投稿

閉経後骨粗鬆症/慢性関節リウマチにおける水素の作用

最近になって、多くの疾患と「活性酸素/サイトカイン」との関係が明らかになってきました。
表題にある「慢性関節リウマチ」「骨粗鬆症」だけでなく「糖尿病」「動脈硬化」「アルツハイマー」「パーキンソン病」など、数々の疾患発生およびその進行に『微細炎症/血管内炎症」が大きく関わっているようです。

これら「炎症のドミノ現象」の中心となるのが『TNFα』というサイトカインの一種。
TNFαの作用は
*IL6,8など炎症性サイトカインの増加
*INFγの増加
*血管内皮細胞のセクレチン発現
*好中球からのエラスターゼ産生増加
*ミトコンドリアの呼吸阻害(ミトコンドリア破壊)
などを引き起こす物質で、障害細胞の細胞死も司っている物質です。
細胞の営みにとって重要な物質ですが、これらの暴走(免疫/炎症の暴走)は自己破壊を引き起こし、これが老化による慢性疾患の発病/進行、老化の大きな原因ではないかと言われています。

論文では、骨粗鬆症の根本原因として研究されはじめた『骨芽細胞のTNFα誘導性細胞障害』に対する水素の作用を研究しており、水素がこによる炎症および細胞障害を軽減していることを示しています。

水素の抗炎症/抗アレルギー作用は、そのもの自体を抑制してしまうのではなく、『活性酸素-TNFα-IL』のアンバランスを是正することによって発揮している可能性があります。
ようするに、多くの疾患は「免疫自体が悪いのではなく、免疫のアンバランス(弱体化と過剰発現)」であり、必要なのは『免疫強化剤や免疫抑制剤ではなく調節剤』という考え方です。
水素はこの「調節作用」が最も優れているのではないかと考えることができます。

水素が、本来発生してはならない『悪玉活性酸素のみを除去する』という作用を持ち、生理活性上必要な活性酸素を除去しないという特徴がこの調節作用の中心であろうと考えられます。

どちらにしても、水素の恩恵を得るためには、短期投与ではなく『長期の継続的な投与が重要』と言わざるを得ません。
当院においても、継続的な投与(内服、点滴、注射など)によって、思いもよらない効果を引き出していることを考えれば、『最低でも6ヶ月』の投与期間が重要であろうと考えています。

<水素治療に関するお問い合わせ>
医療法人社団医献会 辻クリニック
東京都千代田区麹町6-6-1長尾ビル8F(四ッ谷)
03-3221-2551
info@tsuji-c.jp

Treatment with hydrogen molecule alleviates… [Mol Cell Biochem. 2013] – PubMed – NCBI
0-www.ncbi.nlm.nih.gov.elis.tmu.edu.tw
PubMed comprises more than 23 million citations for biomedical literature from MEDLINE, life science journals, and online books. Citations may include links to…

経口水素水の新しい作用機序

多くの研究によって、水素の効果は
*抗酸化作用
*抗炎症/抗アレルギー作用
*遺伝子発現作用
*成長ホルモン分泌刺激作用(アンチエイジング作用)
まで広がってきました。
今後、さらに多くの作用が発見されることに期待しています。
【経口水素水の新しい作用機序】
今年の水素医学シンポジウムでも話題となっていた内容を、今一度取り上げてみます。
この論文は「水素水を飲む事によって神経保護物質であるグレリンが分泌される」というものです。
この論文の重要性は、水素のもうひとつの作用に迫っているからです。http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=Oral+‘hydrogen+water’+induces+neuroprotective+ghrelin+secretion+in+mice.

水素がパーキンソン病やアルツハイマー病といった疾患の症状を改善したり、神経細胞の保護作用があることが解っています。
しかし、どういうわけか、パーキンソン病の原因部位である黒質線条体の水素濃度は上昇していないのです。
このことから「水素の作用は間接的なのでは?」という仮説が生まれました。

そのターゲットは『グレリン』というホルモン物質。
グレリンは、胃粘膜に大量に存在していながら、つい最近までその存在意義が解っていなかった『X/A-like cell』から分泌されることが解りました。
本来グレリンは『空腹刺激』によってX/A-like cellから分泌されるのですが(やはり空腹は身体によいということですね)、水素内服によって、このグレリン分泌が起こる事がわかりました。

胃から分泌されたグレリンは、色々な作用を持つ事が解っていますが、今回注目したのが『成長ホルモン分泌促進作用』です。
成長ホルモンは下垂体から分泌されるホルモンで、代謝や細胞/組織成長に重要なホルモンであるため、最近では『アンチエイジングの主役』として注目されています。
アンチエイジング医療では『成長ホルモン補充療法」として、健康産業では『加圧トレーニングによる成長ホルモン増強』として多くの方が知ることでしょう。

水素は、これらとは違うアプローチ『グレリン増強によって成長ホルモンの分泌を促進する』という方法をとります。
1:水素内服
2:グレリン上昇
3:GH(成長ホルモン)増加
4:IGF-1増加

成長ホルモンは神経細胞の保護/リペア作用が強力であり、これがこのホルモンの「アンチエイジング効果」の主役と言ってよいでしょう。
とはいえ、このホルモンは大変高価であり、簡単には投与できません。また、加圧トレーニングによって、筋肉からIGF-1の形で分泌刺激することができますが、高齢者となれば、トレーニング自体が困難です。
のこるは『空腹刺激』と『水素内服』によって胃からのグレリン分泌を刺激するという方法です。

当院においても、水素投与によって血中成長ホルモン/IGF-1が増加することが解っており、今後どのように変化するのかを追跡調査する予定です。

水素投与によって「肌が若々しくなった」「筋肉が疲れ難くなった」」「頭がすっきりした」という声をよく聞きますが、この効果が単に『抗酸化作用』『抗炎症作用』というわけではなく『成長ホルモン分泌促進作用』が主であるかもしれません。

今後は
*水素投与量と成長ホルモン分泌量の関係
*水素投与のタイミングとホルモン分泌
などの検討が必要であると考えています。

水素治療に関するお問い合わせ
医療法人社団医献会 辻クリニック
東京都千代田区麹町6-6-1長尾ビル8F
03-3221-2551
info@tsuji-c.jp

写真: 【経口水素水の新しい作用機序】<br />
今年の水素医学シンポジウムでも話題となっていた内容を、今一度取り上げてみます。<br />
この論文は「水素水を飲む事によって神経保護物質であるグレリンが分泌される」というものです。<br />
この論文の重要性は、水素のもうひとつの作用に迫っているからです。</p>
<p>http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=Oral+%E2%80%98hydrogen+water%E2%80%99+induces+neuroprotective+ghrelin+secretion+in+mice.</p>
<p>水素がパーキンソン病やアルツハイマー病といった疾患の症状を改善したり、神経細胞の保護作用があることが解っています。<br />
しかし、どういうわけか、パーキンソン病の原因部位である黒質線条体の水素濃度は上昇していないのです。<br />
このことから「水素の作用は間接的なのでは?」という仮説が生まれました。</p>
<p>そのターゲットは『グレリン』というホルモン物質。<br />
グレリンは、胃粘膜に大量に存在していながら、つい最近までその存在意義が解っていなかった『X/A-like cell』から分泌されることが解りました。<br />
本来グレリンは『空腹刺激』によってX/A-like cellから分泌されるのですが(やはり空腹は身体によいということですね)、水素内服によって、このグレリン分泌が起こる事がわかりました。</p>
<p>胃から分泌されたグレリンは、色々な作用を持つ事が解っていますが、今回注目したのが『成長ホルモン分泌促進作用』です。<br />
成長ホルモンは下垂体から分泌されるホルモンで、代謝や細胞/組織成長に重要なホルモンであるため、最近では『アンチエイジングの主役』として注目されています。<br />
アンチエイジング医療では『成長ホルモン補充療法」として、健康産業では『加圧トレーニングによる成長ホルモン増強』として多くの方が知ることでしょう。</p>
<p>水素は、これらとは違うアプローチ『グレリン増強によって成長ホルモンの分泌を促進する』という方法をとります。<br />
1:水素内服<br />
2:グレリン上昇<br />
3:GH(成長ホルモン)増加<br />
4:IGF-1増加</p>
<p>成長ホルモンは神経細胞の保護/リペア作用が強力であり、これがこのホルモンの「アンチエイジング効果」の主役と言ってよいでしょう。<br />
とはいえ、このホルモンは大変高価であり、簡単には投与できません。また、加圧トレーニングによって、筋肉からIGF-1の形で分泌刺激することができますが、高齢者となれば、トレーニング自体が困難です。<br />
のこるは『空腹刺激』と『水素内服』によって胃からのグレリン分泌を刺激するという方法です。</p>
<p>当院においても、水素投与によって血中成長ホルモン/IGF-1が増加することが解っており、今後どのように変化するのかを追跡調査する予定です。</p>
<p>水素投与によって「肌が若々しくなった」「筋肉が疲れ難くなった」」「頭がすっきりした」という声をよく聞きますが、この効果が単に『抗酸化作用』『抗炎症作用』というわけではなく『成長ホルモン分泌促進作用』が主であるかもしれません。</p>
<p>今後は<br />
*水素投与量と成長ホルモン分泌量の関係<br />
*水素投与のタイミングとホルモン分泌<br />
などの検討が必要であると考えています。</p>
<p>水素治療に関するお問い合わせ<br />
医療法人社団医献会 辻クリニック<br />
東京都千代田区麹町6-6-1長尾ビル8F<br />
03-3221-2551<br />
info@tsuji-c.jp

水素のアルツハイマー病に対する効果は、脳内炎症の抑制

アルツハイマー病やパーキンソン病は、その根本的な原因は未だはっきりしていませんが、有力なのは「細胞レベルの微細炎症」ではないでしょうか。
前回の論文にもありましたが、アミロイドβタンパクが何らかの化学反応を引き起こすことは解ってきています。
今回の論文では、アミロイドβ(Aβ)の投与による炎症関連物質の変化と、水素投与による変化に興味深い変化がありました。

SD雄ラットを「対象群」「Aβ静脈注射群」「Aβ+水素入り生理食塩水静脈注射群」の3群に分け、炎症反応に関連する『JNK』『NFκB』『インターロイキン1β』とDNA酸化指標である『8-OHdG』の4つを比べています。
【Aβ注射群】
Aβ1心室注射した後、脳組織においてIL-1β値、8-OH-dG値、JNKとNF-kB活性が増加していましたが、
【水素水注射群】
そこに10日間にわたって水素入り生理食塩水(5ml/kg静脈注射)を毎日投与しましたところ、入り生理食塩水を静脈注射するとそれらの値が減少しました。

8-OHdGの低下は、水素の抗酸化作用による作用で理解しやすいが、今回は脳内において炎症発動物質である『JNK』『NFκB』が低下することを見いだしています。

これはアルツハイマー病だけでなく、各種炎症性疾患(糖尿病、膠原病、リウマチなど)に対する水素の効果にも通ずる結果であり、水素が炎症発動の根本に作用している可能性を示唆しています。

効果が発揮されるスピードはさておき、水素が細胞レベルで昨日し、分子レベルの炎症反応を抑制する結果は、多くの疾患予防/治療だけでなく、老化予防の意味でも大変期待できる結果ではないでしょうか。

水素治療に関するお問い合わせ
医療法人社団医献会 辻クリニック
東京都千代田区麹町6-6-1長尾ビル8F
03-3221-2551
info@tsuji-c.jp

Hydrogen-rich saline reduces oxidative stress and inflammation by inhibit of JNK and NF-κB…

水素はどの量で効く?

世界中で「水素の効果」に関する論文は発表されはじめ、その対象疾患も確実に増加しています。
効果が発表されればされるほど、関連商品が出回ってきますが、問題となってくるのは『どのくらいの量で効くの?』という疑問でしょう。そのひとつの指標となったのが、この論文ではないでしょうか。1-methyl-4-phenyl-1,2,3,6-tetrahydropyridinede (MTPT) という物質で強制的にパーキンソン病を発症させたマウスに水素水を与え、その効果を検討するという実験。

その結果、水素水投与により、MTPT処置によって起こるドーパミン神経の減少は有意に減少しました。
ここで面白いのが、その抑制効果は飽和水素水(濃度1.5ppm)と同程度に『0.08ppmの低濃度水素水でも認められた』という部分。

MTPT処理によりニグロイド体ドーパミン回路で上昇したDNA傷害のマーカーである8-OHdG、及び脂質過酸化 マーカーである4HNEも有意においても減少していました。

水素の作用は低濃度でも有効であるという結論には少々早いようではありますが、水素の効果は『濃度(量)・タイミング・期間』などが関連して作用を発揮する可能性も示唆されています。

当院においても、初期の頃は『徐々に水素濃度を上昇させれば効果も上昇するのでは?』と考えていましたが、一概にそうとは言えない結果が見受けられました。
・一回量
・投与回数
・投与期間
・持続投与とパルス投与
・投与方法(内服、注射、外用、吸入など)
・投与のタイミング
などによって、その効果も大きく変わってくる事も解ってきました。
このことは「水素摂取に指導」によって、効果が変化する可能性を示しています。

今後、投与方法についても多くの論文が提出されてくるものと考えています。

医療法人社団医献会 辻クリニック
理事長 辻直樹
東京都千代田区麹町6-6-1長尾ビル8F(四ッ谷)
03-3221-2551
info@tsuji-c.jp

Hydrogen in drinking water reduces dopaminergic neu… [PLoS One. 2009] – PubMed – NCBI

順天堂病院でパーキンソン病に対する水素の治験が始まります

脳神経変性疾患(パーキンソン病、アルツハイマー病など)は、治療することも進行を遅らせることも困難な疾患群です。
世界では「神経変性疾患に対する水素の作用」は注目されており
*パーキンソン病に対する水素の作用
*アルツハイマー病に対する水素の作用
の論文を数多くご紹介してきました。ここにきて、日本の大学病院、特にパーキンソン病治療においては有名な順天堂大学での『水素の治験』が始まることは、大変喜ばしいことです。
パーキンソン病の原因はまだハッキリわかりませんが、最近の研究結果からは
*ドーパミン分泌細胞のミトコンドリアに障害
*ミトコンドリア障害の原因は活性酸素による酸化劣化
ということがわかってきました。

以前より、強力な抗酸化物質である『グルタチオン』を点滴で大量投与すると、パーキンソン病の症状が改善するという論文が発表されており、世界ではそれなりの効果を上げていました。
この作用機序も『抗酸化』ということです。

当院においても「高濃度グルタチオン点滴」をパーキンソン病やアルツハイマー病の治療/予防に使用してきましたが、昨年より『高飽和度水素水+グルタチオン点滴』に切り替えて治療しており、徐々に効果を示す症例が増加してきました。

今回は「飲用」ではありますが、日本の大学病院が水素に注目し、その可能性を認め、臨床試験に入ることは、今後の治療や
*治療間隔
*水素の濃度(水素としての投与量)
*効果発現までの期間
といったプロトコールの作成スピードが格段に上がるものだと考えています。

当然のことながら『正しい水素』であることが条件であり
*水素水(飲用、注射、点滴)
*水素サプリメント(水素吸蔵体)
*水素吸入
といった「投与方法」によってもその効果は大きく変わってくると考えています。

当院においても引き続きパーキンソン病/アルツハイマー病を含め、多くの疾患の治療や予防に積極的に進めて行きたいと考えています。

水素治療に関するお問い合わせ
医療法人社団医献会 辻クリニック
理事長 辻直樹
東京都千代田区麹町6-6-1(四ッ谷)
03-3221-2551
info@tsuji-c.jp

順天堂大学医学部附属 順天堂越谷病院 / パーキンソン病の治験のおしらせ

パーキンソン病の治療における抗酸化アプローチ

パーキンソン病は、進行性の神経変性疾患のひとつであり、ドーパミンを分泌する神経細胞が何らかの原因によって変性し、ドーパミンを分泌できなくなる病態です。
原因不明の疾患であると同時に、痴呆とともに、大なり小なり加齢変化として必ずと言ってよい程発症する疾患でもあるため、アンチエイジング医療として重要な疾患でもあります。その原因はいまだハッキリせず、治療は
*ドーパミン分泌刺激
*ドーパミンの投与
*ドーパミンの分解抑制
*ドーパミン様物質の投与
*拮抗物質のアセチルコリン(ムスカリン)抑制
といった、いわゆる『対症療法』に限られています。

その中で、最近の多くの論文に「ドーパミン分泌神経細胞内のミトコンドリアの酸化劣化変性」が話題となっている。
ミトコンドリアは、全身の細胞に存在する細胞内小器官であり、その機能は「細胞のエネルギー(ATP)産生」が主です。

パーキンソン病は、どういう訳かドーパミン分泌神経細胞内に限って内部のミトコンドリアが酸化劣化変性し、エネルギー不足に陥ってドーパミンを分泌出来なくなる。

そのため、多くの研究機関が『どうやってドーパミン分泌神経細胞内のミトコンドリア内の活性酸素を除去するか?』という研究を進めているわけです。

発生する活性酸素を除去する物質、いわゆる抗酸化物質は多数存在するが、問題は
1:その抗酸化物質が目的の部位に到達するか?
2:抗酸化力は十分か?
3:活性酸素を除去すれば、ミトコンドリアは再生/神経細胞は再生するか?
でしょう。

神経細胞には細胞膜が存在し、ミトコンドリアにも膜が存在します。
経口摂取/注射投与さらた抗酸化物質は、【血管→細胞間質(水)→細胞膜(脂)→細胞内(水)→ミトコンドリア膜(脂)→ミトコンドリア内(水)】のように突破しなくてはなりません。
ようするに抗酸化物質には
*水にも脂にも作用する
*水溶性/脂溶性に関係なく移行する
*十分な抗酸化力がある
といった特徴が必要とされます。

そして「なぜドーパミン分泌細胞のミトコンドリアに限定して、活性酸素が除去できなくなるのか?」についても
*除去する特別な物質があるのか?
*元々強力な抗酸化力を必要とする部位なのか?
*ドーパミン自体の抗酸化力
*ドーパミン神経細胞内の鉄の問題
など、解明すべき部分も沢山あります。

日本国内に留まらず、世界中で「パーキンソン病に対する抗酸化物質治療」の研究が行われ、そのひとつとして『水素』も注目される物質のひとつ。

水素は
*悪玉抗酸化物質を強力に還元する
*水溶性/脂溶性に関係なく移行し、還元できる
*作用後、酸化物質として残存しない
といった特徴があることが注目される大きな要因です。

その治療効果が「進行抑制」に留まるのか?それもと「神経再生」にまで作用するのか?
そして、その効果のための『量』『質』『投与間隔』『期間』など、今後も多くの研究と経験を必要とするでしょう。

とはいえ、副作用がなく、人間の消化管で絶えず発生する自然な物質である水素。
治療的投与は積極的に試す価値は高いと考えています。

水素治療に関するお問い合わせ

医療法人社団医献会 辻クリニック
理事長 辻クリニック
東京都千代田区麹町6-6-1長尾ビル8F(四ッ谷)
03-3221-2551
info@tsuji-c.jp

Mitochondria-targeted antioxidants for … [Biochim Biophys Acta. 2013] – PubMed – NCBI
www.ncbi.nlm.nih.gov
PubMed comprises more than 23 million citations for biomedical literature from MEDLINE, life science journals, and online books. Citations may include links to…

人工甘味料アスパルテームの神経毒作用

アスパルテームの毒性については、各機関から多くの論文が出ており、その障害は「神経毒」という部分に多くの焦点が当っている。
特に「薬剤性パーキンソニズム(薬剤性パーキンソン病)」の発症については、多くの議論がなされている。各種論文を総論的にまとめて見ると以下のようになる。

・アスパルテームの化学的成分は、いずれも分子レベルでパーキンソン病特有の中枢神経の損傷を生み出す危険性があると推測されており、いわばこの病気の生化学的な土台を準備している可能性がある。

・アルコール中毒による神経変成疾患を研究している専門家たちは、アル中患者にパーキンソン病が発症する原因が、アルコール飲料に含まれているメチルアルコールのせいであると認識している。
アルコール飲料は穀類から精製するグレインアルコールで、これは大部分エチルアルコールであるが、アルコール飲料には、ごく微量ながらメチルアルコールも含まれており、このメチルアルコールが、神経組織の退行的変性(neurodegeneration)を引き起こす要因になっているとしている。

・アスパルテームから発生するメチルアルコールは、アスパルテーム特有の分子構造に助けられて、メチルアルコールが単体で存在している場合よりも500~5000倍も毒性作用が高まると考えられている。

・パーキンソン病特有の損傷部位は脳の基底部であるが、まさにこの部位は、ジカルボン・アミノ酸という神経興奮性毒素によって損傷を受ける場所であることが知られている。

・パーキンソン病による神経組織の退行的変性が生じている場所では、脳の基底核に損傷ができており、その原因がアスパラギン酸である。

・メチルアルコールによるパーキンソン病発症のメカニズムと同様、アスパルテームの分子は、アスパラギン酸が単独で存在している場合よりもその神経毒性を5000倍以上に高めてしまう可能性がある。

・ドーパミンを産生する脳内の神経組織が失われると、脳の情報伝達回路を正常に働かせるのに必要な“神経伝達物質”が充分な量のドーパミンを作り出せなくなるが、アスパルテームはフェニルアラニンの代謝作用に破壊的な影響を及ぼして、ドーパミンの産生を著しく低下させ、結果的にパーキンソン病を悪化させる。

・代謝によって分解できずに体内に蓄積したフェニルアラニンは、脳の神経細胞の酵素が働く部位で他のアミノ酸と競合し、そうしたアミノ酸の正常な代謝を阻害してしまう。こうした酵素作用部位のなかには、デカルボキシラーゼ酵素の作用部位も含まれ、その結果、アミノ酸の一種であるチロシンが本来行なわれるべき脱カルノキシル化作用を受けられなくなり、そのせいで脳内のドーパミンの産生が出だしから阻害される。こういう事情で、脳内のドーパミン・レベルは著しく急降下する。

これらの意見には賛否両論あるが、今回この論文を含め、アスパルテームとパーキンソン病に関する論文をまとめたのは、これと思われる症例を目にする機会があったからです。
同じように、少量ではなく『大量のアスパルテーム摂取』が存在し、超早期にパーキンソニズムを発症している。

どちらにしても、これらの論文が多数存在する以上、治療にあたり『アルコールとアスパルテームの禁止』は指示することにしています。

医療法人社団医献会 辻クリニック(四ッ谷)
東京都千代田区麹町6-6-1長尾ビル8F
03-3221-2551
info@tsuji-c.jp

水素のもうひとつの抗酸化力

細胞劣化を促進する
*酸化
*糖化
*炎症
*毒
*栄養アンバランス
のうち、『酸化劣化』はある意味で「防ぎようのない劣化」と言えます。
人は食物から「水素:プロトン」を抜き出し、呼吸から「酸素」を取込み、それによってエネルギーを作り出して生きています。

その際、どうしても活性酸素のひとつである『スーパーオキシド』が微量出来てしまいます。
そのため、生命体は2段階の抗酸化力を身につけ、活性酸素を「水:H2O」まで変換し、酸化劣化に抵抗しています。

しかし、
*加齢による各抗酸化酵素産生能の低下
*外来性抗酸化物質摂取量の低下
*過度のストレスによる活性酸素発生量の増加
によって「処理仕切れないスーパーオキシド/過酸化水素」が増加し、そこから『悪玉活性酸素』が作られてしまいます。

一般的に「悪玉」と考えられているのが、図で紫色に表示してある
*ヒドロキシラジカル
*ペルオキシナノライト
*一重項酸素
です。
この中でも『ヒドロキシラジカル』は強力で、多くの抗酸化物質では除去しきれません。

この『強力なヒドロキシラジカル』によって細胞が、臓器が劣化し
*血管:動脈硬化
*脳:痴呆、パーキンソン病
*皮膚:しみ、しわ、たるみなど
*軟骨:関節炎、変形
*骨:骨粗鬆症
*膵臓:糖尿病
*肝臓:肝機能障害
*他細胞:発ガン
といった「老化/慢性疾患」が発症します。(その他『糖化』『炎症』『毒』でも発症します)

酸化劣化は『酸化ストレス』と『抗酸化力』のアンバランスによって起こります。
「酸化ストレスに対して抗酸化力が低い」ことが酸化劣化を促進する因子です。

水素は以下の点で優れています。
*ヒドロキシラジカルをすぐさま還元する
*利用された『酸化した抗酸化物質』を再還元する

特に
*ペルオキシナノライトを除去するカロテノイド、ビタミンEなどを再還元する
*酸化脂質を還元する『脂溶性抗酸化物質』を再還元する
という機能は、酸化ストレスの重要な場である『細胞膜の劣化』をコントロールするうえでとても重要です。

ビタミンEやカロテノイドなどの「脂溶性抗酸化物質」は体内蓄積性であり、その過剰量が問題視されることがあります。

脂溶性抗酸化物質は、過剰に摂取すると、その分だけ「酸化してしまった抗酸化物質(言い換えれば酸化物質)」が体内に残存することとなり、「酸化した脂溶性抗酸化物質を還元する物質:ビタミンCなど」の不足が問題を大きくすると考えられています。

「ビタミンEの過剰は寿命を短くする」という説は、「酸化したビタミンE」または「ビタミンEを還元するビタミンCの相対的不足」と考えるほうが良いのかもしれません。

水素は脂溶性物質の抗酸化という面でもとても効果が高く、細胞膜内に存在する抗酸化物質(アスタキサンチンなど)もすぐさま還元してしまいます。

また、水素分子は「分子量2」というとても小さな物質であるため、細胞内のあらゆる場所に侵入します。
特に酸化ストレスの場である「ミトコンドリア内」や、人体の設計図である「核:DNA」に侵入できる抗酸化物質は「水素だけ」と行って良いでしょう。

*ヒドロキシラジカルの還元
*脂溶性抗酸化物質の再還元
*細胞内小器官への侵入による還元作用

この作用は、長期的に見れば「最も優秀かつ効果的なアンチエイジング物質」と言ってよいと思います。

即効性はありませんが、長期的な効果は間違いのない水素を、是非生活の中に取り入れてみてはいかがでしょうか。

水素治療に関するお問い合わせ/診療予約

医療法人社団医献会 辻クリニック(四ッ谷)
東京都千代田区麹町6-6-1長尾ビル8F
03-3221-2551
info@tsuji-c.jp

写真: 【水素のもうひとつの抗酸化力】
細胞劣化を促進する
*酸化
*糖化
*炎症
*毒
*栄養アンバランス
のうち、『酸化劣化』はある意味で「防ぎようのない劣化」と言えます。
人は食物から「水素:プロトン」を抜き出し、呼吸から「酸素」を取込み、それによってエネルギーを作り出して生きています。

その際、どうしても活性酸素のひとつである『スーパーオキシド』が微量出来てしまいます。
そのため、生命体は2段階の抗酸化力を身につけ、活性酸素を「水:H2O」まで変換し、酸化劣化に抵抗しています。

しかし、
*加齢による各抗酸化酵素産生能の低下
*外来性抗酸化物質摂取量の低下
*過度のストレスによる活性酸素発生量の増加
によって「処理仕切れないスーパーオキシド/過酸化水素」が増加し、そこから『悪玉活性酸素』が作られてしまいます。

一般的に「悪玉」と考えられているのが、図で紫色に表示してある
*ヒドロキシラジカル
*ペルオキシナノライト
*一重項酸素
です。
この中でも『ヒドロキシラジカル』は強力で、多くの抗酸化物質では除去しきれません。

この『強力なヒドロキシラジカル』によって細胞が、臓器が劣化し
*血管:動脈硬化
*脳:痴呆、パーキンソン病
*皮膚:しみ、しわ、たるみなど
*軟骨:関節炎、変形
*骨:骨粗鬆症
*膵臓:糖尿病
*肝臓:肝機能障害
*他細胞:発ガン
といった「老化/慢性疾患」が発症します。(その他『糖化』『炎症』『毒』でも発症します)

酸化劣化は『酸化ストレス』と『抗酸化力』のアンバランスによって起こります。
「酸化ストレスに対して抗酸化力が低い」ことが酸化劣化を促進する因子です。

水素は以下の点で優れています。
*ヒドロキシラジカルをすぐさま還元する
*利用された『酸化した抗酸化物質』を再還元する

特に
*ペルオキシナノライトを除去するカロテノイド、ビタミンEなどを再還元する
*酸化脂質を還元する『脂溶性抗酸化物質』を再還元する
という機能は、酸化ストレスの重要な場である『細胞膜の劣化』をコントロールするうえでとても重要です。

ビタミンEやカロテノイドなどの「脂溶性抗酸化物質」は体内蓄積性であり、その過剰量が問題視されることがあります。

脂溶性抗酸化物質は、過剰に摂取すると、その分だけ「酸化してしまった抗酸化物質(言い換えれば酸化物質)」が体内に残存することとなり、「酸化した脂溶性抗酸化物質を還元する物質:ビタミンCなど」の不足が問題を大きくすると考えられています。

「ビタミンEの過剰は寿命を短くする」という説は、「酸化したビタミンE」または「ビタミンEを還元するビタミンCの相対的不足」と考えるほうが良いのかもしれません。

水素は脂溶性物質の抗酸化という面でもとても効果が高く、細胞膜内に存在する抗酸化物質(アスタキサンチンなど)もすぐさま還元してしまいます。

また、水素分子は「分子量2」というとても小さな物質であるため、細胞内のあらゆる場所に侵入します。
特に酸化ストレスの場である「ミトコンドリア内」や、人体の設計図である「核:DNA」に侵入できる抗酸化物質は「水素だけ」と行って良いでしょう。

*ヒドロキシラジカルの還元
*脂溶性抗酸化物質の再還元
*細胞内小器官への侵入による還元作用

この作用は、長期的に見れば「最も優秀かつ効果的なアンチエイジング物質」と言ってよいと思います。

即効性はありませんが、長期的な効果は間違いのない水素を、是非生活の中に取り入れてみてはいかがでしょうか。

水素治療に関するお問い合わせ/診療予約

医療法人社団医献会 辻クリニック(四ッ谷)
東京都千代田区麹町6-6-1長尾ビル8F
03-3221-2551
info@tsuji-c.jp

アルツハイマー病研究:活性酸素発生源としてのアミロイド

*アルツハイマー病/パーキンソン病
*活性酸素/酸化ストレス
*小胞体ストレス
といったキーワードは、最近のアルツハイマー病の原因追及において重要な位置を占めていると思われる。

我々を含め「水素の研究:水素の抗酸化力の研究」は、実のところ日本が先端をいっていると考えても良いのではないかと思う。

この論文は東京大学から発表されているものであるが、東大以外にも多くの日本の大学が「神経変性疾患(アルツハイマー/パーキンソン病/舞踏病など)と活性酸素の関係」「治療/予防としての抗酸化療法戦略」を模索しています。

先の論文考察にもあるように、神経変性疾患の脳神経にアミロイドタンパク(βアミロイド)が蓄積していることはわかっていますが、「アミロイドタンパクが蓄積すると、なぜ神経機能が阻害されるのか?」は未だ研究段階にある。

そのひとつが「アミロイド⇔鉄⇔活性酸素」という関係図であろう。

ここで発生する活性酸素が、様々な生理機能を発揮(阻害)し、徐々にその機能を奪ってゆく。

治療においても予防においても、「抗酸化治療戦略」が大きなテーマであることは間違いないのではないかと考えています。

加齢性疾患というものは「治る(治す)」というよりも「治し続ける」しかないことは明確である。(人は必ず歳を取る)

そして、予防治療/加齢性疾患には「副作用のない、長期に継続可能な物質」が必要不可欠な条件ではないかと考えます。

そういう意味でも「水素」は最も理想的な物質であることは間違いないでしょう。

医療法人社団医献会 辻クリニック(四谷/麹町)
03-3221-2551
info@tsuji-c.jp

Amyloid beta induces neuronal cell death t… [Cell Death Differ. 2005] – PubMed – NCBI
www.ncbi.nlm.nih.gov
PubMed comprises more than 22 million citations for biomedical literature from MEDLINE, life science journals, and online books. Citations may include links to…

飽和水素水注射による鎮痛治療(ペイン)について

飽和水素水注射による鎮痛治療についていくつかご質問があったので、ご回答です。
*どのくらいの効果がありますか?
*他の疼痛治療(ステロイド、消炎鎮痛剤、麻酔薬など)とくらべ て治療(鎮痛)効果はどの程度ですか?

これらのご質問については以下のように考えています。
医学的に鎮痛効果度合いを計測することはできませんが、同等程度の鎮痛効果はあると考えています。(あくまでも患者さん本人の主観であるため)

この治療法のもっとも優れた点は『副作用がない』『薬剤(合成化学物質を使わない』だと考えています。

現在ペインクリニックや整形外科で鎮痛治療に利用される薬剤は
*消炎鎮痛剤(注射、内服、外用)
*ステロイド(注射、内服、外用)
*麻酔薬(注射、外用)
が中心です。

麻酔はあくまでも『その場の痛みを感じなくする』ことを目的としているため、治療としての方向性は違います。
消炎鎮痛剤やステロイドは、水素と同じように『原因→化学反応→炎症反応』の「生体内化学反応」に作用する薬剤です。

消炎鎮痛剤・ステロイド・水素を比較した場合、消炎鎮痛作用が同等と考えるならば
*副作用がない
*投与量に制限がない
*投与回数に制限がない
*投与部位に制限がない
という部分に関しては水素に利があります。

現在、世界中で多くの研究機関が研究を重ねていますが、水素の作用機序は
*抗酸化作用
*抗炎症作用
*抗アレルギー作用
*細胞(ミトコンドリア)修復作用
*DNA修復作用
ではないかと考えられています。

この作用を利用して
*アレルギー疾患:喘息、アトピーなど
*膠原病:慢性関節リウマチなど
*動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞
*神経変性疾患:パーキンソン病、アルツハイマー病など
*ガン
などに対する治療も試みられています。

このような臨床試験が急速に進むのも『副作用がない』という利点があるからです。

鎮痛作用も他の薬剤(麻酔を除く)に比べて遜色はありませんし、長期的な作用は優れていると思われます。(リウマチなどに対し半年以上の治療を行うと、関節機能の回復をみとめています)

よって、ご質問のように「他の鎮痛治療:他の鎮痛作用薬との比較」については
*短期的には遜色なし
*長期的には優れている
という考えです。

医療法人社団医献会 辻クリニック (四谷/麹町)
理事長 辻直樹