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いわゆるスマホ症候群について

スマホ症候群とは、長時間『スマートフォンなどの携帯情報端末』を操作し続けることにより起こす
*眼精疲労、ドライアイなどの眼の症状
*肩こりや首凝り、手のしびれなどの頸椎症状
*腱鞘炎による肘や手指の痛みの上腕症状
を総称して呼ばれます。ITの普及に伴い、情報端末の操作機器としてVDT(Visual Display Terminals)が広く普及し、厚生労働省は平成14年に『VDT作業における労働衛生管理のためのガイドライン』を作成し、健康被害に対する注意を喚起しています。

しかし十数年前にはここまで携帯情報端末が普及することは予測しておらず「携帯情報端末については、長時間のVDT作業に使用することはできる限り避けることが望ましい」とだけ記載されています。
最近では、超精細ディスプレイの登場により、文字の判別が困難なほど極小の文字も表示されるようになり、画面を覗き込むような姿勢が強いられています。

顔を画面に近づけて覗き込む姿勢をとると、頚椎の生理的前彎が消失し、いわゆる『ストレートネック』の状態となるので『後頭部の筋緊張性頭痛/肩こり/頸こりなど』を起こしやすくなります。
海外でも『smartphone syndrome』として話題になっています。

この症状は、今までの「肩こり」とは少々違っているようです。
以前の症状は、浅層の筋肉(僧帽筋など)を中心として症状が中心でしたが、こちらは『頭部〜上位頸椎をつなぐ深部筋』の症状が強いようです。

これらの治療には
*内服:消炎鎮痛剤、筋弛緩剤など
*外用:湿布、クリーム剤
*リハビリ/マッサージ
*注射:トリガーポイント、ブロック注射など
などが中心となりますが、それぞれ一長一短があり、高い効果を示すとは言いがたい状況です。

当院で行う「水素治療」でも、ここ最近は「水素注射:筋肉注射」の希望者が大変増えています。
今までも患部への注射療法は整形外科や麻酔/ペインクリニックで行われていますが、多くの場合は「鎮痛剤+麻酔+ステロイド」という組合せです。
水素はこれらの薬剤と違い、副作用なく鎮痛効果を示すことと、治療効果が徐々に長くなってゆくという特徴があります。(その理由については現在検証中です)

スマホ症候群については、今後爆発的に増加する危険性があり、若年者での増加も問題視されています。
その使用方法を含めて社会レベルで検討する必要があるのかもしれません。

<水素注射に関するお問い合わせ>
医療法人社団医献会 辻クリニック
東京都千代田区麹町6-6-1長尾ビル8F(四ッ谷)
03-3221-2551
info@tsuji-c.jp

写真: 【いわゆるスマホ症候群について】<br />
スマホ症候群とは、長時間『スマートフォンなどの携帯情報端末』を操作し続けることにより起こす<br />
*眼精疲労、ドライアイなどの眼の症状<br />
*肩こりや首凝り、手のしびれなどの頸椎症状<br />
*腱鞘炎による肘や手指の痛みの上腕症状<br />
を総称して呼ばれます。</p>
<p>ITの普及に伴い、情報端末の操作機器としてVDT(Visual Display Terminals)が広く普及し、厚生労働省は平成14年に『VDT作業における労働衛生管理のためのガイドライン』を作成し、健康被害に対する注意を喚起しています。</p>
<p>しかし十数年前にはここまで携帯情報端末が普及することは予測しておらず「携帯情報端末については、長時間のVDT作業に使用することはできる限り避けることが望ましい」とだけ記載されています。<br />
最近では、超精細ディスプレイの登場により、文字の判別が困難なほど極小の文字も表示されるようになり、画面を覗き込むような姿勢が強いられています。</p>
<p>顔を画面に近づけて覗き込む姿勢をとると、頚椎の生理的前彎が消失し、いわゆる『ストレートネック』の状態となるので『後頭部の筋緊張性頭痛/肩こり/頸こりなど』を起こしやすくなります。<br />
海外でも『smartphone syndrome』として話題になっています。</p>
<p>この症状は、今までの「肩こり」とは少々違っているようです。<br />
以前の症状は、浅層の筋肉(僧帽筋など)を中心として症状が中心でしたが、こちらは『頭部〜上位頸椎をつなぐ深部筋』の症状が強いようです。</p>
<p>これらの治療には<br />
*内服:消炎鎮痛剤、筋弛緩剤など<br />
*外用:湿布、クリーム剤<br />
*リハビリ/マッサージ<br />
*注射:トリガーポイント、ブロック注射など<br />
などが中心となりますが、それぞれ一長一短があり、高い効果を示すとは言いがたい状況です。</p>
<p>当院で行う「水素治療」でも、ここ最近は「水素注射:筋肉注射」の希望者が大変増えています。<br />
今までも患部への注射療法は整形外科や麻酔/ペインクリニックで行われていますが、多くの場合は「鎮痛剤+麻酔+ステロイド」という組合せです。<br />
水素はこれらの薬剤と違い、副作用なく鎮痛効果を示すことと、治療効果が徐々に長くなってゆくという特徴があります。(その理由については現在検証中です)</p>
<p>スマホ症候群については、今後爆発的に増加する危険性があり、若年者での増加も問題視されています。<br />
その使用方法を含めて社会レベルで検討する必要があるのかもしれません。</p>
<p><水素注射に関するお問い合わせ><br />
医療法人社団医献会 辻クリニック<br />
東京都千代田区麹町6-6-1長尾ビル8F(四ッ谷)<br />
03-3221-2551<br />
info@tsuji-c.jp

活性酸素の大元の発生源は『ミトコンドリア』である。

本年6月に発表されたこの論文は、水素の効果に数々の効果に対する仮説として大変興味深い。

水素がヒドロキシラジカルを含む「細胞障害性活性酸素種」を除去できる優れた抗酸化物質であり、酸化劣化による多くの疾患予防/治療に役立つ。
それ以外に水素は「強い抗炎症作用」をもつため、
*皮膚への使用:アトピー性皮膚炎、各種皮膚炎
*関節への使用:関節炎、腱鞘炎、軟骨炎
といった炎症性疾患にも高い効果を示す。

当院でも
*関節炎に対し「関節内注射」
*肩こり/腰痛に対し「筋肉内注射」
*皮膚炎に対し「外用薬」
として使用することによって、それらの炎症が想像以上に早く軽減することを経験するが、ここでひとつ疑問が生じる。

水素は活性酸素と反応することによってそれを除去するが、その「活性酸素発生源」を止めていなければ、炎症はすぐに再発するはずである。
ことろが、炎症に対する水素治療は想像以上に効果時間が長い。(数ヶ月経っても痛みが再発しない人も多い)
これは「水素は活性酸素の発生源に対しても作用しているのではないか?」と想像される。

ここで活性酸素の発生について考えてみる。
活性酸素の大元の発生源は『ミトコンドリア』である。
酸素と脂肪/糖からエネルギーを作り出すミトコンドリアからは必ず少量の「スーパーオキシド:SO」という活性酸素が発生する。
このSOを「SOD」を使って「過酸化水素:H2O2」へと変換し、カタラーゼ/GSHを使って水へと変換している。
(SO+SOD→H2O2→H2O2+GSH→H2O)
何らかの原因で
*SOの産生量が増加
*SOD量が低下
*カタラーゼ/GSH量が低下
を起こすと、処理しきれなかったSOやH2O2は「生体内金属:鉄、銅など」と反応し「悪性の活性酸素」を発生する。

この論文では水素が生体内金属イオンのリガンド(配位子)として働くことによって、各種反応系を制御しているのではないかというものである。
金属タンパクは水素の標的分子のひとつであり、「M-H2反応」に
よって金属タンパクを制御している。
このことは、生体内に存在する各種金属(重金属なども含む)の悪影響を制御する可能性が高い。

ようるすに、活性酸素の発生源である「遊離鉄、銅、その他重金属」のリガンドとして水素が作用することにより、細胞障害性活性酸素種が精製されにくくなるのではないかというのだ。

このような仮説に基づく理論は臨床と見比べてゆく事によって多くの発見があるであろう。

今後も最新の論文を検討しつつ、臨床での結果と照らし合わせてゆこうと考える次第です。

http://www.medicalgasresearch.com/content/pdf/2045-9912-2-17.pdf
www.medicalgasresearch.com