水素水によって皮膚コラーゲンの再構築が促進

この論文は「褥瘡(とこずれ)」と「UV損傷」を対象として行われた研究ですが、その効果が大変興味深い。
寝たきりの入院患者22人に対し、0.8-1.3ppm濃度の水素水を経チューブで2ヶ月間投与してその効果を検討しています。
その結果、対象(水素を含まない水)に比較し、
1:損傷皮膚面積の縮小
2:入院期間の短縮等
が認められたとしています。
さらに、ヒトの皮膚繊維芽細胞及びケラチン生成細胞の培養細胞にUV照射を行い傷害させ、それに対する予防効果を通常水と比較検討しています。
その結果水素水によって
1:繊維芽細胞の1型コラーゲンの再構築
2:ケラチン細胞のミトコンドリアの還元力の促進
3:酸化産物(ROS)蓄積の抑制
が確認されたとしています。

とこずれは皮膚損傷(圧迫による損傷)に対し回復力が追いつかず壊死/潰瘍となります。
積極的な治療には「皮膚回復力の促進」ですが、水素水の内服によって、患部のコラーゲン構築が回復したのは大変興味深い結果と言えます。

真皮の再構築は、加齢によって発生する「しわ/たるみ」の改善にとっても重要です。
水素水や水素サプリメントの内服においても、2~3ヶ月程度で自覚できるレベルの回復を認める場合が多いようです。
(当然、外用を加えれば、その効果はさらに高い)

皮膚は自覚的にも客観的にも「老化を判断しやすい場所」と言えます。その回復のためには外からのアプローチだけでなく、中からのアプローチ(細胞レベルでの回復)が重要であることは間違いありません。

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