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水素がタバコによる呼吸器疾患を改善する

タバコや昨今問題となる『PM2.5』などによる慢性閉塞性肺疾患(COPD)はその原因物質によることは当たり前ではありますが、気道粘液の過剰産生は気管支喘息を含めたCOPDの主症状であり、これらの疾患の病態と死亡率に関与すると言われます。
Th2サイトカインであるIL-13は、粘液過剰産生を含めた喘息の病態生理における中心的なメディエーターであり、このシステムに活性酸素が大きく関わるようです。

この論文では、ラットに水素化生理食塩水を腹腔内投与し、タバコの煙による各種メディエーターの変化を調べています。

結果は大きな有効性を認め、水素化生理食塩水による前処理は、細気管支内腔における喫煙誘発性粘液の蓄積、杯細胞過形成、BALF中のMUC5ACの過剰発現および異常細胞、気道上皮におけるアポトーシス、マロンジアルデヒドの増加をすべて抑制した。

その他、肺気腫の改善、気管支喘息発作の減少といった論文も提出されはじめています。

当院でも、少ない症例ではありますがCOPDの改善例もではじめていますが、最低でも3ヶ月は必要だと考えられることと、当然ではありますが「禁煙」は必須です。
またPM2.5によると考えられた中国の方では、所在地などを帰ることが困難であり、継続的な治療が必要になってくると思われます。

<水素治療に関するお問い合わせ>
医療法人社団医献会 辻クリニック
東京都千代田区麹町6-6-1長尾ビル8F
03-3221-2551
info@tsuji-c.jp

Attenuation of cigarette smoke-induced airway mucus… [PLoS One. 2013] – PubMed – NCBI
0-www.ncbi.nlm.nih.gov.elis.tmu.edu.tw
PubMed comprises more than 23 million citations for biomedical literature from MEDLINE, life science journals, and online books. Citations may include links to…

閉経後骨粗鬆症/慢性関節リウマチにおける水素の作用

最近になって、多くの疾患と「活性酸素/サイトカイン」との関係が明らかになってきました。
表題にある「慢性関節リウマチ」「骨粗鬆症」だけでなく「糖尿病」「動脈硬化」「アルツハイマー」「パーキンソン病」など、数々の疾患発生およびその進行に『微細炎症/血管内炎症」が大きく関わっているようです。

これら「炎症のドミノ現象」の中心となるのが『TNFα』というサイトカインの一種。
TNFαの作用は
*IL6,8など炎症性サイトカインの増加
*INFγの増加
*血管内皮細胞のセクレチン発現
*好中球からのエラスターゼ産生増加
*ミトコンドリアの呼吸阻害(ミトコンドリア破壊)
などを引き起こす物質で、障害細胞の細胞死も司っている物質です。
細胞の営みにとって重要な物質ですが、これらの暴走(免疫/炎症の暴走)は自己破壊を引き起こし、これが老化による慢性疾患の発病/進行、老化の大きな原因ではないかと言われています。

論文では、骨粗鬆症の根本原因として研究されはじめた『骨芽細胞のTNFα誘導性細胞障害』に対する水素の作用を研究しており、水素がこによる炎症および細胞障害を軽減していることを示しています。

水素の抗炎症/抗アレルギー作用は、そのもの自体を抑制してしまうのではなく、『活性酸素-TNFα-IL』のアンバランスを是正することによって発揮している可能性があります。
ようするに、多くの疾患は「免疫自体が悪いのではなく、免疫のアンバランス(弱体化と過剰発現)」であり、必要なのは『免疫強化剤や免疫抑制剤ではなく調節剤』という考え方です。
水素はこの「調節作用」が最も優れているのではないかと考えることができます。

水素が、本来発生してはならない『悪玉活性酸素のみを除去する』という作用を持ち、生理活性上必要な活性酸素を除去しないという特徴がこの調節作用の中心であろうと考えられます。

どちらにしても、水素の恩恵を得るためには、短期投与ではなく『長期の継続的な投与が重要』と言わざるを得ません。
当院においても、継続的な投与(内服、点滴、注射など)によって、思いもよらない効果を引き出していることを考えれば、『最低でも6ヶ月』の投与期間が重要であろうと考えています。

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Treatment with hydrogen molecule alleviates… [Mol Cell Biochem. 2013] – PubMed – NCBI
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活性酸素はガンを進行させる

水素のガン抑制作用に対するエビデンスは徐々に整いつつありますが、そもそもなぜ水素がガンの増殖を抑制するのか?について知る必要があります。

この論文は「活性酸素ががん細胞を進行させるか?」を検証するために、皮膚がんを発症させたヌードマウスに遊離鉄を過負荷させ、活性酸素の発生を高めたところ、負荷させていないマウスに比べ、がんが急速に進行した。

鉄は自然発生または免疫反応によって発生した『過酸化水素:H2O2』とフェントン反応を起こし「ヒドロキシラジカル」という悪性度の高い活性酸素を発生させます。
これはヘモクロマトーシスという体内に鉄が過剰となる患者にガンの発生が多いことの理由でもあります。(その他、銅過剰となるウィルソン病も同様にガンが多くなります)

これらの疾患の疫学や、各種論文から「活性酸素(特にヒドロキシラジカル)がガンの進行を促進する」ということは間違いありません。
このことから、ヒドロキシラジカルを選択的に除去する水素は、ガンの発生だけでなく、既存のガン進行を抑制することが示唆されます。

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Free radical generating agents lead to the rapi… [Arch Toxicol. 2004] – PubMed – NCBI
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抗がん剤副作用:神経障害対策と水素

昨年末から今年にかけて、抗がん剤の副作用でよく問題となる「神経障害:癌化学療法性末梢神経障害と活性酸素」についての論文が提出されています。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/24385965
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/23891899詳細はこれら3つの論文を読んでいただきたいが、大まかに言えばこういうことになります。
神経組織は大量の脂質に覆われた細胞です。酸化ストレスのうち「脂質過酸化」は神経細胞のミエリンなど脂質で構成された部分を酸化させます。
多くの抗がん剤は、ミトコンドリアの抗酸化システムに作用し、SODによるスーパーオキシドのH2O2への変換システムを阻害し、NO+スーパーオキシドから『ONOO-:ペルオキシナイトライト』を大量発生させるようです。
ONOO-は不飽和脂肪酸をドミノ式に酸化させ、最終的に大量の過酸化脂質を作り出します。論文でも、化学療法による末しょう神経障害に対し、『抗ペルオキシナイトライト』を標的に上げていますが、その作用が最も強く、選択制が強いのが『水素』です。
水素分子は『ペルオキシナイトライト』『ヒドロキシラジカル』といった悪性度の高い活性酸素を選択的に除去します。

当院にも、他院で抗がん剤治療中の方が水素治療を目的に来院されますが、ほとんどの方で『副作用の消失/軽減』を認めます。

また、抗がん剤を使用せず『高濃度ビタミンC点滴』との組合せも行っていますが、成績は良いように感じます。

どのような治療であっても、副作用が強すぎれば、治療の継続が難しくなりますが、水素が副作用を軽減するだけでなく、疾患治療に対しても、効果を示す論文が多数発表されてきています。

今後も水素の作用に対する論文には目が離せません。

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Oxidative stress and nerve damage: Role in chemot… [Redox Biol. 2014] – PubMed – NCBI

免疫/炎症/活性酸素とサーチュイン遺伝子

2000年以降、老化や疾患と活性酸素の関係に関する論文が多数発表されています。
さらに、
*酸化ー糖化ー炎症のリンク
*酸化ー免疫ー炎症のリンク
に関しても、最近の論文から関連性を持って生体内で機能していることが読み取れます。
また、数回前にアップした「サーチュイン遺伝子(長寿遺伝子)と酸化/炎症の関連」についても興味深いものです。これらを図示してみると、以下のようになり、炎症の治療や免疫の制御は一方向ではなく、多角的な見方でコントロールすることが重要であることを理解いただけるでしょう。

そしてその中心には必ず「活性酸素」が鎮座し、その制御に大きな影響を与えています。
ここでも抗酸化治療が重要であることが理解できることでしょう。

医療法人社団医献会 辻クリニック
理事長 辻直樹
東京都千代田区麹町6-6-1長尾ビル8F(四ッ谷)
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写真: 【免疫/炎症/活性酸素とサーチュイン遺伝子】<br />
2000年以降、老化や疾患と活性酸素の関係に関する論文が多数発表されています。<br />
さらに、<br />
*酸化ー糖化ー炎症のリンク<br />
*酸化ー免疫ー炎症のリンク<br />
に関しても、最近の論文から関連性を持って生体内で機能していることが読み取れます。<br />
また、数回前にアップした「サーチュイン遺伝子(長寿遺伝子)と酸化/炎症の関連」についても興味深いものです。</p>
<p>これらを図示してみると、以下のようになり、炎症の治療や免疫の制御は一方向ではなく、多角的な見方でコントロールすることが重要であることを理解いただけるでしょう。</p>
<p>そしてその中心には必ず「活性酸素」が鎮座し、その制御に大きな影響を与えています。<br />
ここでも抗酸化治療が重要であることが理解できることでしょう。</p>
<p>医療法人社団医献会 辻クリニック<br />
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長寿遺伝子(サーチュイン遺伝子)と活性酸素/TNFα

今世紀初頭、世紀の大発見として注目された長寿遺伝子【サーチュイン遺伝子】は今でも多くの研究が行われています。
研究結果というものは、全く違う方向の研究が、ひとつの結語に収束することが多々あります。
今回の論文以外にも
*サーチュイン遺伝子
*酸化/還元システム
*免疫/炎症システム
がすべてリンクして作用していることを示すものが多数存在することは、将来的にこれらが『ひとつの法則』の元にあることが証明されるかもしれません。この論文では、【活性酸素/免疫/炎症】に関与する『TNFα』が、その濃度によってサーチュイン遺伝子を抑制したり発動を促したりすることを示している。

詳細は論文に譲りますが、どのようなものにも「絶対悪」というものはなく、「そのバランス」が生命サイクルにとって最も大切なものであるという帰結となる可能性が高いのかもしれません。

当院で行う水素療法は「瞬間的に活性酸素を除去する」という作用だと考えていますが、その逆『オゾン療法』という全く逆(オゾンは活性酸素そのもの)の治療が同じ作用に帰結するのではないかとも考えられています。
この両方に言えることは「刺激」であり、急激に酸化/還元に振ることによって、自身のホメオスターシスを刺激している可能性も高いのではないかとも考えています。

何れにしても、水素は酸素、オゾン、一酸化窒素といった『生理機能ガス:メディカルガス』の作用やそれを使った治療は新しい分野の治療であり、今後も新たな発見が続くものと考えています。

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Dose-specific effects of tumor necrosis factor a… [Cell Prolif. 2011] – PubMed – NCBI
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継続的な水素水投与は動脈硬化を改善し、血圧を下げる

加齢に伴う動脈硬化とそれによる血圧の上昇に「活性酸素」が関係してることは周知の事実となりつつあります。
加えて、血管の機能だけでなく『機能性ガス』と呼ばれるものが、生体に大きな影響を与えていることが解ってきました。『NO:一酸化窒素』は血管内皮細胞が分泌する血管拡張物質であり、その作用は重要で、NOを作り出す『ニトログリセリン』は未だに重要な薬です。

細胞(ミトコンドリア)からどうしても出来てしまう「スーパーオキシド」は、SODなどの抗酸化酵素の機能不全によって
*ヒドロキシラジカル:鉄や銅との反応による
*ペルオキシナノライト:NOとの反応による
という「悪玉活性酸素」を作り出し、血管内皮を酸化劣化させる。

また、活性酸素によって増加する炎症性サイトカインによって促進する炎症劣化も問題となります。

これらから身を守るには
1:SOD産生能を活性化する
2:悪玉活性酸素を除去する
3:炎症性サイトカインを抑制する
4:抗炎症性サイトカインを増やす
が必要となってきますが、水素は1〜4をすべてに機能することが解っています。

水素治療(投与)にとって重要なことは『継続的投与』です。
水素は悪玉活性酸素と高い反応性を持つ反面、その反応時間があまりにも早いために「体内に維持できない」という部分はデメリットと呼んでも良いのかもしれません。

よって水素の治療は
*大量パルス投与による効果
*少量継続投与による効果
を分けて考える必要があることが多くの論文から読み取れます。

高飽和水素水点滴や水素吸入といった「高容量の投与」と、日常における水素水摂取/水素発生サプリメント摂取を個別に考えておく必要があるのかもしれません。

少なくとも、水素の効果は『継続的な投与があってこそ』であり、継続的な投与に「パルス投与」が加わって、高い作用が生まれるものと考えておくべきなのでしょう。

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Chronic hydrogen-rich saline treatment att… [Biochem Pharmacol. 2012] – PubMed – NCBI
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慢性炎症/くすぶり炎症の全身への影響

身体(細胞)を劣化させる要因として
*酸化
*糖化
*炎症
*毒
*栄養障害(過剰と欠乏)
が存在します。
ここでいる炎症とは、感染など、免疫が発動したことによる正常な炎症反応ではなく、慢性的に継続する炎症のことです。慢性的な炎症の原因は
*不顕性感染(大きな自覚症状を伴わない感染症)
*微細なアレルギー(遅延型アレルギーなど)
が主でしょう。

不顕性感染症として、当院でも問題視するのは
*消化管カンジダ(口腔〜結腸)
*歯周病
です。
これらは大きな自覚症状(軽い自覚症状:口臭、便秘など)がないため、放置されるか対症療法(マウスウォッシュ、下剤など)を漫然と継続することが多いと言えます。

対症療法によって、軽度の自覚症状を抑えている間にも、細胞レベル(感染部位)での免疫-炎症反応は継続しています。

その炎症によって発生する
*各種炎症性物質
*ケミカルメディエーター
*活性酸素
はガンの転移のように分泌し、無関係の部位で化学反応を引き起こします。

全身に発生している「無自覚の微細/くすぶり炎症」を制御することの大切さが徐々に広がってきているようです。

抗炎症治療についてのお問い合わせ

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有効な活性酸素と悪性の活性酸素:細胞内活性酸素レベルの違いについて

活性酸素は細胞や組織を酸化劣化させる中心的な物質です。
その反面、免疫細胞が細菌などをとらえると、細胞内で活性酸素を発生させて殺菌するシステムを持っているため『活性酸素は絶対悪』とは言いにくい。
この問いに対し、この論文は一定の回答となるでしょう。活性酸素の細胞からの発生は
*ミトコンドリアからの自然発生
*NOXによる機能的な発生
があることは以前の論文考察に記載ました。

NOXによる機能的な発生は主に『好中球,好酸球,単球,マクロファージなどの貪食細胞』で、その発生は細胞内でμM~mMレベルに増加し,殺菌作用をもたらすことが知られています。

では、通常の細胞はというと、主要臓器の基幹細胞や血管内皮細胞や血管平滑筋細胞でもROSは産生されるが,正常時はnM~μMレベルの低濃度に維持されているようです。

ようするに、μM~mMレベルの活性酸素の発生は「殺菌」などの特殊な場合であり、これがNOX酵素によるものであると考えられる。

主要臓器の細胞(一般細胞)の場合はnM~μMのレベルであり、このレベルの発生は「ミトコンドリアからの自然発生量」であり「正常範囲の発生」と考えてよい。

違う側面から考えるなら、一般細胞の抗酸化力(SODなど)は『nM~μM範囲の活性酸素』に対応できるものであり、それを越えた活性酸素には対応しきれないのであろう。

この論文は『血管内皮細胞』を例にとり、もし内皮細胞で通常量(nM~μM)を越えて活性酸素が発生した場合、自前の抗酸化力では処理しきれず、NOとの反応などによって細胞を障害し、アテローム硬化が進行し、動脈硬化や糖尿病性血管障害、その先の高血圧、脳梗塞/出血、心筋梗塞を引き起こすこととなると予測している。

老化や予防医学でいう『抗酸化治療』は「通常時/通常細胞の酸化ストレスを軽減する」ことが目的であり、老化はこの『通常時の酸化ストレスが過剰となった状態』をいう。

抗酸化治療によって「免疫などに関わる必要な活性酸素まで除去してしまうのではないか?」という心配は、NOXによる活性酸素増加システムを考慮すれば、心配する必要はないであろうと考える。

また、抗酸化治療のやり方によっても、効率的かつ有効な方法が存在することは確かである。

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活性酸素が炎症を強くする:水素の炎症抑制作用について

免疫反応は、身体を脅かす外部からの侵入物を排除するシステムです。
本来、免疫の対症となるのは「菌/ウィルス」では
*吸入物:花粉など
*食物:アレルギー物質など
も免疫のターゲットとなっています。

免疫システムが発動すると、排除すべき物質との間に「炎症反応」は発生し、それが我々が不快に感じる『炎症の4徴候:発赤、発熱、腫脹、疼痛』を引き起こします。

一定量の炎症反応は、生命を脅かす外来物の排除に必須ですが、強力過ぎる炎症反応は「炎症そのものが自分自身を脅かす」ことになりかねません。

そのため、我々には本来「炎症の量を調節するシステム」が備わっています。

しかし、現代人の多くは、この『炎症の調節システム』が破綻し、過剰な炎症反応によってのトラブルを持つ人が増えています。

そこに『活性酸素』が大きく絡むことは以前お話したと思いますが、JSTからもこれに関する記事が出されていました。

水素は免疫のターゲットを除去しているのではなく、免疫そのものを抑えているのでもなく、炎症反応を完全に停止してしまうものでもありません。

身体に害を及ぼす物質の排除を邪魔することなく、必要な炎症反応を抑えることなく、『自滅する程の炎症レベルを抑える』と考えるべきでしょう。

当院でも「水素療法(Hydrogen therapy)』は原因除去療法との併用、その他の消炎鎮痛治療との併用療法だと考えています。

【原因除去】
*食物アレルギーの除去
*重金属の除去
*慢性感染症の除去
*その他の原因除去
【抗炎症/炎症低減】
*水素療法(ここに入ります)
*プラセンタ療法
*消炎鎮痛剤(強い炎症に対し一時的に利用します)
*ナチュラルステロイド(上記で抑えられない場合)

水素の利用は、現在使用中の消炎鎮痛剤/ステロイドの使用を中止できたり、使用量を少なくすることができます。

根本治療が成功するまでの対症療法は「なるべく副作用のない方法で」というのが「水素療法の本当の目的」なのです。

水素による『炎症低減治療』は、各種炎症性疾患/ステロイド治療中の疾患に効果があります。
「気管支ぜんそく」「アトピー性皮膚炎」「慢性関節リウマチ」「各種膠原病」「その他ステロイド療法の疾患」

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活性酸素が炎症・アレルギー反応を活性化する新たな仕組みの発見 感染防御(自然免疫システム)における新たな細胞内分子機構
www.jst.go.jp
平成17年 4月28日 東京都千代田区四番町5−3 科学技術振興機構(JST) 電話(03)5214-8404(総務部広報室)URL http://www.jst.go.jp