【公式】辻クリニック

人の細胞は絶えず
「Re-Birth:生まれ変わり」をしている

4月 2013

どういうわけか、「水素」に関する問い合わせが急に増えました。 とくに「どこに効くの?」「どういう作用?」「体感は?」という問い合わせですので、簡単にまとめておきます。 現在、日本医大を中心として、世界中の研究室で「水素の作用/効果」が研究されており、想像以上の効果を示しています。 水素の効果として研究されているのは *抗酸化作用 *抗炎症作用 *抗アレルギー作用 が中心です。 抗炎症作用や抗アレルギー作用、その他の作用も、突き詰めると「抗酸化作用」によるものが大きいため、その作用の中心は「強力な抗酸化作用」といっても良いのかもしれません。 老化や疾患と活性酸素の関係を調べてゆくと、図のようになります。 詳細はさておき、我々が酸素を利用して生きている以上、それによる酸化現象は避けることができません。 そのため生体には、様々な抗酸化作用、活性酸素発生制御機構が備わっています。 とくに「エネルギー産生場であるミトコンドリア」からは大量の活性酸素(生体の排気ガス)が発生します。 この活性酸素を除去するシステム(抗酸化酵素遺伝子)が存在し、SOD、カタラーゼ、グルタチオンペルオキシダーゼといった抗酸化酵素を生み出すことによって、発生する活性酸素を除去(水に還元)しています。 また、皮下に存在する酸素や水に紫外線が当たって生まれる「一重項酸素」を抑えるために、メラニンが存在したりします。 補完代替医療/オーソモレキュラー医療などで利用される *抗酸化ビタミン群:ビタミンCなど *フラボノイド群:カテキン、ルテイン、アスタキサンチンなど は各成分の抗酸化作用によるものが大きいと思われます。 各抗酸化物質にはそれぞれ *効果を示す活性酸素種 *効果を示す臓器(組織移行性の違い) といった特徴があります。これが「◯◯は◯◯に効果がある」という理由かもしれません。 本題である『水素が優れている理由』は *抗酸化力が強力 *低分子かつ気体であるため、組織移行性がよい *悪玉活性酸素をすべて除去できる *反応後に水となる(酸化物質が残らない) *副作用が考えにくい です。 多くの抗酸化物質がもる *移行しにくい部位がある(特に脳神経系) *反応できる活性酸素種が決まっている *反応後に「酸化物質」となる という好ましくない反応を、水素は持たないのです。 このため、専門科を選ばず、多くの疾患治療/予防の研究対象となっています。 最も多い質問として「効果は?」「体感は?」がありますが、こう考えると良いと思います。 効果を感じるということは「体感できる悪い状態がある」ということになります。 「頭痛がないのに頭痛薬を飲んでも体感しない」ということです。 程度にもよりますが、重い疾患をお持ちの方は、その場で自覚症状があります。 また、老化や慢性疾患というものは、その疾患自体が体感しにくいものです。 高血圧、高脂血症、高コレステロール血症、糖尿病は相当悪化しなければ体感(自覚症状)はありませんし、癌も初期には全く症状はありません。 小さな脳梗塞も全く自覚症状がないことがほとんどです。 図にあるように、水素は「老化や慢性疾患の根源」に作用する物質です。 その自覚症状を「対症的に覆い隠す」のではなく、その根本である *DNAの酸化劣化 *細胞内小器官(とくにミトコンドリア)の酸化劣化 *細胞膜の酸化劣化 *組織の酸化劣化 を改善することによる作用です。 よって「その効果を実感するためにはある程度の治療期間を必要とする」と思ってください。 当院では *水素注射/点滴 *水素サプリメント *水素ガス吸入 *水素クリーム(軟膏) を使って治療を行っています。 ほとんどの方は1ヶ月程度で「何らかの改善」を感じる方が多いです。(少なくとも3ヶ月後には自覚的改善があります) 各治療法の組合せは、 *自覚症状 *目的 *活性酸素量 *疾患 などによって変わりますので、ご希望の方はクリニックまでご連絡いただければと思います。 医療法人社団医献会 辻クリニック(四谷/麹町) 03-3221-2551 info@tsuji-c.jp *診療は予約制となっております

人は「脂肪と糖」をエネルギーとして生きていると言われますが、正確には違います。 人は「脂肪と糖から水素を取り出し、それからATPを作り出し、エネルギーとして生きている」となります。 脂肪であっても、糖であっても、ミトコンドリアに取込まれた『炭素と水素と酸素(と窒素)の化合物』であるそれらは最終的に *窒素は尿から排泄 *炭素は二酸化炭素として呼気で排泄 し、水素を抽出します。 回答系、β酸化、TCA回路を経て水素を取り出し、それを『電子伝達系』でミトコンドリア間質に運びだします。 水素がミトコンドリア内に戻る力を利用して *複合体ⅤがATP産生 *UCPが熱産生 を行います。 ここで問題となるのが『ATP産生と熱産生はどちらが多いのか?』です。 この量を正確に計測する方法はまだありません。(呼気ガスなどで調べる方法はありますが、これも正確ではありません) 世の中には『痩せの大食い』という人がいるのは事実です。 生体内といえど、「エネルギー保存の法則」は絶対に成り立ちますから、摂取された(体内に吸収された)エネルギー材料は *ATPに変えられ消費される *熱として排泄される *そのまま排泄される(皮脂など) 以外にあり得ません。 つい『ATPの消費』がわかりやすいので、そちらに眼を向けてしまいますが、想像以上に多いのが『熱産生→放熱』ではないかと考えます。 この問題は「冷え性かどうか?」はあまり関係がありません。 体温は *体内で作られる熱 *外部から与えられる熱 *外部に吸収される熱(放熱) の総和によって決定します(生体内熱移動現象:横山真太郎著より)ので、体脂肪の少ない人(断熱材の少ない人)は放熱量も多く、熱を大量に作らなければなりません。 (この話題についてはまたの機会に) どちらにしても、エネルギーというものは『消えてなくなるものではない』ということは間違いありません。 ダイエットの治療は *摂取エネルギーのコントロール(削減) *ATP産生システムの改善(ミトコンドリア機能) *熱産生システムの改善(ミトコンドリア機能) *ATP消費の改善(運動など) *放熱量の増加(寒冷刺激など) によってなされます。(クリニックではこれらを総合的に調整する治療を行います) これらの「どれかひとつ」では、今までの経験上『不可能(もしくは長続きしない)』と言ってよいのではないでしょうか。 医療法人社団医献会 辻クリニック(四谷/麹町) 03-3221-2551 info@tsuji-c.jp