辻クリニック 東京都千代田区麹町6-6-1長尾ビル8F(四ッ谷) 03-3221-2551 info@tsuji-c.jp Hydrogen-rich saline prevents neointima form

人体に対する水素の作用概要が見えはじめ、その作用は「抗酸化作用」を軸とし、それに伴う『抗炎症/抗アレルギー』であろうとなってきました。 この「抗炎症/抗アレルギー作用」は『サイトカイン』をコントロールするところによります。 サイトカインとはひとことで言えば「細胞同士の連絡システム」といってよいでしょう。 中枢からはホルモンや神経伝達によって細胞に指令が出されますが、末梢の細胞同士は、サイトカインという分泌タンパク質を使って連絡を取り合っています。 サイトカインは大きく *インターロイキン *インターフェロン *TNF *CSF *成長因子(GF) などがありますが、これらは中枢からの命令以外に、「末梢での免疫/炎症反応」によっても各細胞から分泌されます。 その免疫/炎症反応に活性酸素が大きく関与するため、水素がこれらサイトカイン分泌に影響を与えるようです。 話を本題に戻すと、水素ががん細胞に与える影響については、このサイトカイン制御作用が大きく関わるようです。 この論文では『VEGF:血管内皮増殖因子』というサイトカイン(成長因子)が関与するようです。 腫瘍細胞は、正常細胞と比較して「早い成長スピード+大量の栄養(糖)消費」が特徴です。 その大量の栄養を腫瘍細胞に送り続けるためには、通常組織以上の血管網が必要となります。 腫瘍組織からはVEGFが分泌され、腫瘍周囲には無数の毛細血管が構築されているのはそのためです。 この論文では、水素が「腫瘍細胞からのVEGFをコントロールし、毛細血管の増殖を抑制することによって腫瘍増殖を抑制している」としています。 他の論文では、この作用は腫瘍細胞に限られ、正常細胞には作用しないとしており、その理由として考えられるのは「異常な分泌を抑制するのであって、正常分泌を抑制するものでない」という考えが正解ではないかと思います。 http://0-www.ncbi.nlm.nih.gov.elis.tmu.edu.tw/pubmed/19192719 http://0-www.ncbi.nlm.nih.gov.elis.tmu.edu.tw/pubmed/21448340 その後、多くの論文が提出されてきていますが、これまでの論文を読み解く限り、水素のガンに対する作用は『がん細胞(腫瘍)の増殖抑制』と考えて良いと思います。 また、「水素が放射線治療や抗がん剤治療の副作用を抑制し、その効果の妨げにはならない」という論文も発表されており、他の治療との併用に関しても興味深いところではあります。 ガン治療には「ガンを完全に叩く(身体から消し去る)」という考えと「ガンと共存する(増殖を抑制し、暴走を抑える)」という考え方があります。 個人的には、多くの疾患がそうであるように、「病気とうまく付き合ってゆく」という考えもよいのではないかと考えます。 <水素治療に関するお問い合わせ> 医療法人社団医献会 辻クリニック 東京都千代田区麹町6-6-1長尾ビル8F(四ッ谷) 03-3221-2551 info@tsuji-c.jp Inhibitory effect of electrolyzed reduced wa

当院に水素治療に通う患者様から「最近痩せてきた」という話を聞くことが多くなりました。 実は水素には「体脂肪を減少させる作用」があり、そのエビデンスも数多く揃いつつあるのです。 水素がなぜ体脂肪を減少させるのかと言うと、 *抗炎症作用 *アディポネクチン増加作用 が中心となっているようです。肥満はたしかに「過剰な摂取エネルギー」によるものではありますが、それだけでは解決できない部分も沢山あります。 そのひとつに「脂肪細胞の変化」があります。 身体は過剰に摂取されたエネルギーを、一時的に蓄える機能を持っていますが、 *高GI糖質の摂取 *糖質に偏ったカロリー *炎症性脂質の摂取 などによって、脂肪細胞が巨大化します。 脂肪細胞は本来、内部に脂肪酸が溜まり始めると「アディポネクチン」というタンパクを分泌し、均衡を保とうとします。 アディポネクチンの作用は図にあるように *脂肪燃焼作用 *インスリン抵抗性改善作用 *細胞内脂肪酸減少作用 などがありますが、巨大化した脂肪細胞からはアディポネクチンが分泌されなくなってしまいます。 その理由は「脂肪細胞における活性酸素増加と炎症」と考えられています。 実際、炎症-活性酸素量とアディポネクチン量は『逆相関』することがわかっており、加えて『脂肪細胞における活性酸素を除去すると、炎症が軽減し、アディポネクチンが増加する』ということもわかってきました。 活性酸素のういち、ヒドロキシラジカルは強力な炎症促進物質であり、水素はヒドロキシラジカルを選択的に除去することができます。 加えて水素の優れたところが「到達場所を選ばない」というところです。固定化された脂肪組織(皮下組織)は、血流も悪く、摂取した物質の移行が大変悪いのですが、水素はそれに無関係に組織に到達します。 これが「水素によって体脂肪が減少する理由」と考えられます。 「食事制限しても痩せない」「運動しても痩せない」「気になる部分が痩せない(炎症によるセルライト部位)」は『脂肪細胞の炎症とアディポネクチン欠乏』が大きく影響するということでしょう。 当然のことではありますが『水素を取っていればどんな生活をしていても痩せる』というわけではありません。 また、このようなことを書くと『何回で痩せますか?』『集中して治療すると早く痩せますか?』『何ヶ月で痩せますか?』という質問が集中するのですが、水素治療によって痩せたとおっしゃる方のほとんどは『他の治療目的:肩こり、腰痛、動脈硬化などの全心疾患、予防目的など』で長期的(3~6ヶ月)に水素を投与されている方々であることをご了承ください。 <水素治療に関するお問い合わせ> 医療法人社団医献会 辻クリニック 東京都千代田区麹町6-6-1長尾ビル8F(四ッ谷) 03-3221-2551 info@tsuji-c.jp

最近になって、多くの疾患と「活性酸素/サイトカイン」との関係が明らかになってきました。 表題にある「慢性関節リウマチ」「骨粗鬆症」だけでなく「糖尿病」「動脈硬化」「アルツハイマー」「パーキンソン病」など、数々の疾患発生およびその進行に『微細炎症/血管内炎症」が大きく関わっているようです。 これら「炎症のドミノ現象」の中心となるのが『TNFα』というサイトカインの一種。 TNFαの作用は *IL6,8など炎症性サイトカインの増加 *INFγの増加 *血管内皮細胞のセクレチン発現 *好中球からのエラスターゼ産生増加 *ミトコンドリアの呼吸阻害(ミトコンドリア破壊) などを引き起こす物質で、障害細胞の細胞死も司っている物質です。 細胞の営みにとって重要な物質ですが、これらの暴走(免疫/炎症の暴走)は自己破壊を引き起こし、これが老化による慢性疾患の発病/進行、老化の大きな原因ではないかと言われています。 論文では、骨粗鬆症の根本原因として研究されはじめた『骨芽細胞のTNFα誘導性細胞障害』に対する水素の作用を研究しており、水素がこによる炎症および細胞障害を軽減していることを示しています。 水素の抗炎症/抗アレルギー作用は、そのもの自体を抑制してしまうのではなく、『活性酸素-TNFα-IL』のアンバランスを是正することによって発揮している可能性があります。 ようするに、多くの疾患は「免疫自体が悪いのではなく、免疫のアンバランス(弱体化と過剰発現)」であり、必要なのは『免疫強化剤や免疫抑制剤ではなく調節剤』という考え方です。 水素はこの「調節作用」が最も優れているのではないかと考えることができます。 水素が、本来発生してはならない『悪玉活性酸素のみを除去する』という作用を持ち、生理活性上必要な活性酸素を除去しないという特徴がこの調節作用の中心であろうと考えられます。 どちらにしても、水素の恩恵を得るためには、短期投与ではなく『長期の継続的な投与が重要』と言わざるを得ません。 当院においても、継続的な投与(内服、点滴、注射など)によって、思いもよらない効果を引き出していることを考えれば、『最低でも6ヶ月』の投与期間が重要であろうと考えています。 <水素治療に関するお問い合わせ> 医療法人社団医献会 辻クリニック 東京都千代田区麹町6-6-1長尾ビル8F(四ッ谷) 03-3221-2551 info@tsuji-c.jp Treatment with hydrogen molecule alleviates

水素のガン抑制作用に対するエビデンスは徐々に整いつつありますが、そもそもなぜ水素がガンの増殖を抑制するのか?について知る必要があります。 この論文は「活性酸素ががん細胞を進行させるか?」を検証するために、皮膚がんを発症させたヌードマウスに遊離鉄を過負荷させ、活性酸素の発生を高めたところ、負荷させていないマウスに比べ、がんが急速に進行した。 鉄は自然発生または免疫反応によって発生した『過酸化水素:H2O2』とフェントン反応を起こし「ヒドロキシラジカル」という悪性度の高い活性酸素を発生させます。 これはヘモクロマトーシスという体内に鉄が過剰となる患者にガンの発生が多いことの理由でもあります。(その他、銅過剰となるウィルソン病も同様にガンが多くなります) これらの疾患の疫学や、各種論文から「活性酸素(特にヒドロキシラジカル)がガンの進行を促進する」ということは間違いありません。 このことから、ヒドロキシラジカルを選択的に除去する水素は、ガンの発生だけでなく、既存のガン進行を抑制することが示唆されます。 医療法人社団医献会 辻クリニック 東京都千代田区麹町6-6-1長尾ビル8F(四ッ谷) 03-3221-2551 info@tsuji-c.jp Free radical generating agents lead to the rapi