Weiss Architecture Studio

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2月 2014

多くの研究によって、水素の効果は *抗酸化作用 *抗炎症/抗アレルギー作用 *遺伝子発現作用 *成長ホルモン分泌刺激作用(アンチエイジング作用) まで広がってきました。 今後、さらに多くの作用が発見されることに期待しています。 【経口水素水の新しい作用機序】 今年の水素医学シンポジウムでも話題となっていた内容を、今一度取り上げてみます。 この論文は「水素水を飲む事によって神経保護物質であるグレリンが分泌される」というものです。 この論文の重要性は、水素のもうひとつの作用に迫っているからです。http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=Oral+‘hydrogen+water’+induces+neuroprotective+ghrelin+secretion+in+mice. 水素がパーキンソン病やアルツハイマー病といった疾患の症状を改善したり、神経細胞の保護作用があることが解っています。 しかし、どういうわけか、パーキンソン病の原因部位である黒質線条体の水素濃度は上昇していないのです。 このことから「水素の作用は間接的なのでは?」という仮説が生まれました。 そのターゲットは『グレリン』というホルモン物質。 グレリンは、胃粘膜に大量に存在していながら、つい最近までその存在意義が解っていなかった『X/A-like cell』から分泌されることが解りました。 本来グレリンは『空腹刺激』によってX/A-like cellから分泌されるのですが(やはり空腹は身体によいということですね)、水素内服によって、このグレリン分泌が起こる事がわかりました。 胃から分泌されたグレリンは、色々な作用を持つ事が解っていますが、今回注目したのが『成長ホルモン分泌促進作用』です。 成長ホルモンは下垂体から分泌されるホルモンで、代謝や細胞/組織成長に重要なホルモンであるため、最近では『アンチエイジングの主役』として注目されています。 アンチエイジング医療では『成長ホルモン補充療法」として、健康産業では『加圧トレーニングによる成長ホルモン増強』として多くの方が知ることでしょう。 水素は、これらとは違うアプローチ『グレリン増強によって成長ホルモンの分泌を促進する』という方法をとります。 1:水素内服 2:グレリン上昇 3:GH(成長ホルモン)増加 4:IGF-1増加 成長ホルモンは神経細胞の保護/リペア作用が強力であり、これがこのホルモンの「アンチエイジング効果」の主役と言ってよいでしょう。 とはいえ、このホルモンは大変高価であり、簡単には投与できません。また、加圧トレーニングによって、筋肉からIGF-1の形で分泌刺激することができますが、高齢者となれば、トレーニング自体が困難です。 のこるは『空腹刺激』と『水素内服』によって胃からのグレリン分泌を刺激するという方法です。 当院においても、水素投与によって血中成長ホルモン/IGF-1が増加することが解っており、今後どのように変化するのかを追跡調査する予定です。 水素投与によって「肌が若々しくなった」「筋肉が疲れ難くなった」」「頭がすっきりした」という声をよく聞きますが、この効果が単に『抗酸化作用』『抗炎症作用』というわけではなく『成長ホルモン分泌促進作用』が主であるかもしれません。 今後は *水素投与量と成長ホルモン分泌量の関係 *水素投与のタイミングとホルモン分泌 などの検討が必要であると考えています。 水素治療に関するお問い合わせ 医療法人社団医献会 辻クリニック 東京都千代田区麹町6-6-1長尾ビル8F 03-3221-2551 info@tsuji-c.jp

これは、当院においても注目している効果のひとつです。 水素の作用は大きく「抗酸化」「抗炎症」「抗アレルギー」作用と言われます。これは分離した機能と考えるべきでなく「活性酸素と免疫、それに続く炎症が深く関連している」ということを示唆しています。 この研究では「アトピー性皮膚炎モデル」に対し、水素がどのように作用するのかを調べています。 「アレルギー/炎症」の発動は免疫システムにおける「アクセルとブレーキ」が何らかの原因によってアンバランスとなり、過剰な反応となっている状態と言えるでしょう。 そこには炎症誘発物質であるTNFαやサイトカインが深く関与しています。 サイトカインも、免疫の中心となるリンパ球の種類によって、産生する物質が違い、 *Th1細胞(細胞性免疫):INF-γ、IL-2、IL-12p70 *Th2細胞(液性免疫):IL-4、IL-5、IL-10 のようになっている。 この実験では、アトピー性皮膚炎モデルに対し、「水素水」と「精製水」を投与し、血漿中の炎症性物質の変化の違いを調べています。 その結果、水素水投与群は、精製水群にくらべて優位に低下させ、Th1,Th2のバランスを調整していることが解りました。 これは、消炎鎮痛剤やステロイドとは少し違う作用機序であり、とりあえず症状を軽減するという速攻性は低いが、根本的なレベルで疾患を改善している可能性と一致します。 これは他の疾患(アレルギー/自己免疫/慢性炎症性疾患)にもいえることであり、長期的に見れば、副作用なく症状を軽減する可能性が多いにあると考えられます。 当院においても、多くのアレルギー/自己免疫疾患/関節炎に対し水素治療を施していますが、ステロイドとは違う効果の出方を感じます。 水素の投与法についても *内服:水素水、水素カプセル *注射:点滴、静脈注射、皮下注射、関節内注射 *外用:クリーム、軟膏 *吸入 といった方法の組合せ方によって、治療効果に影響を与える可能性も高いように思います。 イメージでは、いくつかの投与方法を組合せ、「6~12ヶ月の治療期間」を継続できれば、期待以上の治療効果を発揮するように思います。 そしてなにより「これといった副作用がいまだ存在しない」という部分が、優れた部分であると感じます。 水素治療に関するお問い合わせ 医療法人社団医献会 辻クリニック 東京都千代田区麹町6-6-1長尾ビル8F 03-3221-2551 info@tsuji-c.jp The Drinking Effect of Hydrogen Water on Atopic Dermatitis Induced by Dermatophagoides farinae

これはある意味大変インパクトのある論文であり、先日発表された『STAP細胞』にも関係するのかもしれません。 細胞内で発生する活性酸素は、いままで「組織を酸化劣化させる」という視点で考えられていました。 しかし、この論文では「活性酸素(特に過酸化水素)がのシグナル伝達物質に影響を与え、各種の遺伝子発現をコントロールしている」ということを突き止めたとしています。 この論文で焦点を当てている遺伝子発現は「発ガン」「腫瘍進行」「炎症」などを制御する遺伝子『PIP』『PTEN』といったもの。 この「腫瘍のアクセル/ブレーキ」をコントロールするシグナルが『過酸化水素:H2O2』によって制御されている仕組みは大変興味深いものです。 詳細は論文を読んでいただきたいが、先のSTAP細胞も「ちょっとしたpHのコントロール」で細胞が初期化されるというもの。 話はズレますが、コンピューターのプログラム言語が『0と1の二進法』によって行われていることを考えると、生体のプログラミングである遺伝子が『酸と塩基/酸性とアルカリ性』といった単純な二進法で行われている可能性はあるのかもしれません。 このことは、万能的に効果を示す水素が「瞬間的に作用し、投与を終えるとすぐに消えてしまう」という特性のなせる技なのかもしれません。 水素の投与に関しても「慢性的に投与する」よりも「瞬間的に大量投与する」ほうが効果的であるという結果も出てきているようで、新たな発見もあるかもしれません。 それらをふまえ、是非読んでいただきたい論文のひとつです。 医療法人社団医献会辻クリニック 東京都千代田区麹町6-6-1長尾ビル8F(四ッ谷) 03-3221-2551 info@tsuji-c.jp Intracellular redox status controls membrane localization of pro- and anti-migratory signaling

昨年末から今年にかけて、抗がん剤の副作用でよく問題となる「神経障害:癌化学療法性末梢神経障害と活性酸素」についての論文が提出されています。 http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/24385965 http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/23891899詳細はこれら3つの論文を読んでいただきたいが、大まかに言えばこういうことになります。 神経組織は大量の脂質に覆われた細胞です。酸化ストレスのうち「脂質過酸化」は神経細胞のミエリンなど脂質で構成された部分を酸化させます。 多くの抗がん剤は、ミトコンドリアの抗酸化システムに作用し、SODによるスーパーオキシドのH2O2への変換システムを阻害し、NO+スーパーオキシドから『ONOO-:ペルオキシナイトライト』を大量発生させるようです。 ONOO-は不飽和脂肪酸をドミノ式に酸化させ、最終的に大量の過酸化脂質を作り出します。論文でも、化学療法による末しょう神経障害に対し、『抗ペルオキシナイトライト』を標的に上げていますが、その作用が最も強く、選択制が強いのが『水素』です。 水素分子は『ペルオキシナイトライト』『ヒドロキシラジカル』といった悪性度の高い活性酸素を選択的に除去します。 当院にも、他院で抗がん剤治療中の方が水素治療を目的に来院されますが、ほとんどの方で『副作用の消失/軽減』を認めます。 また、抗がん剤を使用せず『高濃度ビタミンC点滴』との組合せも行っていますが、成績は良いように感じます。 どのような治療であっても、副作用が強すぎれば、治療の継続が難しくなりますが、水素が副作用を軽減するだけでなく、疾患治療に対しても、効果を示す論文が多数発表されてきています。 今後も水素の作用に対する論文には目が離せません。 医療法人社団医献会 辻クリニック 東京都千代田区麹町6-6-1長尾ビル8F 03-3221-2551 info@tsuji-c.jp Oxidative stress and nerve damage: Role in chemot

イギリスBBCニュースでの放映は、衝撃的なものでした。 これを受けて、高濃度ビタミンC点滴の効果に対する「作用機序とエビデンス」について。この治療法は以外にも歴史が長く1970年代です。 ライナスポーリング博士によって発表された論文が発端ではありますが、その後長きにわたり「効くはずがない」「まやかしだ」という非難の的となってきました。 その間、この『副作用がほとんんどなく、薬剤を使わない治療法』の作用機序の解明とエビデンスの構築に心血を注いできた研究者は沢山います。(我々のボスである柳澤先生もその一人)ビタミンCの作用を『?』としていた最大の原因は「血中濃度によって作用が違う」という部分です。 ビタミンCは「低濃度では抗酸化物質」「高濃度では酸化物質(活性酸素の発生源)」となります。 加えて、ビタミンCは口から大量に摂取しても『酸化物質の濃度まで血中に入らない:大量摂取は排泄される』ということも問題を大きくしました。(経口ビタミンCで同様の結果にならなかったことが、ビタミンC無効の論文となった) ようするに『点滴大量投与による、血中濃度の上昇が重要』ということでした。 (ビタミンCの作用というよりも『高濃度の生体内ビタミンCの作用』ということです) 点滴によって大量に投与されたビタミンCは、細胞内に取込まれると、ミトコンドリアなどに大量に存在する『鉄』と反応し『過酸化水素(H2O2):オキシドールとして知られる』を発生します。 過酸化水素は、免疫細胞が細菌などを取込んで殺菌する際にも利用する酸化物質で、これをガン細胞内で大量に産生させることによってがん細胞を『酸化』させ死滅させます。 同様の反応は正常細胞においても発揮されますが、正常細胞には『カタラーゼ』という抗酸化酵素が過酸化水素を水に変換するために、酸化障害を起こしません。 これが「高濃度ビタミンCが、がん細胞に作用し、正常細胞に障害を与えない理由」です。 当院で、高濃度ビタミンCをはじめて6年になります。 治療開始当初から考えれば、このような報道がなされることは、大いなる進歩であると言えるでしょう。 高濃度ビタミンC点滴投与の作用が、試験管内、細胞実験、生体実験などによって証明され、エビデンスが整ってくれば、ガンに対する『古くて新しい治療法』として多くの臨床医に認知されることとなるはずです。 医療法人社団医献会 辻クリニック 東京都千代田区麹町6-6-1長尾ビル8F 03-3221-2551 info@tsuji-c.jp