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ラクツロース摂取によって腸内細菌で作られる水素

水素がパーキンソン病モデルラットの神経変性と症状を改善したといういくつかの論文を過去にアップしている。

この論文も同じくパーキンソン病に対する水素治療の効果を示す論文であるが、ちょっと変わった方向性のもの。

この論文で興味深いのは『ラクツロース摂取によって腸内細菌で作られる水素』という点であろう。

ラクツロースは人の消化管で吸収されない二糖類であり、この糖を乳酸菌が取込む事によって大量の水素を発生させることがわかっていた。
その水素が今になって「実は人体の抗酸化作用をもたらしていた」ということがわかってきたのであろう。

他の論文でも、腸内細菌の状態によってラクツロース摂取後の呼気中水素濃度に差があったり、その差と8-OHdG(DNA酸化劣化マーカー)との相関性があったという論文がいくつか発表されている。

現在、我々のチームは水素を使った治療(点滴、筋肉注射、関節内注射、皮下注射、吸入、内服、外用・・)を多くの疾患に適応しており、それなりの効果を示している。

「ラクツロース⇔腸内最近⇔水素」の流れが明確になってくれば、治療医学/予防医学においての腸内細菌の役割が大きく変わってくる可能性が高い。

いわゆる「善玉」と呼ばれる腸内細菌が作り出す物質が多々あるが、そのひとつに『水素』が加わるということであろう。

Drinking hydrogen water and intermittent hydroge… [Med Gas Res. 2012] – PubMed – NCBI
www.ncbi.nlm.nih.gov
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