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アトピー性皮膚炎モデルに対する水素の効果

これは、当院においても注目している効果のひとつです。
水素の作用は大きく「抗酸化」「抗炎症」「抗アレルギー」作用と言われます。これは分離した機能と考えるべきでなく「活性酸素と免疫、それに続く炎症が深く関連している」ということを示唆しています。
この研究では「アトピー性皮膚炎モデル」に対し、水素がどのように作用するのかを調べています。

「アレルギー/炎症」の発動は免疫システムにおける「アクセルとブレーキ」が何らかの原因によってアンバランスとなり、過剰な反応となっている状態と言えるでしょう。
そこには炎症誘発物質であるTNFαやサイトカインが深く関与しています。
サイトカインも、免疫の中心となるリンパ球の種類によって、産生する物質が違い、
*Th1細胞(細胞性免疫):INF-γ、IL-2、IL-12p70
*Th2細胞(液性免疫):IL-4、IL-5、IL-10
のようになっている。

この実験では、アトピー性皮膚炎モデルに対し、「水素水」と「精製水」を投与し、血漿中の炎症性物質の変化の違いを調べています。
その結果、水素水投与群は、精製水群にくらべて優位に低下させ、Th1,Th2のバランスを調整していることが解りました。

これは、消炎鎮痛剤やステロイドとは少し違う作用機序であり、とりあえず症状を軽減するという速攻性は低いが、根本的なレベルで疾患を改善している可能性と一致します。

これは他の疾患(アレルギー/自己免疫/慢性炎症性疾患)にもいえることであり、長期的に見れば、副作用なく症状を軽減する可能性が多いにあると考えられます。

当院においても、多くのアレルギー/自己免疫疾患/関節炎に対し水素治療を施していますが、ステロイドとは違う効果の出方を感じます。
水素の投与法についても
*内服:水素水、水素カプセル
*注射:点滴、静脈注射、皮下注射、関節内注射
*外用:クリーム、軟膏
*吸入
といった方法の組合せ方によって、治療効果に影響を与える可能性も高いように思います。

イメージでは、いくつかの投与方法を組合せ、「6~12ヶ月の治療期間」を継続できれば、期待以上の治療効果を発揮するように思います。
そしてなにより「これといった副作用がいまだ存在しない」という部分が、優れた部分であると感じます。

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