男性更年期障害と男性ホルモン低下症:症状と治療

男性更年期の治療は、まだまだ認知度が低く、『EDの治療?』と思われがちです。
実際、当院に来院される患者さんの多くは
*倦怠感
*疲労感
*不眠
*寝汗/ほてり(ホットフラッシュ)
*うつ/不安感
*筋力の低下
*内臓脂肪の増加
が主な症状です。(当然EDも多いです)

そして、多くの患者さんが、他科(内科、整形外科、精神科、心療内科など)を受診し、「なんともない」「うつ病です」なとど診断されて治療されている場合が多いように思います。

男性の場合、これらの原因が『テストステロン』というホルモンの低下によるものが少なくありません。

テストステロンは、男性では主に『精巣』で作られ、血液中のタンパクと結合して全身を流れます。
実際に利用される場合は、タンパクと離れ、「遊離型テストステロン」となって細胞内(核)に取込まれ、作用します。

テストステロンの低下原因は「加齢」が主ではありますが、
*過度な精神ストレス
*大きな失敗、敗北、妥協
*転勤、転職、会社売却、上場などの職場環境変化
*結婚、離婚、死別などの生活環境変化
*病後(大きな病気の後、インフルエンザ感染後など)
*交通事故(またはスポーツなどによる頭部外傷)
などによって、脳からの『テストステロンを出せ!』という命令ホルモン(FSH/LH)の分泌が低下し、その結果精巣がテストステロンを作らなくなる「中枢性男性ホルモン低下」の場合も少なくありません。
「男性には成功体験が必要」と言われる所以はここにあるのかもしれません。

よって、治療には『中枢性か?末梢性(精巣性)か?』を調べる必要があり、その結果によって治療内容が全く違います。

『男性更年期障害:加齢性テストステロン低下』
『テストステロン低下症:他の原因によるテストステロン低下』
と理解していただければよいでしょう。

テストステロン低下には、テストステロンを上げることが最も効果的です。
多くの場合(特に精神関連)、治療して数日で大きな効果を感じます。

上記のような症状をお持ちの方は、一度「テストステロンレベル」を計ってみてはいかがでしょうか?

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