【公式】辻クリニック

人の細胞は絶えず
「Re-Birth:生まれ変わり」をしている

11月 2013

11月 (ページ 2)

慢性関節リウマチ/骨粗鬆症/変形性関節症などの『慢性痛』の原因は徐々に解明されつつあります。 これについての論文は、最近になった多数発表されていますが、特に『TNFα-NFκB-活性酸素』の絡んだシステムです。水素の効果は、初期(2007年頃)は『抗酸化作用』に絞って論じられてきましたが、昨今は『抗炎症作用』『抗アレルギー作用』が中心になってきています。 この論文は『骨関節疾患の痛み』に対する水素の効果とその制御システムについて。 詳細は割愛しますが、結論から言えば水素には抗酸化作用以外に *SOD強化作用 *TNFαによるNFκB誘導の抑制作用 *TNFαによるiNOS誘導の抑制作用 などを認め、それによって炎症徴候(疼痛、腫脹、発熱、発赤)を抑制しているとしています。 よく「水素の鎮痛作用はステロイドや消炎鎮痛剤と比べてどうでしょうか?」という質問を受けますが、ここで論じているのは『対症療法か?根治療法か?』です。 その場の痛みをとるという意味では 1:麻酔薬 2:ステロイド 3:消炎鎮痛剤 4:水素 となりますが、1〜3は炎症の原因を取り除いているのではなく『症状を緩和させる目的』で利用されます。 水素の目的は『慢性化した炎症サイクルを正常化させる』ことです。よって、比較対象にすべきではないと考えています。 具体的には、当院では骨関節の痛みに対する水素治療を行っていますが、それは既存の治療を排除し、それに成り代わるものという位置づけではありません。 局所注射や関節内注射は、そのほとんどが『麻酔+ステロイド』のような注射ですが、これはあくまでも対症療法です。 ここに『高濃度水素水』を混ぜ合わせることにより *治療期間が短くなる *鎮痛剤の使用量を減らせる *対症療法治療薬から離脱しやすくなる というメリットがあります。 対症療法は悪ではありません。 対症療法と根治療法を組み合わせることによって、治療中の痛みを緩和しつつ、根治を目指すことが可能となってくると思います。 水素関節内注射、水素筋肉注射に対するお問い合わせ 医療法人社団医献会 辻クリニック 理事長 辻直樹 東京都千代田区麹町6-6-1長尾ビル8F(四ッ谷) 03-3221-2551 info@tsuji-c.jp Treatment with hydrogen molecule alleviates

世界中に存在する水素に関する論文を読んでいると、腸内細菌が発生する、いわゆる『生理的水素』を考えねばなりません。 我々の消化管に共生する腸内細菌のうちのいくつかは、嫌気性発酵の過程で大量の水素を産生している。 その量は論文によって(または個人差によって)大きく変わるが、150ml〜12ℓにおよぶとされている。 水素の作用の極初期の論文で興味深いのは、薬剤性肝炎を誘導したマウスを作成し、抗菌薬で腸内細菌を死滅させると、肝炎は急激に悪化した。逆に、死滅させなかった側は肝炎の改善をみた。 また、腸内に発生するガスは腸管蠕動運動に関与しており、メタンガス発生菌が多い人の蠕動運動は遅く、水素ガス発生菌が多い人の蠕動運動は早いことがわかっている。 『水素水』への注目が高まる中、多くの方から「最新の治療ですか?」「副作用は?」といった質問を受けますが、 1:正常人の消化管では、食後に大量の水素ガスが発生し、吸収され、呼気中から水素ガスが確認されること。 2:乳児に母乳を与えた直後より、呼気中水素ガス濃度が急激に上昇すること。 といった現象をみとめることから、生体は腸内細菌から発生する水素ガスを『生理的水素』として多いに利用し、その恩恵に与っていたということです。 水素の作用に関しても、初期の論文にある『抗酸化作用』では解決できない作用も数多く発見されており、 ・生体抗酸化酵素のSODが増加する ・強力な抗酸化酵素である『ヘムオキシゲナーゼ』が増加する ・抗アポトーシス分子が誘導される ・IgEによるⅠ型アレルギー反応のシグナルを抑制する といった『抗炎症作用』『抗アレルギー作用』に関する分子レベルでの機構も明らかになりつつあります。 今後の課題として重要なことは、水素は腸内細菌が大量に産生している生理的物質であり、水素水として摂取する量をはるかにしのぐ量を作り出していることから、水素が「濃度依存性に効果を上げる」とするのは非常に困難であり、治療利用としての水素の効果とは一致しない結果となっている。 最新の研究では、分子状水素の『状態』『形態』『投与方法』『容存方法』などが、その作用に大きく影響を与えるようだとしています。 医学の世界では、当たり前のように利用されていたものの作用機序が解っていないということは少なくありません。 狭心症に昔から利用される『ニトログリセリン』の分子作用機序が発見されたのは極最近です。(発生するNOによる血管拡張と解ったのが1980年代であり、その後のノーベル賞へとつながった) 水素についても、まだまだ新しい発見が続くものと考えており、アメリカ、ヨーロッパ、アジアの主要研究機関から発表される水素関連論文の数は、2010年頃から爆発的に増加しています。 継続的にアンテナをはり、研究を続ける必要があると考えています。 水素治療に関するお問い合わせ 医療法人社団医献会 辻クリニック(四ッ谷) 理事長 辻直樹 東京都千代田区麹町6-6-1長尾ビル8F 03-3221-2551 info@tsuji-c.jp

世界中に存在する水素に関する論文を読んでいると、腸内細菌が発生する、いわゆる『生理的水素』を考えねばなりません。我々の消化管に共生する腸内細菌のうちのいくつかは、嫌気性発酵の過程で大量の水素を産生している。 その量は論文によって(または個人差によって)大きく変わるが、150ml〜12ℓにおよぶとされている。 水素の作用の極初期の論文で興味深いのは、薬剤性肝炎を誘導したマウスを作成し、抗菌薬で腸内細菌を死滅させると、肝炎は急激に悪化した。逆に、死滅させなかった側は肝炎の改善をみた。 また、腸内に発生するガスは腸管蠕動運動に関与しており、メタンガス発生菌が多い人の蠕動運動は遅く、水素ガス発生菌が多い人の蠕動運動は早いことがわかっている。 『水素水』への注目が高まる中、多くの方から「最新の治療ですか?」「副作用は?」といった質問を受けますが、 1:正常人の消化管では、食後に大量の水素ガスが発生し、吸収され、呼気中から水素ガスが確認されること。 2:乳児に母乳を与えた直後より、呼気中水素ガス濃度が急激に上昇すること。 といった現象をみとめることから、生体は腸内細菌から発生する水素ガスを『生理的水素』として多いに利用し、その恩恵に与っていたということです。 水素の作用に関しても、初期の論文にある『抗酸化作用』では解決できない作用も数多く発見されており、 ・生体抗酸化酵素のSODが増加する ・強力な抗酸化酵素である『ヘムオキシゲナーゼ』が増加する ・抗アポトーシス分子が誘導される ・IgEによるⅠ型アレルギー反応のシグナルを抑制する といった『抗炎症作用』『抗アレルギー作用』に関する分子レベルでの機構も明らかになりつつあります。 今後の課題として重要なことは、水素は腸内細菌が大量に産生している生理的物質であり、水素水として摂取する量をはるかにしのぐ量を作り出していることから、水素が「濃度依存性に効果を上げる」とするのは非常に困難であり、治療利用としての水素の効果とは一致しない結果となっている。 最新の研究では、分子状水素の『状態』『形態』『投与方法』『容存方法』などが、その作用に大きく影響を与えるようだとしています。 医学の世界では、当たり前のように利用されていたものの作用機序が解っていないということは少なくありません。 狭心症に昔から利用される『ニトログリセリン』の分子作用機序が発見されたのは極最近です。(発生するNOによる血管拡張と解ったのが1980年代であり、その後のノーベル賞へとつながった) 水素についても、まだまだ新しい発見が続くものと考えており、アメリカ、ヨーロッパ、アジアの主要研究機関から発表される水素関連論文の数は、2010年頃から爆発的に増加しています。 継続的にアンテナをはり、研究を続ける必要があると考えています。 水素治療に関するお問い合わせ 医療法人社団医献会 辻クリニック(四ッ谷) 理事長 辻直樹 東京都千代田区麹町6-6-1長尾ビル8F 03-3221-2551 info@tsuji-c.jp facebook.com

NASHは今後、日本における死亡原因として注目されており、その対策が叫ばれています。俗にいう『脂肪肝』は肝臓に過剰な脂肪滴が溜まった状態です。 この状態だけではこれといった問題ではありませんが、最近になって脂肪肝に「何らかの刺激」が加わることにより、 1:炎症が発動して肝炎 2:炎症後の繊維化によって肝硬変へと移行 という病態をNASHとし警戒している。 以前は「アルコール性肝炎」「ウィルス性肝炎」が『肝炎→肝硬変』への基礎疾患とされてきましたが、ここに『NASH』が加わり、世界的に見て「今後NASHによる肝硬変が急激に増加するであろう」と言われています。 脂肪肝→NASH→肝硬変への移行において、『NASHとなる原因』はまだハッキリしていませんが、この論文ではNASH移行の原因のひとつとして『活性酸素』をターゲットとしており、「脂肪肝からNASHへの重要な移行物質」と位置づけています。 そして、移行を促進する活性酸素(細胞障害性活性酸素種)を除去する優れた作用物質として分子状水素をあげ、今後の長期臨床介入試験へ進むとしています。 世界中の水素に関する論文が、水素の作用を 1:抗酸化 2:抗炎症 3:抗アレルギー と評していますが、抗炎症と抗アレルギー作用のベースには抗酸化作用が存在することが証明されつつあります。 人の「免疫-炎症システム」は「活性酸素」「サイトカイン」「NFκBなどの核内因子」などが複雑に絡み合い、そのバランスによって作用しています。 『自己(自己細胞)破壊をさせないレベルで免疫-炎症システムを維持する』というバランス論が重要であることが、これらの論文から読み取れます。 本題に戻るが、NASHの予防/治療には『過剰なエネルギー摂取を抑え、脂肪肝を改善する』であることを忘れてはならない。 生活習慣の改善なくして、病気の治療はあり得ないという典型であろう。 医療法人社団医献会 辻クリニック(四ッ谷) 東京都千代田区麹町6-6-1長尾ビル8F 03-3221-2551 info@tsuji-c.jp Multiple Hits, Including Oxidative Stress, as

放射線障害に対する防護が、論文に頻繁に登場するようになりました。 このような論文は、やはり軍や宇宙関連施設からの研究室からが多い。理由はともに多量の放射線の中での作用を強いられるからでしょう。 過去の多くの論文でもそうであるが、生体内における放射線障害のほとんどは(約80%)『電離放射線が体内(細胞内)の水にぶつかることによって生じるヒドロキシラジカル(強力な活性酸素)』です。 この発生するヒドロキシラジカルは *細胞内:核(DNA)、ミトコンドリアなど *細胞膜:膜受容体など *細胞外:組織など など、全ての部位で発生し、すべて部位を酸化劣化させる。この論文では、in vivo, in vitroの両面から水素の放射線防護作用を検証しており、共にその効果を証明しています。 論文の詳細にも出てきますが、水素は「体内に保存できる物質ではない」ので、摂取した直後の作用と考えるのが妥当です。 よって、水素の作用を確実に得るためには、1度に摂取する量も大切ではあるが『定期的な水素の摂取』が重要であることを示しています。 当院においても、水素の効果は「継続的な投与」であることが、検査結果からも明らかであり、疾患や老化の強弱によって、1回の水素投与量を変化させることはあっても、形を変えての継続的(連日)投与が必須であることがわかっています。 *水素点滴:1回/1週〜1ヶ月 *水素カプセル:1〜2カプセル/日 を基準としてはいますが、水素飽和度の高い『水素水を生活に取り入れる』という方法も良いのではないかと考えています。 医療法人社団医献会 辻クリニック(四ッ谷) 東京都千代田区麹町6-6-1長尾ビル8F 03-3221-2551 info@tsuji-c.jp Hydrogen as a New Class of Radioprotective Ag

身体(細胞)を劣化させる要因として *酸化 *糖化 *炎症 *毒 *栄養障害(過剰と欠乏) が存在します。 ここでいる炎症とは、感染など、免疫が発動したことによる正常な炎症反応ではなく、慢性的に継続する炎症のことです。慢性的な炎症の原因は *不顕性感染(大きな自覚症状を伴わない感染症) *微細なアレルギー(遅延型アレルギーなど) が主でしょう。 不顕性感染症として、当院でも問題視するのは *消化管カンジダ(口腔〜結腸) *歯周病 です。 これらは大きな自覚症状(軽い自覚症状:口臭、便秘など)がないため、放置されるか対症療法(マウスウォッシュ、下剤など)を漫然と継続することが多いと言えます。 対症療法によって、軽度の自覚症状を抑えている間にも、細胞レベル(感染部位)での免疫-炎症反応は継続しています。 その炎症によって発生する *各種炎症性物質 *ケミカルメディエーター *活性酸素 はガンの転移のように分泌し、無関係の部位で化学反応を引き起こします。 全身に発生している「無自覚の微細/くすぶり炎症」を制御することの大切さが徐々に広がってきているようです。 抗炎症治療についてのお問い合わせ 医療法人社団医献会 辻クリニック(四ッ谷) 東京都千代田区麹町6-6-1長尾ビル8F 03-3221-2551 info@tsuji-c.jp 歯周病は関連因子補正後も独立したRAの危険因子:日経メディカル オンライン medical.nikkeibp.co.jp  近年、歯周病は関節リウマチ(RA)のリスクファクターであることが示唆されているが… facebook.com