水素が食塩感受性高血圧に伴う心臓/腎臓障害を改善

高血圧は、40歳以上の日本人の60%が罹患していると言われる疾患で、それに伴う脳出血、くも膜下出血、腎障害などが問題となります。本態性高血圧のうちの半分と言われている『食塩感受性高血圧』は、日本人における減塩ブームの火付け役となりました。
そして、その研究のため『Dahl食塩感受性ラット』というものが生み出され、発症原因や治療法の研究が行われています。

この論文は、Dahl食塩感受性ラットが、食塩投与による時系列とともに増加する心筋障害と腎糸球体障害に対し、水素の保護作用を調べたところ、水素投与が心筋リモデリングプロセスと腎糸球体障害を改善したとしている。

この改善降下は水素の抗酸化作用と抗炎症作用で、酸化ストレスマーカーの数値と一致していました。

論文では「水素を摂取していれば、どれだけ食塩を摂取しても大丈夫」というものではなく、食塩感受性高血圧の人が、減塩努力による効果が得られると考えて良いでしょう。

どのような治療であっても『効果は「治療」+「生活改善」のペアである』という部分を忘れてはならないと思います。

医療法人社団医献会 辻クリニック
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