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経口水素水の新しい作用機序

多くの研究によって、水素の効果は
*抗酸化作用
*抗炎症/抗アレルギー作用
*遺伝子発現作用
*成長ホルモン分泌刺激作用(アンチエイジング作用)
まで広がってきました。
今後、さらに多くの作用が発見されることに期待しています。
【経口水素水の新しい作用機序】
今年の水素医学シンポジウムでも話題となっていた内容を、今一度取り上げてみます。
この論文は「水素水を飲む事によって神経保護物質であるグレリンが分泌される」というものです。
この論文の重要性は、水素のもうひとつの作用に迫っているからです。http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=Oral+‘hydrogen+water’+induces+neuroprotective+ghrelin+secretion+in+mice.

水素がパーキンソン病やアルツハイマー病といった疾患の症状を改善したり、神経細胞の保護作用があることが解っています。
しかし、どういうわけか、パーキンソン病の原因部位である黒質線条体の水素濃度は上昇していないのです。
このことから「水素の作用は間接的なのでは?」という仮説が生まれました。

そのターゲットは『グレリン』というホルモン物質。
グレリンは、胃粘膜に大量に存在していながら、つい最近までその存在意義が解っていなかった『X/A-like cell』から分泌されることが解りました。
本来グレリンは『空腹刺激』によってX/A-like cellから分泌されるのですが(やはり空腹は身体によいということですね)、水素内服によって、このグレリン分泌が起こる事がわかりました。

胃から分泌されたグレリンは、色々な作用を持つ事が解っていますが、今回注目したのが『成長ホルモン分泌促進作用』です。
成長ホルモンは下垂体から分泌されるホルモンで、代謝や細胞/組織成長に重要なホルモンであるため、最近では『アンチエイジングの主役』として注目されています。
アンチエイジング医療では『成長ホルモン補充療法」として、健康産業では『加圧トレーニングによる成長ホルモン増強』として多くの方が知ることでしょう。

水素は、これらとは違うアプローチ『グレリン増強によって成長ホルモンの分泌を促進する』という方法をとります。
1:水素内服
2:グレリン上昇
3:GH(成長ホルモン)増加
4:IGF-1増加

成長ホルモンは神経細胞の保護/リペア作用が強力であり、これがこのホルモンの「アンチエイジング効果」の主役と言ってよいでしょう。
とはいえ、このホルモンは大変高価であり、簡単には投与できません。また、加圧トレーニングによって、筋肉からIGF-1の形で分泌刺激することができますが、高齢者となれば、トレーニング自体が困難です。
のこるは『空腹刺激』と『水素内服』によって胃からのグレリン分泌を刺激するという方法です。

当院においても、水素投与によって血中成長ホルモン/IGF-1が増加することが解っており、今後どのように変化するのかを追跡調査する予定です。

水素投与によって「肌が若々しくなった」「筋肉が疲れ難くなった」」「頭がすっきりした」という声をよく聞きますが、この効果が単に『抗酸化作用』『抗炎症作用』というわけではなく『成長ホルモン分泌促進作用』が主であるかもしれません。

今後は
*水素投与量と成長ホルモン分泌量の関係
*水素投与のタイミングとホルモン分泌
などの検討が必要であると考えています。

水素治療に関するお問い合わせ
医療法人社団医献会 辻クリニック
東京都千代田区麹町6-6-1長尾ビル8F
03-3221-2551
info@tsuji-c.jp

写真: 【経口水素水の新しい作用機序】<br />
今年の水素医学シンポジウムでも話題となっていた内容を、今一度取り上げてみます。<br />
この論文は「水素水を飲む事によって神経保護物質であるグレリンが分泌される」というものです。<br />
この論文の重要性は、水素のもうひとつの作用に迫っているからです。</p>
<p>http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=Oral+%E2%80%98hydrogen+water%E2%80%99+induces+neuroprotective+ghrelin+secretion+in+mice.</p>
<p>水素がパーキンソン病やアルツハイマー病といった疾患の症状を改善したり、神経細胞の保護作用があることが解っています。<br />
しかし、どういうわけか、パーキンソン病の原因部位である黒質線条体の水素濃度は上昇していないのです。<br />
このことから「水素の作用は間接的なのでは?」という仮説が生まれました。</p>
<p>そのターゲットは『グレリン』というホルモン物質。<br />
グレリンは、胃粘膜に大量に存在していながら、つい最近までその存在意義が解っていなかった『X/A-like cell』から分泌されることが解りました。<br />
本来グレリンは『空腹刺激』によってX/A-like cellから分泌されるのですが(やはり空腹は身体によいということですね)、水素内服によって、このグレリン分泌が起こる事がわかりました。</p>
<p>胃から分泌されたグレリンは、色々な作用を持つ事が解っていますが、今回注目したのが『成長ホルモン分泌促進作用』です。<br />
成長ホルモンは下垂体から分泌されるホルモンで、代謝や細胞/組織成長に重要なホルモンであるため、最近では『アンチエイジングの主役』として注目されています。<br />
アンチエイジング医療では『成長ホルモン補充療法」として、健康産業では『加圧トレーニングによる成長ホルモン増強』として多くの方が知ることでしょう。</p>
<p>水素は、これらとは違うアプローチ『グレリン増強によって成長ホルモンの分泌を促進する』という方法をとります。<br />
1:水素内服<br />
2:グレリン上昇<br />
3:GH(成長ホルモン)増加<br />
4:IGF-1増加</p>
<p>成長ホルモンは神経細胞の保護/リペア作用が強力であり、これがこのホルモンの「アンチエイジング効果」の主役と言ってよいでしょう。<br />
とはいえ、このホルモンは大変高価であり、簡単には投与できません。また、加圧トレーニングによって、筋肉からIGF-1の形で分泌刺激することができますが、高齢者となれば、トレーニング自体が困難です。<br />
のこるは『空腹刺激』と『水素内服』によって胃からのグレリン分泌を刺激するという方法です。</p>
<p>当院においても、水素投与によって血中成長ホルモン/IGF-1が増加することが解っており、今後どのように変化するのかを追跡調査する予定です。</p>
<p>水素投与によって「肌が若々しくなった」「筋肉が疲れ難くなった」」「頭がすっきりした」という声をよく聞きますが、この効果が単に『抗酸化作用』『抗炎症作用』というわけではなく『成長ホルモン分泌促進作用』が主であるかもしれません。</p>
<p>今後は<br />
*水素投与量と成長ホルモン分泌量の関係<br />
*水素投与のタイミングとホルモン分泌<br />
などの検討が必要であると考えています。</p>
<p>水素治療に関するお問い合わせ<br />
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アトピー性皮膚炎モデルに対する水素の効果

これは、当院においても注目している効果のひとつです。
水素の作用は大きく「抗酸化」「抗炎症」「抗アレルギー」作用と言われます。これは分離した機能と考えるべきでなく「活性酸素と免疫、それに続く炎症が深く関連している」ということを示唆しています。
この研究では「アトピー性皮膚炎モデル」に対し、水素がどのように作用するのかを調べています。

「アレルギー/炎症」の発動は免疫システムにおける「アクセルとブレーキ」が何らかの原因によってアンバランスとなり、過剰な反応となっている状態と言えるでしょう。
そこには炎症誘発物質であるTNFαやサイトカインが深く関与しています。
サイトカインも、免疫の中心となるリンパ球の種類によって、産生する物質が違い、
*Th1細胞(細胞性免疫):INF-γ、IL-2、IL-12p70
*Th2細胞(液性免疫):IL-4、IL-5、IL-10
のようになっている。

この実験では、アトピー性皮膚炎モデルに対し、「水素水」と「精製水」を投与し、血漿中の炎症性物質の変化の違いを調べています。
その結果、水素水投与群は、精製水群にくらべて優位に低下させ、Th1,Th2のバランスを調整していることが解りました。

これは、消炎鎮痛剤やステロイドとは少し違う作用機序であり、とりあえず症状を軽減するという速攻性は低いが、根本的なレベルで疾患を改善している可能性と一致します。

これは他の疾患(アレルギー/自己免疫/慢性炎症性疾患)にもいえることであり、長期的に見れば、副作用なく症状を軽減する可能性が多いにあると考えられます。

当院においても、多くのアレルギー/自己免疫疾患/関節炎に対し水素治療を施していますが、ステロイドとは違う効果の出方を感じます。
水素の投与法についても
*内服:水素水、水素カプセル
*注射:点滴、静脈注射、皮下注射、関節内注射
*外用:クリーム、軟膏
*吸入
といった方法の組合せ方によって、治療効果に影響を与える可能性も高いように思います。

イメージでは、いくつかの投与方法を組合せ、「6~12ヶ月の治療期間」を継続できれば、期待以上の治療効果を発揮するように思います。
そしてなにより「これといった副作用がいまだ存在しない」という部分が、優れた部分であると感じます。

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The Drinking Effect of Hydrogen Water on Atopic Dermatitis Induced by Dermatophagoides farinae…

水素水によって皮膚コラーゲンの再構築が促進

この論文は「褥瘡(とこずれ)」と「UV損傷」を対象として行われた研究ですが、その効果が大変興味深い。
寝たきりの入院患者22人に対し、0.8-1.3ppm濃度の水素水を経チューブで2ヶ月間投与してその効果を検討しています。
その結果、対象(水素を含まない水)に比較し、
1:損傷皮膚面積の縮小
2:入院期間の短縮等
が認められたとしています。
さらに、ヒトの皮膚繊維芽細胞及びケラチン生成細胞の培養細胞にUV照射を行い傷害させ、それに対する予防効果を通常水と比較検討しています。
その結果水素水によって
1:繊維芽細胞の1型コラーゲンの再構築
2:ケラチン細胞のミトコンドリアの還元力の促進
3:酸化産物(ROS)蓄積の抑制
が確認されたとしています。

とこずれは皮膚損傷(圧迫による損傷)に対し回復力が追いつかず壊死/潰瘍となります。
積極的な治療には「皮膚回復力の促進」ですが、水素水の内服によって、患部のコラーゲン構築が回復したのは大変興味深い結果と言えます。

真皮の再構築は、加齢によって発生する「しわ/たるみ」の改善にとっても重要です。
水素水や水素サプリメントの内服においても、2~3ヶ月程度で自覚できるレベルの回復を認める場合が多いようです。
(当然、外用を加えれば、その効果はさらに高い)

皮膚は自覚的にも客観的にも「老化を判断しやすい場所」と言えます。その回復のためには外からのアプローチだけでなく、中からのアプローチ(細胞レベルでの回復)が重要であることは間違いありません。

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水素はアスリートのパフォーマンスを上げる

アスリートには「引退」が訪れます。
トップアスリートであればある程、ギリギリのポテンシャルで勝負をしているため、小さな変化が影響を与え、パフォーマンスの低下を実感するようです。
逆に、トップアスリートは「水素の改善効果」についても敏感に反応してくれます。
短時間の激しい運動に伴う筋収縮は、酸化ストレスを惹起し、これによって筋疲労や筋肉の損傷、炎症などをひきおこします。
水素水は酸化ストレスを軽減することが報告されており、この論文での試験においてはトップアスリートの急激な運動に対する水素水飲用の効果について検討しています。実験は、クロスオーバー方式で二重盲検試験にて実施しています。被験者には自転車エルゴメータを使用し70%最大酸素摂取量にて30分の運動負荷をかけ、その直後最大等速性膝伸展運動を100回繰り返す際のピークトルクや筋電図の周波数解析を行っています。<結果:急激な運動後>
乳酸の変化
水群:血液中の乳酸が有意に上昇
水素水群:上昇は統計学的に有意に軽減
ピークトルクの変化
水群:最大等速性膝伸展運動の反復で減少、筋疲労が示唆。
水素水群:HW群ではピークトルクの減少は軽度。
という興味深い結果であった。この研究結果は、当院での臨床結果と一致しており、高いパフォーマンスであればある程、同様の効果を『アスリート自身』が感じるようです。
また、アマチュア長距離選手やトライアスリートでも「筋疲労がなくなった」「タイムが縮まった」という声を多く聞きます。

これらの結果が、どのような作用(細胞への作用)によって発生するのかは、今後の研究が必要ですが、タイムの短縮だけでなく『故障の予防』『選手寿命の炎症』という意味でも重要な研究ではないかと考えています。

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理事長 辻直樹
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Pilot study: Effects of drinking hydrogen-rich w… [Med Gas Res. 2012] – PubMed – NCBI
www.ncbi.nlm.nih.gov
PubMed comprises more than 23 million citations for biomedical literature from MEDLINE, life science journals, and online books. Citations may include links to…

アルツハイマー病モデルラットに対する水素の記憶改善効果

アルツハイマー病は、現在世界中で患者数が増加し、社会問題化している。
アルツハイマーの発症原因には諸説あり、色々な方向から研究が行われていますが、『βアミロイド』もそのひとつです。βアミロイドはヒトのアルツハイマー病の主要原因因子として知られ、このβ-アミロイド(Aβ1-42)をS-D系ラットの脳血管弁内への投与により神経炎症、学習力・記憶能低下等を伴うアルツハイマー病モデルを作成し、それに対する水素の効果を調べています。

Aβ1-42投与後、14日間水素生理食塩水を5mg/kgを腹腔内に連投してその効果を検討しています。
生化学検査により酸化ストレスの産物であるマロンジアルデヒド(MDA)、IL-6およびTNF-αをそれぞれ測定ました。
さらに、Morris水迷路試験により記憶並びに運動機能を、LTPにより電気生理学的機能を、HNEとGFAPを免疫組織化学的に測定して酸化ストレスとグリア細胞活性をそれぞれ評価しています。

Aβ1-42投与後、脳組織中のMDA、IL-6、TNF-αは上昇しましたが、水素生理食塩水投与によりその濃度は抑制されました。
さらに、水素生理食塩水投与によりMorris水迷路試験による記憶能・運動機能は改善され、海馬中のLTPは促進され、あわせてHNEとGFAPは免疫組織化学的測定した結果それぞれ低下しました。

これは他の治療法と比べて画期的な結果であると考えられます。
ここで行った『水素生理食塩水の腹腔内投与』は、人間で言えば「静脈内注射」に相当するものですが、水素の特性から考えて、水素水の内服や水素発生サプリメントの内服であっても、十分な効果の可能性があると考えられます。

アルツハイマー症の原因がすべて「βアミロイド」とは言えませんが、少なくとも「アルツハイマーモデル」と考えられているラットで効果があったことは、アルツハイマー病予防/治療に向けた研究に、水素が加わったといことだと考えます。

治療に関するお問い合わせ/ご予約は下記まで
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これらの結果から、水素豊富生理食塩水投与によりAβ1-42で誘導された神経炎症と酸化ストレスは抑制されて記憶機能低下を改善する事が明らかになった。

http://image.sciencenet.cn/olddata/kexue.com.cn/upload/blog/file/2010/3/201036165523480534.pdf
image.sciencenet.cn

腸内最近が発生する水素ガスについての考察

世界中に存在する水素に関する論文を読んでいると、腸内細菌が発生する、いわゆる『生理的水素』を考えねばなりません。我々の消化管に共生する腸内細菌のうちのいくつかは、嫌気性発酵の過程で大量の水素を産生している。
その量は論文によって(または個人差によって)大きく変わるが、150ml〜12ℓにおよぶとされている。

水素の作用の極初期の論文で興味深いのは、薬剤性肝炎を誘導したマウスを作成し、抗菌薬で腸内細菌を死滅させると、肝炎は急激に悪化した。逆に、死滅させなかった側は肝炎の改善をみた。

また、腸内に発生するガスは腸管蠕動運動に関与しており、メタンガス発生菌が多い人の蠕動運動は遅く、水素ガス発生菌が多い人の蠕動運動は早いことがわかっている。

『水素水』への注目が高まる中、多くの方から「最新の治療ですか?」「副作用は?」といった質問を受けますが、
1:正常人の消化管では、食後に大量の水素ガスが発生し、吸収され、呼気中から水素ガスが確認されること。
2:乳児に母乳を与えた直後より、呼気中水素ガス濃度が急激に上昇すること。
といった現象をみとめることから、生体は腸内細菌から発生する水素ガスを『生理的水素』として多いに利用し、その恩恵に与っていたということです。

水素の作用に関しても、初期の論文にある『抗酸化作用』では解決できない作用も数多く発見されており、
・生体抗酸化酵素のSODが増加する
・強力な抗酸化酵素である『ヘムオキシゲナーゼ』が増加する
・抗アポトーシス分子が誘導される
・IgEによるⅠ型アレルギー反応のシグナルを抑制する
といった『抗炎症作用』『抗アレルギー作用』に関する分子レベルでの機構も明らかになりつつあります。

今後の課題として重要なことは、水素は腸内細菌が大量に産生している生理的物質であり、水素水として摂取する量をはるかにしのぐ量を作り出していることから、水素が「濃度依存性に効果を上げる」とするのは非常に困難であり、治療利用としての水素の効果とは一致しない結果となっている。

最新の研究では、分子状水素の『状態』『形態』『投与方法』『容存方法』などが、その作用に大きく影響を与えるようだとしています。

医学の世界では、当たり前のように利用されていたものの作用機序が解っていないということは少なくありません。
狭心症に昔から利用される『ニトログリセリン』の分子作用機序が発見されたのは極最近です。(発生するNOによる血管拡張と解ったのが1980年代であり、その後のノーベル賞へとつながった)

水素についても、まだまだ新しい発見が続くものと考えており、アメリカ、ヨーロッパ、アジアの主要研究機関から発表される水素関連論文の数は、2010年頃から爆発的に増加しています。
継続的にアンテナをはり、研究を続ける必要があると考えています。

水素治療に関するお問い合わせ
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「水素水」の効果の原理

我々は、日本医大太田教授とともに「正しい水素の普及」を目指しています。

 

水素は日本だけでなく、世界中の研究機関、医療機関において、その効果を確実視され、エビデンスと理論構築がなされはじめています。

その反面、「天然に存在する物質である」「眼に見えない」「臭いも味もない」という特徴のなさから、数多くの『まがい物』を生んでいることも事実です。

 

 

多くの人が「水素」を知るのは、今では「水素水」だと思います。

 

水素水は、一般では「飲用」としてメジャーになりつつまりますが、その他「点滴用水素水」もあります。

 

 

 

中学校(小学校)の理科の実験にあった「水の電気分解」でもわかるように、水素は「気体」として存在します。

この気体が、どうやって「水素水の水」の中に存在するのでしょうか?

 

 

 

最も比較しやすいのが「炭酸水」ではないかと思います。

ビールの栓を抜くと、ブクブクと「二酸化炭素の泡」が水中から表れてきます。

 

これは高い圧力で封じ込められていた二酸化炭素が、減圧によって気泡となって表れる現象です。

これを放置すると、水の中に溶存する二酸化炭素が徐々に分子を大きくし、気泡となって浮き上がり、空気中に拡散しますが、すべての二酸化炭素が抜け出るわけではありません。

二酸化炭素はとても水に溶けやすい分子であるため
*CO2+H2O⇔H2CO3(炭酸)⇔Hイオン+HCO3イオン
となって存在しています。
さらにもうひとつ「CO2分子」がそのままの形で水中に存在する形

*『モレキュラーステートCO2:分子状二酸化炭素』
があります。
これは「水溶液中に気体が分子状で存在している状態:溶存」のことをです。

これは気体分子が泡となって浮き上がるサイズよりさらに小さい大きさの場合、眼に見えない状態の「泡」で浮遊しているようなイメージです。
目には見えませんが、レーザーなどを当てると、溶存している気体分子がわかります。

 

『CO2 therapy:炭酸ガス療法』というものがありますが、この効果は「モレキュラー・ステートCO2による効果」と考えられています。

 

 
話を水素に戻すと、水素は「イオン」として水中に溶ける(溶解する)物質ではありません。

そのため、水素水中では「モレキュラー・ステートH2:分子状水素」として存在します。

そしてこの「モレキュラー・ステートH2」が水素水の効果の元といってもよいでしょう。

水溶液中のモレキュラー・ステートH2量は
*温度

*pH
*圧力(水圧)

*ガス泡の大きさ

によって大きく変化します。

特に「ガス泡の大きさ」は最近になってわかってきたことであり、キャビテーションなどによって水素ガスを『ナノバブル化』することによって、水溶液中の溶存量を格段に上昇させることができます。

とはいえ、水溶液中に大量に溶存させた水素は、とても不安定で、簡単に「泡の巨大化」が起こります。

通常条件を越えて溶存量を上昇させた「過飽和水素水」は、溶液中の水素が徐々に結合して大きな泡となるために、写真にあるような「目に見える泡」として確認できるようになります。

ある程度の水素ガスは泡として抜けてゆきますが、この段階においても相当量の水素ガスが「モレキュラー・ステートH2状態:分子状水素状態」で水溶液中に存在しています。

通常条件での水素飽和量は「1.6ppm:水中に水素分子として存在する水素量」程度と考えられていますが、ある条件下で過剰に飽和させると、通常の10~20倍の水素を飽和させることができます。(作成直後の飽和度です)

ここで間違えてはならないのは「効果を示すのは『水素ガス』のほうであり、『水ではない』」という部分です。

 

その「ガス」は「目に見えないサイズの水素ガス気泡」と言ってよいと思います。
「水素水」として販売される水の中には「天然水使用」「アルカリ水」といったように「水」に焦点を当てているものも少なくありませんが、「水素水の主役は『水素ガス』である」ということから外れた話です。

極端な言い方をするならば、水素水の「水」は『単なる入れ物にすぎない』ということです。

水素ガスを閉じ込める「水という入れ物」に「どれだけ水素を入れることができるか?」が水素水の効果を左右する要因です。

 

 

 

とはいえ「水素ガスを皮膚に吹き付けたら?」というのは少々間違いのようです。

 

臨床試験として「水素ガスの皮下注射」を行ったところ、水素ガスは皮下に「ガスの状態で残存した:皮下気腫」のです。
これは炭酸ガスを皮下に注入する治療(カーボメッド)の場合でも同じです。

 

今後の研究が待たれますが、気体は「液体に溶存した状態」が最も細胞に取込まれるのかもしれません。

例えば「肺」は気体(酸素)を液体(血液)に溶存させる優れた器官です。(それでも溶存量はそれ程高くないため、ヘモグロビンの助けが必要ですが)

 

高圧酸素療法などが有効なのは、一定の圧力下で肺に酸素が送り込まれると、酸素が血液(血漿)中に「溶存」するからです。

 

この「気体の液体溶存」が重要なポイントかのかもしれません。

 

 

水素の一番の作用は「還元作用」であり「活性酸素の活性を奪い、水に還元する作用」です。

活性酸素は
*脂質劣化(過酸化脂質)
*タンパク劣化(カルボニル化)
*炎症反応の初動
*アレルギー反応の初動
などによって、ほとんどの病気/老化の根本原因と考えられています。

そしてこの活性酸素は、酸素を吸って生きるすべての生命体にとって、宿命といってもよい「老化原因」です。

人間が他の動物と比べ、身体の大きさに比例せず長生きであるのは、ミトコンドリアの発生する活性酸素を除去する能力が優れているためです。

これは、老化が「活性酸素産生量:酸化ストレス」と「活性酸素除去能力:抗酸化力」のバランスによって決定される可能性が高いとも言えます。

活性酸素の産生量は

*ミトコンドリア機能

*酸素量
*必要な栄養素の過不足

*ストレス

*タバコなどの活性酸素発生源

*睡眠不足

*大気汚染

*紫外線/放射線

などによって産生量が増加します。

抗酸化力は

【内因性抗酸化力】
*SOD遺伝子
*カタラーゼ産生遺伝子
【外因性抗酸化力】
*抗酸化ビタミン摂取量(C,Eなど)

*摂取される抗酸化物質量(カテキンなどの植物性抗酸化物質)
の総量で決まります。

現代社会は「活性酸素産生量が増加する諸条件が揃った状態」といってよいでしょう。

それにくらべ、摂取する外因性抗酸化物質量は大幅に減少しています。

以前、バランスの取れていた「酸化ストレス:抗酸化力」が崩れ「酸化ストレス↑+抗酸化力↓」となった現代社会は、確実に「過剰酸化状態」といってよいと思います。

 

水素は「低下した抗酸化力の補助」「増加した酸化ストレスに対する対抗」という意味で重要です。

また「抗酸化力を発揮したあとの抗酸化物質の再生」という意味でも重要です。
これは「抗酸化物質は、抗酸化力を発揮すると自身は酸化してしまう」というマイナス部分を、水素は「再利用できるように抗酸化物質を元に戻す(還元する)」ことができるからです。

今後、更なる作用機序の解明がなされると思います。

その都度、このようにまとめてみたいと思います。

医療法人社団医献会 辻クリニック
理事長 辻直樹
03-3221-2551

info@tsuji-c.jp

 

水素水注射/水素水点滴の治療経過

当院において、水素水(過飽和水素生理食塩水)の注射/点滴治療を初めて約1年。
数々の目的で継続治療をされる方が増えてきました。

加えて継続治療による経過/効果についてもわかってきました。

以下、血液検査や自覚症状の変化です。

【自覚症状の変化】
*喘息の発作が出にくくなった
*アトピーの症状が減少した
*慢性関節リウマチの関節痛が軽減した
*眠れるようになった
*視野がハッキリした
*肌が奇麗になった
*持久力がついた
*体温が上がった
*手足が暖かくなった(冷えの改善)

【他覚症状/検査結果の変化】
*8-OHdG(DNAの酸化劣化損傷検査)が低下
*血圧が低下(降圧剤の量が減った)
*中性脂肪値の低下
*コレステロール値の低下
*酸化LDL(悪玉LDL)の低下
*白内障の改善
*1回換気量の増加(肺)
*AGEsの低下

などがあります。

水素の作用は主に
*抗酸化作用
*抗炎症作用
*抗アレルギー作用
で、それによる
*DNA修復作用
*細胞膜修復作用によるホルモン感受性の改善
*組織修復作用
*神経細胞保護作用
などが、多くの大学病院/研究所で研究が行われています。

これらの改善には、ある程度の時間と継続治療が必要ですが、
*合成薬物ではない
*副作用がない
などの利点も多く、誰にでも使用できます。

病気の予防や老化予防について「何かひとつと言われれば何ですか?」とよく聞かれますが、私は「何かひとつと言われれば『抗酸化』です」と答えます。

「人は血管とともに老化する」と言われます。

血管の老化のほとんどは「酸化劣化」によるものです。

この酸化劣化を除去する「最も強力な抗酸化物質」は水素であると言えます。

この水素を大量に飽和させたものを注射/点滴する治療法は、
*最も手軽で
*最も安全で
*長期的には最も効果的な
抗酸化治療であると考えています。

価格は
*水素注射:¥5,000/1回
*水素点滴:¥7,000/1回

となっています。
*水素水中に「ビタミンC」「αリポ酸」「グルタチオン」「ビタミン群」「ナイアシン」「カルニチン」「プラセンタ」などを混合することもできます。
混合することによって、それらの物質の活性が上昇し、効果が高まります。

ご希望の方はクリニックまでご連絡ください。

医療法人社団医献会 辻クリニック(四谷/麹町)
03-3221-2551
info@tsuji-c.jp — 場所: 医療法人社団医献会 辻クリニック

写真: 【水素水注射/水素水点滴の治療経過】
当院において、水素水(過飽和水素生理食塩水)の注射/点滴治療を初めて約1年。
数々の目的で継続治療をされる方が増えてきました。

加えて継続治療による経過/効果についてもわかってきました。

以下、血液検査や自覚症状の変化です。

【自覚症状の変化】
*喘息の発作が出にくくなった
*アトピーの症状が減少した
*慢性関節リウマチの関節痛が軽減した
*眠れるようになった
*視野がハッキリした
*肌が奇麗になった
*持久力がついた
*体温が上がった
*手足が暖かくなった(冷えの改善)

【他覚症状/検査結果の変化】
*8-OHdG(DNAの酸化劣化損傷検査)が低下
*血圧が低下(降圧剤の量が減った)
*中性脂肪値の低下
*コレステロール値の低下
*酸化LDL(悪玉LDL)の低下
*白内障の改善
*1回換気量の増加(肺)
*AGEsの低下

などがあります。

水素の作用は主に
*抗酸化作用
*抗炎症作用
*抗アレルギー作用
で、それによる
*DNA修復作用
*細胞膜修復作用によるホルモン感受性の改善
*組織修復作用
*神経細胞保護作用
などが、多くの大学病院/研究所で研究が行われています。

これらの改善には、ある程度の時間と継続治療が必要ですが、
*合成薬物ではない
*副作用がない
などの利点も多く、誰にでも使用できます。

病気の予防や老化予防について「何かひとつと言われれば何ですか?」とよく聞かれますが、私は「何かひとつと言われれば『抗酸化』です」と答えます。

「人は血管とともに老化する」と言われます。

血管の老化のほとんどは「酸化劣化」によるものです。

この酸化劣化を除去する「最も強力な抗酸化物質」は水素であると言えます。

この水素を大量に飽和させたものを注射/点滴する治療法は、
*最も手軽で
*最も安全で
*長期的には最も効果的な
抗酸化治療であると考えています。

価格は
*水素注射:¥5,000/1回
*水素点滴:¥7,000/1回

となっています。
*水素水中に「ビタミンC」「αリポ酸」「グルタチオン」「ビタミン群」「ナイアシン」「カルニチン」「プラセンタ」などを混合することもできます。
混合することによって、それらの物質の活性が上昇し、効果が高まります。

ご希望の方はクリニックまでご連絡ください。

医療法人社団医献会 辻クリニック(四谷/麹町)
03-3221-2551
info@tsuji-c.jp

医療において「水素水」を使う場合、重要なことは「溶存している水素ガス量」に依存して効果が変化するということ

水溶液中の水素飽和度を調べていると、いろいろなことが解ります。「水素水」というものは「水+水素ガス:水素ガスが水に溶存している状態」のことです。
ひとまとめに「水素水」とはいっても、ほんの少しの水素ガスを含むものから、大量の水素ガスを含むものまであります。

それらを簡単に計測する方法として「酸化還元指示薬」を使った方法があります。
これは「メチレンブルー」という指示薬を使った方法で、メチレンブルーを1M(メチレンブルーだと319.85g/L)とした溶液を水素を飽和させた酸性の液体に滴下することによって「溶液中にどれだけ水素が溶存しているか?」を調べることができます。

ちょっとした方法の違いで、水溶液中の水素飽和度は大きく変わってくることが解ります。

医療において「水素水」を使う場合、重要なことは「溶存している水素ガス量」に依存して効果が変化しますから、「いかにして要存量を上げるか」「いかにして要存量を安定させるか」が大変重要です。

おはようございます。
今日の東京は気温が一気に低下し、今夜は雪になる予報もでているようですね。
インフルエンザの流行もピークに達しそうです。
皆様、お体ご自愛の程。

水溶液中の水素飽和度を調べていると、いろいろなことが解ります。「水素水」というものは「水+水素ガス:水素ガスが水に溶存している状態」のことです。
ひとまとめに「水素水」とはいっても、ほんの少しの水素ガスを含むものから、大量の水素ガスを含むものまであります。

それらを簡単に計測する方法として「酸化還元指示薬」を使った方法があります。
これは「メチレンブルー」という指示薬を使った方法で、メチレンブルーを1M(メチレンブルーだと319.85g/L)とした溶液を水素を飽和させた酸性の液体に滴下することによって「溶液中にどれだけ水素が溶存しているか?」を調べることができます。

ちょっとした方法の違いで、水溶液中の水素飽和度は大きく変わってくることが解ります。

医療において「水素水」を使う場合、重要なことは「溶存している水素ガス量」に依存して効果が変化しますから、「いかにして要存量を上げるか」「いかにして要存量を安定させるか」が大変重要です。

『水』も『水素』も化学の世界では実は大変難解な代物。

だからこそ面白いのだと思います。

 

水素水とは正確には『水の中に水素ガスを溶存(溶け込ませた)もの』

「水素注射/水素点滴」についてご質問があったので、こちらにも記載しておきます。

最近になって『水素水』という名前を聞くようになってきましたが、つい「水素は気体である」ということを忘れてしまいがちです。

水素治療は「気体である水素の『抗酸化力』『抗炎症力』を利用する治療」であり、水素水の「水」は「単なるキャリア:水素を運ぶトラック」です。

水素水とは正確には『水の中に水素ガスを溶存(溶け込ませた)もの』のことです。

よって水素水の効果は「その水の中に『どれだけの水素ガス』が含まれているか?」が大変重要になります。

「水の中に溶存している水素ガスの量」は「溶存水素量」として表すことが出来、『◯ppm:1ppm=0.0001%』と表示されます。

1気圧下での溶存水素濃度限界は「1.6ppm程度」と言われますから、最も優秀な水素水で『0.00016%の水素が溶けた水』ということになります。

水以外に水素を取込む物質を『水素吸蔵物』と言い、多くは『水素吸蔵合金』という金属(ミネラル)です。

水素吸蔵合金の多くが『1%〜13%(多いものだとそれ以上)の水素を吸蔵する物質』です。

よって水は『それ程多くの水素を抱き込む物質ではない』という結論になります。

ただし、水素水(水素を抱き込んだ水)のメリットは『その用途』です。
飲料だけでなく「注射/点滴」として利用できますし、キャリアが「単なる水」なので「キャリアの作用」を考える必要がありません

水素を利用した治療について
「水素水を飲んでいるが効果を実感しないのですが」
「どのくらいで効果が出るのでしょうか」
「自宅での水素水でも同じ効果でしょうか」
といったご質問をいただきます。

これらのご質問に対する回答として
*水素は気体である
*水素の作用(効果)はそこに含まれる気体の量による
*「時間あたり水素量」と「総水素量」で効果が違う
ということになります。

治療としての水素利用に関しては
*治療目的
*治療部位
*疾患の種類(特に急性/慢性)
*患者の抗酸化能力
などを考慮に入れた上で
*水素水点滴
*水素水注射(関節内、筋肉内、皮下など)
*水素ガス吸入
*水素吸蔵物カプセル(内服)
*水素吸蔵物含有軟膏(外用)
を組み合わせて治療します。

当然「治療目的」ですので、健康増進目的の水素水などに比べて『大量の水素ガスを含む水、物質、または水素ガス』を利用しますので、作用は大変強く、効果も想像以上に即効性のあるものです。

以上、ご質問に対するご回答とさせていただきます。

医療法人社団 医献会 辻クリニック (四谷 麹町)