透析液を水素水化すると血中アルブミンの酸化が抑制

日本における透析患者数は増加の一途をたどり、とうとう30万人を越えてしまい、さらに年間5000人のペースで増え続けています。
その原因として「糖尿病」が圧倒的に多く、その他膠原病、糸球体腎炎など様々です。(原因不明もあります)人工透析は、機能を失った腎臓のかわりに、人工的な濾過膜を濾過液を使って血中の老廃物を除去することを目的としています。
しかし、その機能は残念ながら「本物の腎臓」にかなうものではなく、透析患者の酸化ストレス増大は、重大な心血管障害をもたらしたり、早死にを引き起こしたりします。

この論文では透析に使用する透析液を「50ppb」の水素水に替え、それによる血中酸化ストレス度として『血漿中グルタチオン値、ヒドロペルオキシド値、アルブミン酸化還元状態』を計測したところ、酸化アルブミンが優位に低下したとしています。

これは血中の活性酸素が減少し、酸化劣化が抑制されたことを意味します。

当院でも点滴液に水素を添加し、それを投与すると、酸化ストレスの指標である『8-OHdG』が優位に低下することを認めています。

今後、その他の酸化ストレス指標や動脈硬化指数など、抗酸化によってもたらされるであろう検査結果を継続調査してゆく必要も多いにあるでしょう。

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Effect of a hydrogen (H2 )-enriched solution on… [Hemodial Int. 2013] – PubMed – NCBI
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