当たり前のようで理解されていないのは『水素水=水+水素ガス』

私の論文掲載は歯科の先生方にも多く読まれているようなので、今回は水素の歯周病に対する効果についての論文を。

歯周病に関してはは専門でないため、詳細は論文に譲るが、内容は以下のようなもの。

歯周病を誘発させたラットに対し、純水と飽和水素による効果を試した。
純水では経時的に
*ROSの上昇
*白血球の浸潤
*歯槽骨の減少
*破骨細胞の分化
を認めた。

飽和水素水では
*ROSの抑制
*歯周炎組織中の8-OHdGの減少
*歯周炎組織中のニトロチロシン産生の抑制
*白血球浸潤の抑制
*破骨細胞分化の抑制
を認めたとしている。

これらのことは
*歯周炎(その他炎症もであるが)の根本に活性酸素が関与
*活性酸素の抑制によって歯周炎を抑制可能
ということを示している。

現在、日本医大太田教授と協議し『水素治療研究会』のようなものを立ち上げる計画であるが、ここには興味を持つ歯科医の先生方にも声をかけてみる予定である。

太田教授は常々『水素を治療に利用するための正確な知識を普及したい』と話している。

最も基本的なことは『水素はガス(気体)である』ということであろう。
当たり前のようで理解されていないのは『水素水=水+水素ガス』ということ。

水にほんの少し水素が入ったものも、水素が飽和状態まで入ったものも『ひとまとめに水素水』とされている現状はいかがなものかと思う。

副作用もなく、大きな治療効果を見込める水素(水素治療)がいい加減な業者によって「まがい物のひとつ」とされるのは忍びない。

この正確な普及/啓蒙に貢献できればと考えている。

医療法人社団 医献会 辻クリニック (四谷 麹町)
理事長 辻直樹

Hydrogen-rich water attenuates experiment… [J Clin Periodontol. 2011] – PubMed – NCBI
www.ncbi.nlm.nih.gov
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