【公式】辻クリニック

人の細胞は絶えず
「Re-Birth:生まれ変わり」をしている

10月 2013

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今回上げた水銀だけでなく、化学物質(薬、農薬、添加物など)においても全く同じことが言えます。 何らかの外来物質による障害は『それによる障害』と『回復/修復力』のバランスによって大きく変化します。 細胞レベルで起こっていることが集合体となり、大きな障害となったものが疾患です。水銀の場合は「外から入ったメチル水銀」と「体内(消化管内)で変化したメチル水銀」によって細胞、特に神経細胞が犯されます。 マクロのレベルで診ると『水俣病』が有名ですが、この疾患も当初は『ハンターラッセル症候群』という『最も重症なメチル水銀による障害』だけを認定し、中等度〜軽度の障害は無視されました。 また、水銀による障害を『神経細胞への障害』ではなく、マクロの症状としてとらえ、ハンターラッセル症候群の症状(四肢末端優位の感覚障害、運動失調、求心性視野狭窄、聴力障害、平衡機能障害、言語障害、振戦(手足の震え)に限定し、それ以外の症状を「無関係」としてしまったことです。 先程も話したように、症状の重症度は「その障害範囲」によるもので、神経障害の有無ではありません。 メチル水銀は比較的排泄されやすい物質ではありますが、神経組織周辺に集積しやすい特徴があります。 よってその摂取量と集積量と排泄量の微妙なバランスによって障害レベルが変わってきます。 水俣病やイタイイタイ病の認定が遅れたのは、同じ河川域に住んでいながら、全く障害のない人が大勢いたからです。 水銀は細胞レベルで確実に神経細胞の成長を妨げ、破壊します。 そしてその破壊レベルと部位の違いによって、上記症状以外の症状、もっと軽度の障害/自覚症状が現れることは明白です。 ガンだけでなく、ほとんどの疾患は『症状が出る頃は末期』と考えて良いと思います。 そして、治療というものは『症状が出る前』『細胞レベルでの検査異常値』で行うべきであり、これを『予防治療』と考えて良いと思っています。 予防治療は「疾患治療/症状治療(対症療法)」と違い『変化に乏しい治療』です。 例えば高血圧や高脂血症、高コレステロールを治療しても、自覚的には『さして変化がない』のです。 しかし、それらによって発生する『脳梗塞/脳出血/心筋梗塞など』はもし治療できれば、大きな実感を得ることができますが、多くの場合、強い障害を残して治療は終わります。 *活性酸素による酸化劣化障害 *糖による糖化劣化障害 *炎症性物質による炎症劣化障害 *毒(重金属や化学物質)による細胞障害 *過剰栄養や栄養不足による細胞障害 も、自覚症状がなくても細胞レベルで徐々に障害を拡大し、ある範囲を越えたところで『症状を伴う障害』を引き起こしているにすぎません。 シェアさせていただいた動画にあるように、細胞レベルで起こっていることを理解できるかどうかが予防治療の最大のポイントであると考えています。 水銀、カドミウムなど体内重金属検査(爪、髪、皮膚)へのお問い合わせ 医療法人社団医献会 辻クリニック(四ッ谷) 東京都千代田区麹町6-6-1長尾ビル8F 03-3221-2551 info@tsuji-c.jp facebook.com

活性酸素は細胞や組織を酸化劣化させる中心的な物質です。 その反面、免疫細胞が細菌などをとらえると、細胞内で活性酸素を発生させて殺菌するシステムを持っているため『活性酸素は絶対悪』とは言いにくい。 この問いに対し、この論文は一定の回答となるでしょう。活性酸素の細胞からの発生は *ミトコンドリアからの自然発生 *NOXによる機能的な発生 があることは以前の論文考察に記載ました。 NOXによる機能的な発生は主に『好中球,好酸球,単球,マクロファージなどの貪食細胞』で、その発生は細胞内でμM~mMレベルに増加し,殺菌作用をもたらすことが知られています。 では、通常の細胞はというと、主要臓器の基幹細胞や血管内皮細胞や血管平滑筋細胞でもROSは産生されるが,正常時はnM~μMレベルの低濃度に維持されているようです。 ようするに、μM~mMレベルの活性酸素の発生は「殺菌」などの特殊な場合であり、これがNOX酵素によるものであると考えられる。 主要臓器の細胞(一般細胞)の場合はnM~μMのレベルであり、このレベルの発生は「ミトコンドリアからの自然発生量」であり「正常範囲の発生」と考えてよい。 違う側面から考えるなら、一般細胞の抗酸化力(SODなど)は『nM~μM範囲の活性酸素』に対応できるものであり、それを越えた活性酸素には対応しきれないのであろう。 この論文は『血管内皮細胞』を例にとり、もし内皮細胞で通常量(nM~μM)を越えて活性酸素が発生した場合、自前の抗酸化力では処理しきれず、NOとの反応などによって細胞を障害し、アテローム硬化が進行し、動脈硬化や糖尿病性血管障害、その先の高血圧、脳梗塞/出血、心筋梗塞を引き起こすこととなると予測している。 老化や予防医学でいう『抗酸化治療』は「通常時/通常細胞の酸化ストレスを軽減する」ことが目的であり、老化はこの『通常時の酸化ストレスが過剰となった状態』をいう。 抗酸化治療によって「免疫などに関わる必要な活性酸素まで除去してしまうのではないか?」という心配は、NOXによる活性酸素増加システムを考慮すれば、心配する必要はないであろうと考える。 また、抗酸化治療のやり方によっても、効率的かつ有効な方法が存在することは確かである。 水素治療/抗酸化治療に関するお問い合わせ 医療法人社団医献会辻クリニック(四ッ谷) 東京都千代田区麹町6-6-1長尾ビル8F 03-3221-2551 info@tsuji-c.jp NADPH oxidase and endothelial cell function. [Clin Sci (Lond). 2005] - PubMed - NCBI www.ncbi.nlm.nih.gov PubMed comprises more than 23 million citations for biomedical literature from MEDLINE, life science journals, and online books. Citations may include links to full-text content from PubMed Central and publisher web sites. facebook.com

例えば、ビタミンCを摂取すると、細胞の中に『ス〜っと』溶け込んでゆくイメージを持っている人も多いかと思いますが、そんな簡単なもんじゃないんです。 我々の細胞は『細胞膜という強力な脂の隔壁』を持っていて、それが水溶性の物質(水さえも)の侵入をほぼ完璧に封じています。 細胞膜にはそれぞれの物質を取込む『窓/関所』があり、すべての物質はこの門番を通過しなくてはなりません。 その『関所』を通過できたものだけが、細胞内に入ることを許され、細胞内で機能できる訳です。 そして、細胞内の老廃物の排泄もしかり、決められた排泄口から規則正しく排泄されています。 そう考えれば、すべての関所が存在する『細胞膜の機能と劣化』はもっと脚光を浴びてよいと思います。細胞膜およびそこに存在する受容体/輸送体の劣化のほとんどは『酸化劣化:脂質の酸化劣化』です。 脂質の酸化劣化を除去できるのは『脂溶性抗酸化物質と水素』です。 ビタミンCの排泄機構はいつ解明されるのか? web.kyoto-inet.or.jp facebook.com

京都府立医大から出されているこの論文は、「痛みの感知」に関する大変興味深い論文です。 この論文では、痛みの感知閾値と活性酸素には大きな関連があることを示しています。活性酸素の発生源は外部からを除き *ミトコンドリアがエネルギーを作る際の発生(約2%) *NOX遺伝子による発生 が主です。 とくにNOX遺伝子発現によるスーパーオキシドの発生は、目的(殺菌など)を持った発生であると考えられていたが、それだけではないことが解ってきた。 NOX遺伝子は『NADPHオキシダーゼ』を作るための遺伝子で、細胞内エネルギー物質であるNADPHから電子を抜き取り、スーパーオキシドを作り出します。 NOXには数種のファミリーが存在しますが、そのうち『NOX1』をノックアウトすると *熱/機械的刺激による侵襲受容体反応には変化なし *熱/機械的痛覚過敏反応は大幅に減弱 となった。 知覚神経は身体を防御するために必須の神経ですが、これが過剰な状態(いわゆる痛み閾値の低下)は慢性的な痛みや継続する痛みの治療を妨げ、不快な症状をもたらします。 当院では1年前より『水素局所注射』を行っていますが、この作用/効果は *麻酔のように痛みが瞬時に消えるものではない *つねったりした痛みには変化がない *徐々に痛みが引いてゆく *痛みが消えるというより不快でなくなる/強くなる感じ と訴える方が多い。 この他、多くの『痛みと活性酸素』に関する論文が存在するが、どれも「痛み閾値の改善」賭する物が多いが、当院での治療結果に一致する。 ある程度、根気を必要とする治療ではあるが、慢性痛に対し消炎鎮痛剤/ステロイドを使用し続けることを考えれば、副作用の可能性が限りなく小さい水素の利用は、慢性的な痛みの治療に対し、大きな力となると考えています。 肩こり/腰痛等に対する水素治療のお問い合わせ 医療法人社団医献会 辻クリニック(四ッ谷) 東京都千代田区麹町6-6-1長尾ビル8F 03-3221-2551 info@tsuji-c.jp Reactive oxygen species derived from NOX1/NADPH o

身体を細胞の劣化を促進する5大要因 *酸化 *糖化 *炎症 *毒 *栄養障害 これらのうち、初期から自覚症状を伴う可能性が高いのが炎症です。 「アトピー」「喘息」「関節炎」といった苦痛の強い症状の多くは炎症によるものですが、炎症には「無自覚の炎症反応」というものがあります。 これらを含め『炎症とは何か?』について書いてみます。「炎症」とは本来「自己を守るシステム」です。 生命は *非自己 *機能障害を起こした自己 を排除し、完璧な状態に保とうとします。 この「非自己と障害を起こした自己」を排除するシステムが『免疫システム』であり、それに伴って発生する化学反応が『炎症』です。 「免疫と炎症について簡単に教えて欲しい」とよく言われますが、私は『外敵と防衛』のお話に例えます。 例えば、自身の身体を「鎖国している日本国」としましょう。 この国は外部からの侵入を「消化管と呼吸器」に限定していますが、そこには外部からの数々の外敵が接触してきます。 それらを国内侵入前に発見し、除去することが免疫の最初の目的です。 免疫の大部分が消化管と呼吸器に存在する理由はここにあります。 港(消化管粘膜と呼吸器粘膜)は入り込もうとする悪の巣窟。 また、国内においても悪い奴はいます。 また、税関を突破して侵入してくるものもいます。 これらに対する『防衛軍と警察』が免疫だと考えて下さい。 日本の警察も自衛隊も、何もなければおとなしくしています。 しかし、悪い奴には毅然と対処します。 問題はその対処方法であり、それが『炎症反応』です。 障害が小さければ、警察官の対応は「口頭注意」程度でしょう。 しかし、人体に及ぼす影響が大きいと判断すると、それに対する対応は口頭ではすまず、逮捕まで視野に入れたり、時には発砲となります。 さらに障害が大きくなれば警察では対応できず、自衛隊の出動となります。そうなれば、そこに発生する炎症は警察とは比べ物にならないくらい大きなものとなるでしょう。 間違ってはならないのは、悪いのは炎症でもその原因である免疫でもなく『その原因』です。 もしくは「過剰防衛」にも似た『小さな障害に対する過剰な炎症反応』です。 炎症は辛い症状(発熱、発赤、腫脹、疼痛)を伴うため、多くの場合それを嫌います。 また、炎症は「免疫の先に起こる現象」ではありますが、あまりに大きくなると、自分自身すら破壊してしまうため、それを抑える治療が必要となります。 また、小さな炎症とはいえ、それが『慢性的に継続する炎症:くすぶり炎症』はボディブローのように小さな障害を細胞に与えるため、長期的には問題となります。 いずれにしても、「抗炎症」は *根本:免疫を発動する原因への対処 *対症:トラブルとのバランスを見ながらなるべく少ない炎症 という2段構えの対応が必要だと考えます。 異論反論を巻き起こす『ステロイド治療』は、最も有効な対症療法と言えますが *その原因を追究せずに使用するステロイド *免疫まで抑えてしまうステロイド使用 が問題となっていまる。 当院でも「抗炎症治療」は大きな軸の治療です。 「薬物を使用せず、炎症の根本を抑制する」というのは理想的な治療であり、そこへの努力は必要です。 しかし、多くの人は『辛い自覚症状』に耐えきれず、根本療法から脱落する場合が多いのです。 個人的には *根本療法:感染、毒、アレルギーなどへの対応 *対症療法:消炎鎮痛剤、水素、ステロイド のバランスであり、その中でも『極力ステロイドには頼らない』という考えが大切であると考えています。 とはいえ、「抗炎症治療:症状を和らげる治療」に頼り切ってはなりません。 抗炎症治療に頼りすぎると、いずれその効果は破綻し、根本の治療を忘れ、徐々に抗炎症治療が強力になり、ステロイドの慢性的治療へと発展しやすくなります。 その中での『水素』は治療に加えることによって炎症を抑える大きな力となります。 いずれにしても、抗炎症治療の本質は『炎症の原因を見つけ、除去する』という部分にある事は間違いありません。 *各種アレルギー検査 *重金属検査 *腸内細菌検査 *歯科/口腔外科領域の検査 これら『免疫/炎症システム発動の温床』を徹底的に調べ、その原因を除去する努力が根本療法への近道であると考えています。 遅延型食物アレルギー物質を一定期間除去したり、重金属群を除去することによって「アトピー」や「リウマチ」の自覚症状が大きく軽減した方も大勢いらっしゃいます。 治療には本人の努力(除去する)が重要になりますが、効果の高い治療ですので、一度トライしてみる価値はあるかと思います。 各種検査/治療に関するお問い合わせ 医療法人社団医献会 辻クリニック(四ッ谷) 東京都千代田区麹町6-6-1長尾ビル8F 03-3221-2551 info@tsuji-c.jp facebook.com

今年9月にNatureに公開された論文です。サーチュイン遺伝子が寿命に関する遺伝子であることが発表されて数年が経過しますが、今回発表された論文はさらに踏み込んでいる。 この論文によると、サーチュイン遺伝子が寿命延長に関わるには、『ナイアシン:ビタミンB3』と『過酸化水素:H2O2』が関わる事が解ってきた。 詳細は論文をお読みいただくとして、興味深いのは、栄養学の研究が徐々に注目を浴びるようになり、エビデンスも揃いはじめていることでしょう。 生命とは本来、摂取した栄養から *組織 *伝達物質 *エネルギー などを作り出し、それを利用して『成長/破壊/修理/修復/活動/防御』を行っているわけである。 老化制御や病気の予防を考えるとき、「普段摂取されることはないが効果のあるもの」を見つけ出そうとするよりも、 *必要なものが欠乏していないか? *必要であっても過剰になっていないか? *不必要なものが入り込んでいないか? を中心に考えることは重要だと考えています。 よって、今回の論文であっても「必要量のビタミンB3」の話であって、「飲めば飲む程長寿になる」という話ではありません。 栄養療法の基本は『欠乏量の是正』であるという考え方は変わっていません。 しかし、高濃度ビタミンC療法のように「過剰投与による薬理効果」は別の考え方です。 これは「栄養素が栄養量を越えると、薬理効果を発揮し始める」という事実を利用しています。 今回のナイアシンが『欠乏の是正レベルか?過剰投与による薬理作用か?』は今後の研究が待たれるところである。 医療法人社団医献会 辻クリニック(四ッ谷) 東京都千代田区麹町6-6-1長尾ビル8F 03-3221-2551 info@tsuji-c.jp http://www.nature.com/nchembio/journal/vaop/ncurrent/full/nchembio.1352.html www.nature.com facebook.com

Natureに発表された大変興味深い論文。 FMT:Fecal microbiota transplantation (糞便微生物移植) の治療効果を示したもので、健常者の糞便中腸内細菌を空腸チューブと浣腸を使って潰瘍性大腸炎などの患者に移植したところ、移植直後に発熱とCRP炎症反応の増加を認めた後、ドナー細菌叢が安定し、疾患の改善を認めたという。多くの疾患と腸内細菌の関係は以前より考えられていたが、そのアプローチは『有効な菌は何か?』というものであった。 この論文は『健康な人の腸内細菌叢を丸ごと移植する』という大胆な発想が面白い。 抗生物質や食品に含まれる防腐剤などによって、自身の腸内細菌特に善玉菌と呼ばれる乳酸菌群が死滅し、真菌(カンジダなど)や大腸菌、サルモネラといった悪玉菌の過剰繁殖とそれらが作り出す化学物質(多くは毒性物質)が数々の疾患を作り出しているのではないかという考えは古くから存在しています。 『健康な人は腸内細菌が健康』という考えも古くから存在していたが、それを『移植』という形で立証しようという試みは大変面白い。 今後「若く病気知らずの人の便中腸内細菌:具体的には便そのもの」が治療薬として確立されるかもしれない。 http://www.nature.com/ajg/journal/vaop/ncurrent/full/ajg2013257a.html www.nature.com facebook.com

人体の「5大劣化減少:酸化、糖化、炎症、毒、栄養障害」のうち、糖化は糖とアルコールによる *タンパク変性:異常タンパク質による硬化、褐色化 *AGE受容体結合による障害(炎症、活性酸素など) というお話をしてきましたが、もうひとつ忘れてはならない物質があります。「カラッと揚がったカツ」「甘いカラメル」「フライドポテト」「おこげ」 残念ながら、これらには大量のAGEsが含まれています。 AGEsは、糖とタンパク質(アミノ酸)が非酵素的に(多くは熱を使って)結合した物質です。 フライの衣やフライドポテト、砂糖を焦がしたカラメルなどは、小麦やグラニュー糖に含まれるアミノ酸とグルコースは加熱によって結合し、大量のAGEsが形成されます。 以前「AGEsを摂取しても、吸収されずに排泄される」と考えられてきましたが、最近の研究で『摂取したAGEsの10%が吸収される』ということが解ってきました。 食として体内に入ってくるAGEsも、体内で作られたAGEsと同じように *組織合成に使われ、劣化タンパク質を作る *RAGEと結合し、酸化劣化、炎症劣化を引き起こす ということに変わりはありません。 *高GI値の糖質(の過剰摂取) *アルデヒド解毒能を越えたアルコール摂取 *加熱調理で作られたAGEsの摂取 これらの合計が体内のAGEs量となります。 そして、このAGEsが体内に蓄積し、残存し、身体を劣化させるかどうかは『AGEs分解/排泄能』も関係してきます。 当院では『AGEリーダー』で多くの方の検査を行っていますが、 *AGEs量が増加するはずなのに検査値が低い人 *低AGEs生活のはずなのに検査値が高い人 がいらっしゃいます。 これはその人の『AGEs分解処理能力』によるものです。 AGEsによる糖化劣化は *糖尿病および合併症(神経症、網膜症、腎症、壊疽など) *動脈硬化 *認知症(アルツハイマー病など) *ガン *皮膚老化(くすみ、しみ、しわ、たるみなど) *関節炎 などとの関係が明らかになりつつあります。 AGEsの体内沈着が多い人は、これらの疾患リスクが高いと言えますので、すぐに『高AGEs習慣』を見直し『AGEs分解補助治療』を行うことをお薦めします。 【低AGEs習慣】 *精製糖質(白米、精製小麦、加工芋、トウモロコシ)を控える *砂糖/人工甘味料を控える *アルコールを控える *アルコールの弱い人は禁酒する *酸化ストレスを減らす(カルボニル化ストレスを減らす) ここに *揚げ物を控える *焼き物の焦げを控える をぜひ付け加えてください。 AGEs検査についてのお問い合わせ 医療法人社団医献会 辻クリニック(四ッ谷) 東京都千代田区麹町6-6-1長尾ビル8F 03-3221-2551 info@tsuji-c.jp facebook.com

糖とアルコールによって体内に発生する『AGEs』は *直接作用:AGEsそのものの沈着による作用 *関節作用:RAGEなどに結合することによる作用 に分けられる。間接作用は、AGEsがRAGEに結合することによる「炎症性サイトカインの発動:炎症」や「活性酸素の発生:酸化」などによって、間接的に細胞/組織を破壊することである。 この論文は直接作用(AGEsが細胞/組織に沈着することによる作用)について述べている。 AGEはアミノ酸と糖(アルデヒド)が結合した変性物質であり、その影響は身体を構成するタンパク質に出現する。 AGEs化したコラーゲンは、変性したタンパク質の代表であり、弾力や柔軟性を失っている『機能しないコラーゲン』と考えてよい。 この『AGEs化コラーゲン』はそれ自体の機能だけでなく、周囲に存在する『繊維芽細胞』に対しても影響を与えるという。 繊維芽脂肪にAGEs化コラーゲンを添加すると、カスパーゼが発動することによって細胞が『アポトーシス:細胞死』を起こすという。 繊維芽細胞は、皮膚/骨/血管/筋肉/臓器組織に無数に存在し、 *形(人体や臓器)の形成 *柔軟性の維持 *弾力性の維持 のためのコラーゲン/エラスチンなどの合成を行う細胞である。 この細胞がAGEs化コラーゲンによって死滅するという事実は、糖尿病合併症や『糖による早期老化現象』を裏付ける研究結果であろう。 AGEsの増加は、ある程度『糖とアルコールの摂取量に比例する』といえるが、実際は『その代謝能力』による。 糖やアルコールを素早く代謝できる人は、その弊害からある程度守られるが、そうでない人は急激に糖化劣化が進む。 実際『AGEsリーダー:皮下AGEs量検査」において *高値を検出する人 *年齢平均より高値の人 はそれが低い人にくらべ *肌弾力性/柔軟性の低下 *くすみ/しみ/しわ/たるみの増加 *骨粗鬆症の進行 *血管柔軟性の低下(動脈硬化の進行) *関節柔軟性の低下 を認めている。 AGEsは、自身の体質(糖代謝能とAGEs処理能力)を知り、自分に会った『糖とアルコールとの付き合い方』を学ぶ事によって、その弊害を大きく減少されることができる。 長い目でみれば『最もお金のかからないアンチエイジング法』といえるのではないでしょうか。 AGEs検査/治療のお問い合わせ 医療法人社団医献会 辻クリニック(四ッ谷) 東京都千代田区麹町6-6-1長尾ビル8F 03-3221-2551 info@tsuji-c.jp Advanced glycation end products enhance expressi